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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.062 second(s)
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2661. 中国モダンアートの旗手·徐氷
徐氷は一九八八年、作品『析世鑒』(せきせいかん)(一般的には「天書」と呼ばれる)を発表。人々に大きなショックを与え、停滞していた中国モダンアート界を復活させた。そしてその代表的人物になった。これを「徐氷現象」と呼んでも過言ではないと思う。彼の芸術家としての魅力はどこにあるのか。徐氷は今、何を思考しているのか……。インタビューは、文字をめぐる話題を中心に展開した。文字は、彼の創作の核心であり、源であ
Author: 文·周衛軍 写真提供·徐氷 Year 2001 Issue 2 PDF HTML
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2662. 普寧寺―甦った世界最大の木彫仏
一九九八年の夏、『承徳普寧寺とビュルツブルグ宮殿』という切手が中国とドイツの郵政担当省庁から共同発行された。普寧寺とビュルツブルグ宮殿は、いずれも世界文化遺産に指定されている。「切手はその国の名刺である」と言う人がいるが、わずか数センチ四方の中に二つの世界的な歴史建造物を描き込んだこの切手は、確かに、中国の文化の厚みを表現する一枚と言えるものだった。発行日の八月二十三日に普寧寺で開かれた記念式典に
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 2 PDF HTML
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2663. 時代の空の下で
北京展覧館にほど近い古いアパート。南向きのベランダを改造した鳩舎に夕日が差し込んでいる。李全宝さん(50)がソファーから腰を上げて鳩舎に入っていくと、近くのビルの屋上にとまっていた鳩たちが「バッバッバッ」と大きな羽音を響かせて集まってきた。鳩舎の中に羽毛が舞い上がり、かすかに糞の匂いが漂ってくる。「夏の雨の日は匂いがもっときつくなるよ。だから毎日二回ずつ、こいつで掃除するんだ」と、李さんは鉄製のヘ
Author: 写真·孫立成 文·林望 Year 2001 Issue 2 PDF HTML
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2664. 四川省米易県立体農業の未来
中国は世界の耕地面積の七%で、世界人口の二二%を養い、同時に環境を守らなければならないという課題を抱えている。記者は最近、中国西南部の四川省米易県を訪れ、市場経済下の農村の現状を取材した。急速に変わりつつある農家の生活には、中国の直面する問題解決へのヒントが示唆されているようだった。百平米の農家謝小凡·四川省攀枝花市政府新聞弁公室副主任に伴われ、私は米易県普威鎮独樹村に向かった。普威鎮につくと、今
Author: 文·丘桓興 写真·劉世昭 Year 2001 Issue 3 PDF HTML
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2665. 須弥福寿之廟―パンチェンラマ六世の行宮
承徳外八廟の一つ、須弥福寿之廟。その名はチベット·シガツェにあるタシルンポ寺に由来している。「タシ」とはチベット語で吉祥福寿を、「ルンポ」は宇宙の中央にそびえる須弥山を意味している。つまり、須弥福寿之廟とは、タシルンポ寺の名をそのまま漢訳したものにほかならない。須弥福寿之廟は、避暑山荘の北、獅子溝という土地の山肌に建つ。敷地の広さは三万七千九百平方メートルあり、山門から奥に向かって三つの部分に分か
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 3 PDF HTML
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2666. 大江健三郎の見た北京
昨年秋、ノーベル賞作家、大江健三郎氏は、中国社会科学院外国文学研究所の招きに応じ北京を訪れた。大江氏はこれまでに二度、中国を訪問したことがある。今度の訪中前、彼は取材に応じて「若い世代の率直な意見を聞きたい。未来に向かうあなた方にとって、日本人は信頼に値するのかどうか……」と語っていた。この問いにどんな答が出たのか、私達は共に生きることができるのか、大江氏の北京での四日間を追ってみたい。(編集部)
Author: 文·許金竜 写真·李聯朝 Year 2001 Issue 4 PDF HTML
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2667. 内蒙古自治区バヤンオボ自然保護区
バヤンオボ自然保護区は、内蒙古自治区赤峰市のヘシグテン旗」(中国の県に相当)に位置する。赤峰の旗の中で最大面積を誇るヘシグテン旗には、大興安嶺のすそ野や標高二〇〇〇メートル余りの山々、氷河期の石林の遺跡、ゴンガル草原、ダリノル湖などがある。豊かな地形に彩られた風光明媚な場所である。北京から夜行列車に乗って翌朝、赤峰に到着した。そこから赤峰林業局のジープに乗り換え、バヤンオボを目指す。三時間ほど走る
Author: 写真·崔玉堂 文·劉東平 Year 2001 Issue 4 PDF HTML
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2668. 南山寺―伝説に彩られた福建の古刹
街路樹の葉もすっかり落ち、冷たい風が吹きつける北京を後にして、南へ進むこと二千八百キロあまり。私を乗せた列車が福建省漳州市にたどり着くと、木々は青々と茂り、バナナ園が遥か向こうまで続いていた。果樹園にはみかんがたわわに実り、スイセン栽培で知られる百花村では色とりどりの花が目を楽しませてくれた。さすが「花と果実の郷」と言われるだけのことはある、と感嘆せずにはいられなかった。一族を救った娘の知恵南山寺
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2001 Issue 4 PDF HTML
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2669. 第三窟 際立つ自然描写の妙
楡林窟第三窟はその他の窟と比べて規模が大きく、その中央に珍しい形の壇が設けられている。これは「壇城」と呼ばれるもので、この窟が密教と深いつながりを持っていることを示している。天井部の中央に見えるのは五方仏曼荼羅で、その周りを巻草紋や動物の文様、そして精緻な仏の絵が取り囲んでいる。窟の正面にあたる東側の壁には、中央に八塔変、その北側に十一面千手千眼観音変、南側に五十一面千手千眼観音変が描かれている。
Author: 文·趙声良 写真·孫志軍 Year 2001 Issue 4 PDF HTML
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2670. 路東之さんと古陶文明博物館
北京市宣武区の大観園公園北門にある古陶文明博物館は、陶器を専門に展示する北京初の博物館、そして北京で最も早い時期に設立された私立博物館の一つとして知られている。同館のコレクションは、新石器時代の彩陶、周·秦·漢·唐代の陶器、戦国·秦·漢代の画像磚(画像や文字を刻んだレンガ)と瓦当(絵模様や文字のある軒丸瓦の先端部)、秦·漢代の「封泥(フォンニー)」(古代、竹簡や木札を縄で結んで配達するとき、縛り縄
Author: 文·李雪梅 写真·魯忠民 Year 2001 Issue 5 PDF HTML