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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.093 second(s)
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2491. 清·珊瑚朝珠
清の王朝は1649年の建国後も、満州族の伝統的服飾を守り、明の宮廷の服飾とは大きく変わった。清の皇帝、皇后と、王公大臣、文官五品、武官四品以上の官位の者は、朝廷での服装には朝珠と呼ばれる首飾りを胸まで下げねばならなかった。国子監のような一部の位の者は、重要な儀式に限ってつけることを許されるだけで、まして一般の民衆は決してつけてはならなかった。清代の礼式の規定では、どのような種類の朝珠をつけるかは、
Author: 文·毛憲民写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 6 PDF HTML
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2492. 「辣椒蒜茸清蒸蝦」
北京ではこのところ海鮮料理がはやっている。「何々漁村」といった名前の海鮮料理を食べさせる料亭やレストランが次々と店開きする。最近海淀区復興路(ハイティエンチュフーシンルー)にオープンした「大地美食娯楽城(ターティーメイシーユーローチャン)」―通称美食城も、「漁村」の名はついていないが、その一つである。美食城の料理長李富海(リフーハイ)さんは香港銅鑼((トンルオ))湾の漁船の上で育った。銅鑼湾は漁船
Author: 文·写真 狄華 沈永淳 Year 1996 Issue 6 PDF HTML
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2493. 北京近郊のレジャーランド―懐柔県
懐柔県は北京市の東北部、北京市街地から五〇キロの地に位置し、総面積二五五七平方キロで、人口三〇万人、優美で清潔な自然に恵まれた地域にある。同県の歴史は古い。春秋戦国の時代は燕に属し、隋や唐の初期にはすでに懐柔の地名があって、明の洪武十三年、正式に県となった。懐柔の自然と人文関連には五八カ所の旅遊資源があり、自然風光を中心とした山野の深い息づかいを感じとれる。現在正式にオープンしている旅遊拠点は一〇
Author: 文·劉東平 絵·魯忠民 Year 1996 Issue 6 PDF HTML
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2494. 巣湖の旅
わたしは旅が好きである。とりわけ中国の旅が好きだ。中国の旅は、中国の長い歴史の「点」と「線」を結びつけてくれるからだ。わたしの住む北京をとっても、西郊外では五十万年前の人類シナントロプス·ペキネンシス(北京原人)から二十万年前の人類新洞人、二万年前の人類山頂洞人の骨や歯、石器が発掘されている。一万年前から四、五千年前の新石器時代の遺跡となると、北京の各地で見つかっている。また、紀元前一〇二七年に誕
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1996 Issue 7 PDF HTML
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2495. 清·掐糸琺瑯梅瓶
掐糸(金属糸の象眼細工)琺瑯工芸は元の十三世紀末にアラブを経て中国に伝わり、中国固有の金属工芸と結びついて発展した。明の景泰年間(1450~56年)には、地に多く藍色を用い、巧みな配色や美しい色つやを持ち、後に「景泰藍」と珍重される作品を生んだ。景泰藍は純度の高い銅(わずかな例とたて金)で素地を作り、細い銅線を模様の輪郭線に象眼し、各色の琺瑯の釉薬を施して焼き上げ、最後にさらに磨き、メッキを施して
Author: 文·張栄 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 7 PDF HTML
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2496. コマーシャルの花 劉婕
劉婕(リュウ·チエ)貴州省出身、1973年生まれ。93年貴州師範大外語系卒業、プロ歌手に。代表的な曲に、松下のコマーシャル·ソングの「愛は美しく」、テレビ劇『費家の娘たち』の主題歌、彼女自身の作詞の「胸のときめきを聞いて」「愛することと愛さないこと」「喜びはあなた、喜びは私」など。一九九四年七月、中国西南部の貴陽市の女子大生の劉婕が、酒井法子に代わって松下電器の新しいイメージ·ガールになった。彼女
Author: 写真·劉婕 提供 文·陳垠 Year 1996 Issue 7 PDF HTML
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2497. 蘇東坡も舌鼓を打った「酔蟹」
浙江省の紹興は歴史の古い文化都市である。一流の文人が集まり、物産が豊かで、食文化が発達している。近ごろは北京にも紹興地方の料理を出すレストランがある。西四大街(シースーターチエ)の「女児紅酒楼(ニューアルホンチュウロウ)」―地方色豊かな、田園の情趣あふれる店である。黄揚生(ホワンヤンション)料理長は特二級の調理師、紹興料理をよくする。まだ三十歳の若さだが、紹興料理にかけては造けいが深い。「紹興料理
Author: 文·写真 狄華 沈永淳 Year 1996 Issue 7 PDF HTML
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2498. (九)南人と北人
去年のことだ。友人から『南人と北人』(大世界出版有限公司)という本をいただいた。「各地の中国人の性格と文化」というサブタイトルのついたこの本は、魯迅、郁達夫といった中国の文人が中国各地の人の性格や文化について綴(つづ)ったエッセイを集めたものである。前々から読みたいと思っていたが本屋さんでは品切れということが多く、手に入らずにいたので、遠慮なく頂戴(ちょうだい)してそのページを開いてみた。まず、こ
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1996 Issue 8 PDF HTML
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2499. 遼·鎏金水月観音像
観音菩薩は、中国では民間の信仰が最も厚い仏である。観音は梵語の音訳で観世音、観自在などともいわれ、中国古代の翻訳家が創造した言葉だが、唐の太宗李世民の名を忌んで観音とした。苦難に会った衆生がこの仏の名を称えればそれを聞き、あるいはその苦難を観れば救いを差し伸べる大慈大悲の菩薩である。観音菩薩は本来、男の仏である。中国には千七百余年前の三国時代に伝わったが、仏教徒の心に親しみやすく、信仰を集めた。た
Author: 文·胡国強 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 8 PDF HTML
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2500. 武夷山·九曲渓の遊覧いかだ
閩江(ミンチヤン)の上流域に位置する福建省武夷山(ウーイーシャン)市を流れる九曲渓(チュウチュシー)は、武夷山脈の主峰黄崗山(ホワンカンシャン)に源を発する。山麓(さんろく)の原生林の泉水が集まって星村(シンツン)鎮を貫く美しい渓流となる。流れが九回曲がりくねっているところから九曲渓と名付けられた。九曲渓は全長九·五キロ、両岸には変わった姿の峰々が迫まり、水は山のすそを縫って流れる。昔の人は「澄ん
Author: 文·丁海祥 写真·郭実 Year 1996 Issue 8 PDF HTML