福建省の泉州市と恵安県との境を流れる洛陽江の河口に、古くて雄大な石橋―洛陽橋がかかっている。史書によれば、この橋は北宋の皇祐5年(1053)から嘉祐4年(1059)にかけて、6年と8カ月をついやして出来たものだ。建設当初の長さは1200メートル、幅は5メートルで、橋ぐいは46本。両側には獅子の彫刻を施した石柱がならび、欄干がわたっているが、その間に七つの亭と九つの塔がある。さらに武将の石像が橋の両...
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福建省の泉州市と恵安県との境を流れる洛陽江の河口に、古くて雄大な石橋―洛陽橋がかかっている。史書によれば、この橋は北宋の皇祐5年(1053)から嘉祐4年(1059)にかけて、6年と8カ月をついやして出来たものだ。建設当初の長さは1200メートル、幅は5メートルで、橋ぐいは46本。両側には獅子の彫刻を施した石柱がならび、欄干がわたっているが、その間に七つの亭と九つの塔がある。さらに武将の石像が橋の両...