Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:写真·郭 実 文·王浩] Total 299 Search Results,Processed in 0.081 second(s)
-
251. 焼麦(シャオマイ)
ふつう、蒸しまんじゅうである包子(バオズ)には、「発麺(ファーミィエン)」を用いる。発麺とは、小麦粉をこね、発酵させた生地のことで、その食べ物は、ふっくらとしてやわらかい。包子には、もう一種ある。発麺をつかわず、「燙(タン)麺(ミィエン)」を用いるものだ。燙麺とは、小麦粉を熱湯でとき、こねた生地のことである。発麺の食べ物のようにやわらかくはないけれど、しっかりとした歯ごたえがある。中国の人々は、こ
Author: 郭実=写真·文 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
-
252. 餛飩(フントゥン)
餛飩(フントゥン)(ワンタン)は、餃子(ジャオズ)(ギョーザ)のように、中国ではとても普遍的な麺食(ミィエンシー)(小麦などの粉で作った食べ物)だ。しかし、大晦日(おおみそか)に必ず食べる餃子と異なり、それは気軽に食べられる。ふつうは、朝食として作るが、焼餅(シャオビン)(小麦粉などをこねて焼いたもの)やマントウを添えれば、正式な食事にもなる。餛飩と餃子がハッキリと異なる点は、餛飩はスープに入れた
Author: 郭実=写真·文 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
-
253. 多層餡餅
多層餡餅(ドゥオツォンシィエンビン)烙餅(ラオビン)(小麦粉をこねて焼いた食べ物)は、中国の北方の人たちの日常食だ。その種類はとても多く、たとえば、千層餅(チェンツォンビン)、葱油餅(ツォンユウビン)、餡餅(シィエンビン)(具入りの烙餅)などがある。だれもが自分の好みに合わせて、独特なレシピを編み出すことができる。本社事務室の王桂芹さんは、「烙餅作りの名手」と言われている。自宅にある高圧鍋の底を使
Author: 郭実=写真·文 Year 2003 Issue 11 PDF HTML
-
254. 撥麺魚児(ボーミィエンユィアル)
山西人は、好んで麺を食べる。その作り方もさまざまで、濃厚な地方色が表れている。本社翻訳部の副主任·郝慧琴さんは山西っ子で、北京での暮らしや仕事も長くなったが、小さいころ、母親によく作ってもらった「撥麺魚児(ボーミィエンユィアル)」が忘れられないという。撥麺魚児は、山西人が家庭でよく作る麺食(ミィエンシー)(小麦などの粉で作った食べ物の総称)の一つで、作り方はいたって簡単だが、山西人の自由で素朴な習
Author: 郭実=写真·文 Year 2003 Issue 12 PDF HTML
-
255. 湖と庭園の名城 揚州
「故人 西のかた黄鶴楼(こうかくろう)を辞(じ)し、煙(えん)花(か)三月 揚州(ようしゅう)に下(くだ)る」(李白の「黄鶴楼に、孟(もう)浩(こう)然(ねん)の広陵に之(ゆ)くを送る」より)。千年このかた、李白のこの名句に惹かれて無数の文人墨客が、江南の地の名城であるこの揚州に魅せられて、ここに永く滞在した。揚州は中国の江蘇省にあり、南は揚子江に臨み、北は「蜀岡」という山を背にしている。北京と杭
Author: 郭実=写真·文 Year 2004 Issue 2 PDF HTML
-
256. 春巻(チュンジュエン)
春巻(チュンジュエン)は、文字通り、春にいただく食べ物だ。春になると春巻を食べる中国人の習慣は、多くの史籍に記されている。しかし今では、年中いつでも春巻を食べることができる。というのも温室栽培があるし、電気冷蔵庫もある。いつでも新鮮な材料が手に入るからだ。春巻はもはや携帯用の軽食やファストフードになっている。しかし、やはり多くの中国人は、春になると、とりわけ立春を迎えると「春巻を食べよう」と思うの
Author: 郭実=写真·文 Year 2003 Issue 3 PDF HTML
-
257. 同仁病院にアイバンク 院長自ら角膜供与者第一号に
写真上は、「医は仁術」を身をもって垂範された張暁楼教授。北京同仁病院の院長をながく務めた張先生は、昨年九月十四日、七十六歳で亡くなりました。眼科医だった張先生は、五〇年代中期、自らの目を試験管がわりにしてトラコーマの病原体の分離培養に成功、湯飛凡教授との共同研究でしたが、この実験の成功によって、トラコーマの予防は長足の進歩を遂げたのです。一九八一年、お二人の研究に対して、国際トラコーマ予防組織は最
Author: 写真 薛鉄軍 郭実 Year 1991 Issue 3 PDF HTML
-
258. 30歳を迎えた北京の地下鉄
1969年10月北京に地下鉄が開通して、ことしは満30年を迎える。現在、西単から西へ苹果園まで伸びる「1線」と、旧城壁跡を通る環状線の「2線」があり、総延長42キロ、1日延べ120万人の乗客を運び、渋滞の激しい路面交通の緩和に貢献してきた。ここ数年、北京市政府は地下鉄の輸送力増強に力を入れてきたが、いよいよこの10月1日に「復八線」が開通する。西単の一つ西の、「2線」と交わる復興門から、西単、天安
Author: 写真·劉世昭 郭実 Year 1999 Issue 4 PDF HTML
-
259. 古代文明つたえる三つの博物館
河南省は、黄河中·下流域の「中原」に位置する、中華文明発祥の地のひとつだ。地理的な条件に恵まれているので、夏、商、東周、後漢、西晋、北魏、唐、北宋など多くの王朝が、ここに都をおいた。戦乱は絶えなかったが、各時代の文人や職人たちにより、すぐれた文化も数多くつくられた。それは豊かな文化遺産となり、今に残されている。
Author: 写真·閻新法 牛愛紅 郭実 文·郭実 Year 2001 Issue 8 PDF HTML
-
260. 青春を中国の大地で 活躍する日本青年海外協力隊
日本青年海外協力隊(JOCV)をご存知だろうか。発展途上国を舞台に、経済·文化·衛生·教育の分野で、現地の人びとと共に汗を流している日本の若者たちだ。 中国へは一九八六年から、すでに三十余名が、十三の省と自治区に根をおろし、あるいは都市で、あるいは農村で、きたえた技術と知恵を、「四つの現代化」のために捧げてきた。 昨年末、任期を終えて帰国する仲間の送別のため、北京に集結した隊員たちを訪ね、協力の現
Author: 司会·整理 金丹実(本誌) Year 1989 Issue 5 PDF HTML