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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.135 second(s)
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2671. 開元寺―歳月きざんだ桑の寺
開元寺は歴史と文化の町として名高い福建省·泉州市の西街にある。山門を兼ねた天王殿をくぐって境内に入ると、目の前に広々とした前庭が広がり、その両側にガジュマルの木がうっ蒼と茂っている。木陰の下に並ぶ石幢(仏の名や経文を刻んだ石柱)、舎利塔と焚帛炉(祭祀の時、供え物の絹織物を焼く炉)が、この寺の長い歴史を語りかけてくる。七万八千平方メートルという広大な境内の中心線に沿って、南から順に天王殿、前庭、大雄
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 5 PDF HTML
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2672. 時超えて舞う飛天の美
一般に言う飛天とは、八部衆(仏法を守護する八種の下級神)の乾闥婆(けんだつば)(香音神)と緊那羅(きんなら)(音楽天)を指している。それぞれ音楽と歌舞を司る神で、仏教経典では、仏が説法する際に天から舞い下りてきて音楽を奏し、舞いながら花をまき散らして仏を讃えると記されている。敦煌壁画の説法図や経変図には、数多くの飛天が描かれている。楽器を奏でるもの、仏の功徳を讃嘆するもの、花をまき散らすものなど、
Author: 文·趙声良 写真·孫志軍 Year 2001 Issue 5 PDF HTML
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2673. 開催への熱い夢
来る七月十三日、二〇〇八年オリンピックの開催地がいよいよ決定する。北京、パリ、大阪、トロント、イスタンブールのうち、どの都市が最終的に勝利を得るだろうか。 どこに決まるにしても、もちろんオリンピックの聖火の輝きに変わりはない。けれど、中国人の北京開催への切望は、すでに頂点といえるほどに高まっている。
Author: 文·曹復 写真·魯忠民 Year 2001 Issue 6 PDF HTML
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2674. 南普陀寺―仏の道極める学僧たち
福建省南部、台湾海峡に面する歴史と港の街廈門(アモイ)。その東南部に連なる五老峰に背後を守られ、前方に穏やかな海をのぞむ南普陀寺は、風光明媚な廈門でも指折りの名勝として知られている。石畳を踏みながらゆっくりと五老峰の山頂を目指せば、道の両脇はうっそうと茂る木々、聳え立つ奇岩、そして所々に口を開ける深い洞窟…。岩の隙間からは清らかな泉がこんこんと湧き出ている。山頂に立って眼下を見おろすと、南普陀寺の
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 6 PDF HTML
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2675. 壁面が伝える民の暮らし
楡林窟が造られたのは、沙州(現在の敦煌)の都から遠く離れた峡谷の中だ。地理的に西域の世界と接する楡林窟は、漢民族以外の民族文化の影響を多分に受けており、壁画にも当時の民の興味深い暮らしぶりが映し出されている。民の暮らし楡林窟第三窟に残る五十一面千手観音の変相図は、西夏(一〇三八~一二二七年)の社会生活の縮図というにふさわしい壁画だ。そこでは上から順に、次のような場面が描かれている。一、米搗き。ここ
Author: 文·譚蝉雪 写真·孫志軍 Year 2001 Issue 6 PDF HTML
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2676. 涌泉寺―仏教経典の宝庫
涌泉寺。この寺は、福建省の省都、福州市の東南八キロにある鼓山の中腹に建っている。山頂には平たい巨岩があり、雨風の激しいときにはドンドンと太鼓のような音を立てるので「鼓山」という名がついた。福建省でも指折りの名勝である。うっそうとした木々、そびえ立つ奇岩、幽寂とした洞窟、翼を広げた鳥のような山亭。麓から八キロの山道は、景色を楽しみながら身体を鍛えるのにもってこいだ。縁起や伝説の宝庫涌泉寺の住職、印空
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 7 PDF HTML
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2677. 五台山―さまざまな文殊まつる寺院群
五台山は華北の山西省五台県にある。周囲を五つの山に囲まれ、頂上が平たいところからその名がついた。文殊菩薩をまつる寺院として建てられ、仏教が盛んだった唐代には、ここに三百六十余の寺院があり、万を数える僧侶がいた。しかし廃仏毀釈や戦火に遭ってひどく破壊されてしまった。一九五六年に行われた調査では、五台山全山に百二十四の寺院があることがわかった。現在、修復されて対外開放された寺院は四十七寺。僧侶は千五百
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 8 PDF HTML
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2678. その苦難と栄光の歩み
二〇〇〇年十二月、第一回中国民営企業交易会が雲南省昆明市で開催された。
Author: 文·李耀武 写真·郭実ほか Year 2001 Issue 9 PDF HTML
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2679. ジョカン寺―漢とチベットの文化融合
中国西南の辺境の地、チベット自治区は、海抜が平均四千メートル以上あり、「世界の屋根」と呼ばれている。ここに暮らすチベット族はみなチベット仏教をあつく信仰している。千七百以上ある寺院のなかで、自治区の区都ラサ市の中心にあるジョカン寺(大昭寺)がもっとも有名であるヤギがつくった寺ジョカン寺は七世紀中葉に建てられた。当時の吐蕃王国の王、ソンツェン·ガンポは、チベットを統一した後、六三三年にラサに都を移し
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 9 PDF HTML
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2680. 天台山と中日茶文化の交流
浙江省の天台山は古くからの茶の産地で、二千年前の秦·漢の時代には、すでに野生の茶の木があった。当時の山の民たちは、茶を利用して病気を予防したり治したりしていた。天台山の茶の栽培史は、三国時代、呉の赤烏年間(二三八~二五一年)にさかのぼる。古書によると、呉の方士で「太極仙公」と尊称された葛玄は、天台の華頂山を訪れて丹薬を練り、その合間には茶の木を植えて楽しんでいたという。華頂山には今も「葛玄茶畑」が
Author: 文·許振宇 写真·高弘奇 Year 2001 Issue 9 PDF HTML