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Your search : [ author:写真·郭 実 文·王浩] Total 299 Search Results,Processed in 0.108 second(s)
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181. 清朝建国に大功残す?
北京の大衆的なレストランでは、何年かおきに新しい料理が流行する。例えば四川料理の酸菜魚(スアンツアイユイ)だ。酸菜は、発酵させて酸っぱくした白菜の漬物のこと。そのスープに新鮮な魚を入れたのが酸菜魚で、数年前に初めて北京に紹介されて以来、あちこちに「酸菜魚村」なるものが出現し、人気料理の一つになった。しばらくして登場したのが紅燜羊肉(ホンメンヤンロウ)だ。羊肉を煮込んだスープの中に赤トウガラシ、ハル
Author: 写真·文 郭実 Year 1998 Issue 10 PDF HTML
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182. 宮廷料理の栄華を再現一日二卓限定の厲家菜
北京の北海公園の北西に位置する後海の付近は、多くの胡同が入り組み、道光帝の第六子、恭親王奕訴や京劇の名人·梅蘭芳などの旧邸もあれば、先祖代々ここに住んでいるという庶民の家もある。その一角、羊房胡同十一号の小さな四合院が、夜になると必ず数人の客を迎える。客間にかかっている「厲家菜」という額は、「最後の皇帝」愛新覚羅·溥儀の弟、溥傑氏の親筆だ。主の名は厲善麟さん、今年七十八歳になる。善麟さんの祖父は清
Author: 写真·文 郭実 Year 1998 Issue 11 PDF HTML
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183. 昔日‘領袖’餐今日‘百家’飯
波乱と栄光の生涯を送った英雄毛沢東は、飲食の好みについても伝説的なエピソードをたくさん残している。いわく、湖南省生まれでトウガラシに目がなかった彼は、革命を達成できる人間かどうかはトウガラシが好きかきらいかで決まる、とさえ断言したという。またいわく、彼は紅焼肉(ホンシャオロウ)(ブタ肉のしょうゆ煮)が大好きだったが、医者が健康のため少し控えるよう進言したので、側近と大げんかになったことがある、とも
Author: 写真·文 郭実 Year 1998 Issue 12 PDF HTML
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184. 郷愁も売る向陽屯
アドレス:北京市海淀区万泉河路51号予約電話:62562967営業時間:10:00~14:3016:00~22:00(年中無休)中国の北方では農村のことを「屯」というが、店名を向陽屯とつけたレストランが、その名の通り東北ムードを売り物にして人気を呼んでいる。まず入り口のアーチに赤ちょうちんを高くかかげ、壁には農村の年画を張り、農具がさりげなくあちこちに置いてある。個室の内装はいろいろな時代の様式に
Author: 写真·文 郭実 Year 1999 Issue 1 PDF HTML
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185. 「餡」で勝負の餃子大王
アドレス:北京市海淀区海淀路129号営業時間:10:00~22:00(年中無休)餃子は春節に欠かせない食品だが、かといって春節にしか食べないというものでは決してなく、ファーストフードとしても好適であると、このところ専門の店があちこちに生まれている。競争が激しくなれば、工夫を凝らすようになるのも当然の成り行きで、中に詰める具(中国語では餡(ンエン)と言う)にさまざまのものを考案し始めた。ここに紹介し
Author: 写真·文 郭実 Year 1999 Issue 2 PDF HTML
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186. 金三元酒家の「特許料理」
アドレス:北京市東3環北路2号営業時間:9:00~23:00(年中無休)予約電話:64636039一九九四年に開業した金三元酒家は、中国で初めて料理で特許を受けた「扒猪臉(ハキューリエン)(ブタの頭をとろ火で煮込んだもの)」で全国的に有名だ。これにトウモロコシ、マツの実、ダイズ、山菜などを組み合わせたセットが、新しい東北料理として人気を呼んでいる。考案者は沈氏父子。この料理だけでなく、世界のファー
Author: 写真·文 郭実 Year 1999 Issue 3 PDF HTML
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187. 焼·臘·鹵で売る歯留香
アドレス:北京市西城区西四(本店)、官園(支店)営業時間:8:00~21:00(年中無休)予約電話:66175209、68318587中国料理は、「焼」(シヤオ)「臘」(ツー)「鹵」(ルー)の三つの調理法でたくさんの美食を作り、また急場に即席で出すファーストフードも作ってきた。焼とは、木炭を燃料として直火で焼くことで、焼きブタがその好例。臘はベーコンのことで、砂糖や塩を調味料として肉を塩漬けにし、
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 4 PDF HTML
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188. おふくろの味を「袁姑媽小店」で
たいへんな料理上手だった台湾出身の袁夫人は、人の勧めで、まずニューヨークで小さなレストランを始めた。「袁姑媽小店」(袁おばさんの店)と名付けられた店はすぐに人気沸騰、続いて台北、そして北京にも店開きすることに。夫人は台湾の生まれ育ちだが、料理の技には中国各地の名菜が取り込まれている。夫人の創作した「一品扣肉」「豆酥雪魚」などの傑作には、家庭料理らしい質実さと宴席にふさわしい華やかさが兼ね備えられ、
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 5 PDF HTML
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189. 映画スターとお食事!?「夜上海餐庁」
アドレス:北京市西城区三里河東口営業時間:11:00~14:00 17:00~21:00(年中無休)予約電話:68526294店の主人莫約さんは、六十過ぎの生粋の上海人。子供の頃から、黄金時代の上海映画に浸りきって成長した。私達が今、コン·リーやジャッキー·チェンに憧れるように、莫さんの大スターは胡蝶や金焰だった。当時の熱い思いは今店に花開く。往時のスターの名前をつけた個室には沢山のスチール写真が
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 6 PDF HTML
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190. 「粗糧館」ヘルシー雑穀が主役
アドレス:北京市海淀区塔院営業時間:10:30~22:00(年中無休)「健康のために雑穀を」とこのごろ栄養学者が盛んに提唱していることもあって、高カロリーのご馳走に飽きた都会人の間では雑穀がブームだ。中国語では雑穀は「粗糧」。ここ「粗糧館」は、灰色レンガの壁、石の床に厚い木のテーブル、と自然派の気分が売りもの。赤い灯籠、草や竹を編んだ小物と、飾り付けにも凝っている。昔風のスタイルで登場する服務員が
Author: 写真·文 郭実 Year 1999 Issue 7 PDF HTML