開元寺は歴史と文化の町として名高い福建省·泉州市の西街にある。山門を兼ねた天王殿をくぐって境内に入ると、目の前に広々とした前庭が広がり、その両側にガジュマルの木がうっ蒼と茂っている。木陰の下に並ぶ石幢(仏の名や経文を刻んだ石柱)、舎利塔と焚帛炉(祭祀の時、供え物の絹織物を焼く炉)が、この寺の長い歴史を語りかけてくる。七万八千平方メートルという広大な境内の中心線に沿って、南から順に天王殿、前庭、大雄...
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開元寺は歴史と文化の町として名高い福建省·泉州市の西街にある。山門を兼ねた天王殿をくぐって境内に入ると、目の前に広々とした前庭が広がり、その両側にガジュマルの木がうっ蒼と茂っている。木陰の下に並ぶ石幢(仏の名や経文を刻んだ石柱)、舎利塔と焚帛炉(祭祀の時、供え物の絹織物を焼く炉)が、この寺の長い歴史を語りかけてくる。七万八千平方メートルという広大な境内の中心線に沿って、南から順に天王殿、前庭、大雄...