Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:整理 丁歌 え·李玉紅] Total 120 Search Results,Processed in 0.092 second(s)
-
91. 青春を中国の大地で 活躍する日本青年海外協力隊
日本青年海外協力隊(JOCV)をご存知だろうか。発展途上国を舞台に、経済·文化·衛生·教育の分野で、現地の人びとと共に汗を流している日本の若者たちだ。 中国へは一九八六年から、すでに三十余名が、十三の省と自治区に根をおろし、あるいは都市で、あるいは農村で、きたえた技術と知恵を、「四つの現代化」のために捧げてきた。 昨年末、任期を終えて帰国する仲間の送別のため、北京に集結した隊員たちを訪ね、協力の現
Author: 司会·整理 金丹実(本誌) Year 1989 Issue 5 PDF HTML
-
92. 懸念広がる日本の「右傾化」対中意識に与える影響は
Author: 東京支局=整理·写真 Year 2017 Issue 4 PDF HTML
-
93. 薬草山
あるところに高い山がありました。山の上にはどんな藥草でも生えているので、藥草山とよばれていました。藥草山はだれもてつぺんまで登つたものがいないので、どれほど高い山か見当がつきませんでした。むかし、この藥草山のふもとの村に、びんぼう人の夫婦がすんでいました。ある年赤ん坊が生まれたので、夫婦は大そうよろこびましたが、びんぼう人の家に生まれた子供のゆく末をかんがえると、暗い氣持にもなります。けれど母親が
Author: 整理·董均倫 江源 え·張楽平 Year 1958 Issue 3 PDF HTML
-
94. 田ニシむすめ
あるところに高い山がそびえていました。山には瀧がかかり、その水はながれながれて、下の方の淵にそそいでいました。あたりに松や檜のうつそうとしげつたその淵は年ぢゆう靑靑とした水をたたえ、淵の深さはだれにも見当がつきません。淵のほとりにほそい道がいつぽんついていましたが、木こりいがいには、めつたに通る人とてありません。ある日、一人の牛飼の少年が、逃げた牛をさがしに山へやつてきました。少年はさんざん探しあ
Author: 整理·孫佳訊(スンチヤアシユン) Year 1958 Issue 7 PDF HTML
-
95. 黄金の夢
むかしは、いつかく(一攫)千金を夢みた人が沢山いました。金鉱をたずね山奥深くわけいつて命を失つた人もあれば、大吉嶺をこえて恒河のほとりに砂金とりにでかけ、そこで死んだ人もいました。また槍や刀、毒をぬつた矢をたずさえて馬にまたがり、旅の商人をおそいに出てかえつて自分の命をおとした人もいました。けれど、これはその人たちにかぎつたことではありません。誰もが同じような黃金の夢にとりつかれて、東奔西走するさ
Author: 整理 田海燕(テンハイイエン) Year 1958 Issue 10 PDF HTML
-
96. 石姑嶺ものがたり
とんと昔、虎頭山(フートウシヤン)のふもとには、松がこんもり茂つておつた。その松林のなかに、大勇(ターユン)という若者が住んでおつた。大勇は、畑をつくつたり、山で猟をしたりして、くらしておつた。ゲンコツをかためて石をコナゴナにうちくだくほどの力持ちだつたから、そのあたりに誰知らぬものはなかつた。大勇には、仲のよい友達があうた。阿松(アスン)という村でも評判の娘で、機(はた)おりや針仕事にかけては、
Author: 整理·王燮(ワンシエ) え·虹霖(ホンリン) Year 1958 Issue 12 PDF HTML
-
97. 牛郎と織女
むかしむかしあるところに一人の男の子がおりました。両親(ふたおや)はとうに亡くなつて、兄夫婦といつしよにくらしていました。兄夫婦はこの弟につらくあたりました。食べものといえば兄夫婦が食べのこしたものしかあたえず、着物はボロボロの着物をきせ、夜は牛小屋の干草のなかに寢かせました。この男の子には名前はありませんでしたが、村の人たちはこの男の子がいつも牛の番をしているところから牛郞(ニユウラン)とよんで
Author: 整理 俞文 かげえ 虹霖 李玉紅 Year 1959 Issue 10 PDF HTML
-
98. わたしの一家
「わたしの一家」の人たち 欧陽梅生(オウヤンメイシヨン)=中国共産党員陶承(タオチヨン)=欧陽梅生の妻、本文作者 欧陽立安(リーアン)=長男 欧陽応堅(インチエン)=次男 欧陽稚鶴(チーホー)=三男 欧陽本紋(ペンウエン)=長女 欧陽本双(ペンスワン)=次女
Author: 陶承述 整理 工人出版社 え 侯逸民 Year 1960 Issue 1 PDF HTML
-
99. わたしの一家
その日は、どうしても気がおちつかなくて、御飯を炊けば焦がしてしまうし、お菜をつくれば塩を入れるのを忘れてしまう始末でした。頭がすつかりこんぐらかつているのです。わアーわアーというあの人たちの声が耳について離れず、旗の波が目先にちらついて仕方がありません。暗くなつても、梅生(メイシヨン)や立安(リーアン)は帰つて来ません。御飯は冷えてしまいました。門口まで出てみても、影も姿もみえません。子どもを寝か
Author: 陶承述 整理工人出版社 え侯逸民 Year 1960 Issue 2 PDF HTML
-
100. わたしの一家
不安な一夜でした。梅生(メイシヨン)が出かけて行つたあと、省党委員会本部のそばの富雅里(フーヤーリー)十番地から、突然火事がおこり、はげしい火勢でたちまちあたりに燃えひろがりました。兵工廠の労働者たちが消火にかけつけましたが、傷痍軍人の一隊に追い散らされ、傷痍軍人たちは火事騷ぎに乘じて兵工廠の糺察隊の銃を奪い出してゆきました。全市内が上を下へのさわぎになりました。わたしは子どもたちを抱きかかえたま
Author: 整理工人出版社 え侯逸民 Year 1960 Issue 3 PDF HTML