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Your search : [ author:整理 丁歌 え·李玉紅] Total 120 Search Results,Processed in 0.154 second(s)
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81. 水母娘娘(ソェイムーニャンニャン)(山西·晋祠)
晋祠は山西省の省都·太原市から西南へ二五キロ、懸甕山の山麓にある。 読んで字のごとく中国でも古い廟の一つで、あたりには三〇〇余カ所の名勝古跡がそのまま残っている。 中でも有名なのは宋代の彫塑作品が残っている聖母殿だが、この伝説に出てくる水母娘娘(スユイムーニヤンニヤン)はそのかたわらの水母楼にまつられている。山西省の省都、太原市の郊外にある晋祠(チンツー)村。ここは山紫水明のすばらしい景勝の地です
Author: 整理·張可経 え·楊永青 Year 1980 Issue 9 PDF HTML
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82. 梳洗楼の仙桃(青島·嶗山)
梳洗楼は、山東省青島市の嶗山風致区に属している。 嶗山は、市の東北部にあって、南は黄海、東は嶗山湾にのぞむ。 上、下清宮、白雲洞、雲霞洞、獅子峰などがある。
Author: 整理·劉思志 え·楊永青 Year 1980 Issue 10 PDF HTML
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83. 「天下第一関」の大扁額(山海関)
山海関は万里の長城の東端にある城楼で、河北省にあり、明のはじめごろから関所として、兵士が駐屯した。北は角山を背に、南は渤海に臨む。 むかしから要害の地として知られ、東北と華北を結ぶ要衝として「天下第一関」ともよばれた。万里の長城の東の起点山海関、その東門の矢倉の城楼に「天下第一関」と書いた巨大な扁額が掲げられている。五つの文字は、枯れて力づよく、荘重だがよどみなく、瀟洒だが軽佻なところはない。「一
Author: 口述 関崇動 整理·周春霆 Year 1980 Issue 11 PDF HTML
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85. 禹とその妻
涂山女の内助遠く四千年の昔、中国に起きた大洪水は、国じゅうを濁流の底にして水かさは増すばかりでした。禹の父の鯀は、人びとの災難を知って、天帝の所にある「息壌」という不思議な土を取ってきて、下界の治水にとりかかりました。息壌でつくった堤防は水かさが増すにつれて、高く伸び、ついにヒマラヤ山の中腹に達したとき、荒れ狂う大水はやっと治まりました。大きな鯨や水獣などが山の中腹に追い上げられて、進退きわまって
Author: 整理 劉長賀 え 楊永青 Year 1981 Issue 3 PDF HTML
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86. 仙女綉花石(安徽省·黄山)
黄山にのぼって眺めると、はてしなく広がる雲海の中に、うつむいて刺しゅうでもしている少女のような形の石が浮かんでいるのが目にとまります。これが有名な「刺しゅう仙女」の石です。よく見ると石の仙女の手が動いているようで、ひとひらまたひとひら薄絹のような雲が指先に漂っては流れてゆきます。また、ずっとむこうには、これと向かい合って、臥牛峰が雲海の中に浮かんでいます。むかし、黄山のふもとに老人と孫娘が住んでい
Author: 整理·陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 6 PDF HTML
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87. 太公望の釣魚台
陝西省宝鶏市の郊外に渭河の支流で磻渓という川がある。岸辺に巨大な石が一つあり、石の上にちょうど二つの膝小僧を押しあてたような穴が二ついまも残っている。伝説によると、ここは西周(前11世紀~前771)の開国の功臣姜子牙が魚を釣ったところとされ、俗に「姜太公の釣魚台」と呼ばれている。そのあたりの山水の眺めはすばらしくて、ほかにも周の文王廟、姜太公廟、周の武王の「望相台」などの古跡があり、遠く唐代(61
Author: 整理·陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 7 PDF HTML
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88. 莫愁女
南京は古くは金陵、建業、建康とよばれ、またの名を石城、石頭城ともよぶ。莫愁湖はこの南京の名勝の一つで、「金陵四十八勝の首(はじめ)」とか「南京第一の名湖」といった評判をとっている。その名のとおり、この湖は莫愁という娘の名にちなんでつけられたものである。湖畔に、左手にスカートをつまみ、右手に桑の葉をもつ仕女の石像が立っているが、これが莫愁女である。この話は南北朝(四二〇~五八九)の時代に生まれた。梅
Author: 整理·陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 8 PDF HTML
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89. 悲願の橋(泉州·洛陽江)
福建省の泉州市と恵安県との境を流れる洛陽江の河口に、古くて雄大な石橋―洛陽橋がかかっている。史書によれば、この橋は北宋の皇祐5年(1053)から嘉祐4年(1059)にかけて、6年と8カ月をついやして出来たものだ。建設当初の長さは1200メートル、幅は5メートルで、橋ぐいは46本。両側には獅子の彫刻を施した石柱がならび、欄干がわたっているが、その間に七つの亭と九つの塔がある。さらに武将の石像が橋の両
Author: 整理·洋波 え·楊永青 Year 1981 Issue 9 PDF HTML
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90. 雲郎と彩姑(雲南省·胡蝶泉)
雲南省大理の蒼山のふもとに胡蝶泉というのがある。水は清く、風景は幽美で、夏になると、無数の蝶が集まり、ひらひら飛びまわったり、一列になったり、輪になったりして、美しい色どりをそえるので有名だ。ここには蝶と泉の古い伝説があります。泉は、ときどきプクプクと泡を吹き上げ、それは真珠をつないだように見えます。周囲には木々がしげり、年じゅう鮮やかな花が咲いて、しみとおるような香りをただよわせます。色とりどり
Author: 整理 陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 10 PDF HTML