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Your search : [ author:棚橋篁峰] Total 101 Search Results,Processed in 0.183 second(s)
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91. 茶をより引き立てる景徳鎮の器
景徳鎮といえば、世界的な陶磁器の名産地で、中国茶文化とは無縁のものだと思っている人が多いかもしれません。しかし、昔も今も著名な名茶の産地でもあるのです。唐代の白居易(白楽天)は名作『琵琶行』のなかで「前月浮梁に茶を買いに去る」と詠っていますが、「浮梁」とは現在の景徳鎮のことです。当時、浮梁などの江西省の茶生産は、全国の四分の一を占めていたと言われています。現在も名茶の誉れ高い「浮瑶仙芝」や「得雨活
Author: 棚橋篁峰 Year 2007 Issue 5 PDF HTML
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92. 新茶造りを体験
三月二十三日、景徳鎮で第八回の中国茶文化国際検定を行ったあと、私たちは、実習を兼ねて景徳鎮の東九十キロほどの婺源(ウーユエン)県に向かいました。一九九九年以来三度目の訪問です。日本ではあまり馴染みのない婺源県は、中国茶文化の歴史において重要な意味を持つ地域です。陸羽の『茶経』にも、唐代の他の名産地とともに記載されています。現代生産されている婺源茶の名品は、婺源茗眉、霊岩剣峰茶、婺源墨菊、大鄣山茶、
Author: 棚橋篁峰 Year 2007 Issue 7 PDF HTML
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93. 大紅袍の謎を探る①
武夷岩茶は、中国茶の世界で知らぬ人はいないくらい有名な武夷山の名茶です。武夷山は、世界自然遺産としても知られ、美しい山々が連なる観光地でもあります。今回は少々有名になりすぎた武夷岩茶のひとつ「大紅袍」について、天心永楽禅寺の住職·釈沢道禅師を訪ね、お話を伺いました。武夷岩茶は、基本的には「武夷肉桂」や「武夷水仙」などさまざまな名前の岩茶の総称です。しかし「大紅袍」がその伝説によって非常に有名になっ
Author: 棚橋篁峰 Year 2007 Issue 10 PDF HTML
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94. 大紅袍の謎を探る②
武夷山市に到着して、茶店を訪ねてみると、今年大きく変わったことは、どの店でも大半が「大紅袍」を売っているということです。ちょっと、一軒のぞいてみました。席について試飲会の始まりです。さまざまな値段の「大紅袍」を飲んでみると、なぜか味も香りも微妙に違います。「これが『大紅袍』ですか?」「そうですよ。みな『大紅袍』です」「いや、奇丹の茶樹を『大紅袍』というのだから、ちょっと違うでしょう」「奇丹(大紅袍
Author: 棚橋篁峰 Year 2007 Issue 12 PDF HTML
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95. 『唐詩三百首』を読もう(三十六) 杜甫を読む(44)
乾元二年(七五九)十二月、杜甫は長い苦しい旅の末に成都にたどり着きました。その時の思いを杜甫は、「成都府」の中で「喧然(けんぜん)たる名(めい)都(と)会(かい)、簫(しょう)を吹(ふ)き笙簧(しょうこう)を間(まじ)う。信(まこと)に美(び)なれども与(とも)に適(てき)する無(な)し、身(み)を側(そば)だてて川梁(せんりょう)を望(のぞ)む」と詠んでいます。にぎやかな大都会に来てその素晴らし
Author: 棚橋篁峰 Year 2003 Issue 3 PDF HTML
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96. 陸羽茶道の復元① 茶葉
Author: 棚橋篁峰 Year 2008 Issue 11 PDF HTML
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97. 陸羽茶道の復元② 飲み方
Author: 棚橋篁峰 Year 2008 Issue 12 PDF HTML
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98. 正山小種を訪ねる
Author: 文=棚橋篁峰 Year 2008 Issue 2 PDF HTML
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99. 中国茶の故郷 四川へ
Author: 文=棚橋篁峰 Year 2008 Issue 4 PDF HTML
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100. 鳳凰単欉を訪問わて
Author: 棚橋篁峰=文 Year 2008 Issue 9 PDF HTML