承徳外八廟の一つ、須弥福寿之廟。その名はチベット·シガツェにあるタシルンポ寺に由来している。「タシ」とはチベット語で吉祥福寿を、「ルンポ」は宇宙の中央にそびえる須弥山を意味している。つまり、須弥福寿之廟とは、タシルンポ寺の名をそのまま漢訳したものにほかならない。須弥福寿之廟は、避暑山荘の北、獅子溝という土地の山肌に建つ。敷地の広さは三万七千九百平方メートルあり、山門から奥に向かって三つの部分に分か...
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承徳外八廟の一つ、須弥福寿之廟。その名はチベット·シガツェにあるタシルンポ寺に由来している。「タシ」とはチベット語で吉祥福寿を、「ルンポ」は宇宙の中央にそびえる須弥山を意味している。つまり、須弥福寿之廟とは、タシルンポ寺の名をそのまま漢訳したものにほかならない。須弥福寿之廟は、避暑山荘の北、獅子溝という土地の山肌に建つ。敷地の広さは三万七千九百平方メートルあり、山門から奥に向かって三つの部分に分か...