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Your search : [ author:写真·文 何竜盛] Total 488 Search Results,Processed in 0.091 second(s)
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91. 浙江省·雁蕩山に滝を楽しむ
この春、旅の心に誘われて浙江省の雁蕩山に足を伸ばした。北京から空路温州を目指し、そこから高速道路で約一時間半。楽清市の東北に位置する雁蕩山風景区に到着した。大竜湫は雨のシャワー翌日の午前、まずは大竜湫景区を訪ねた。道すがら、ユニークな姿の岩山が次々と目の前に現れてくる。幼い女の子そっくりの山、座った仏様そっくりの山のほか、芙蓉の花や四不像(しふぞう)(角は鹿、尾はロバ、蹄は牛、首はラクダに似ている
Author: 写真·文 東平 Year 1999 Issue 9 PDF HTML
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92. 「宏状元仔粥店」(コウジョウゲンシ)で極めるお粥の世界
アドレス:北京市西城区展覧路24号営業時間:10:00~22:00(年中無休)予約鷺話:6836-0494宋代の詩人陸游は、長寿の秘訣について「粥を食せば神仙に通ず」と記している。それほど中国人にとって粥は伝統の健康食で、専門店も少なくない。ここ「宏状元仔粥店」もその一つ。こじんまりとした構えだが、メニューには十数種類の粥があり、それぞれの効能も紹介されている。例えばオオムギと山芋入りの「大麦山薬
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 9 PDF HTML
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93. 母系社会の女たち、男たち
中国に存在する、神秘の女性王国をみなさんにご紹介したいと思う。大昔から今に至るまで、正真正銘の母系社会が営まれているその場所は、雲南省·麗江の北に位置する、瀘沽(ろこ)湖のほとりにある。瀘沽湖は、四川省·塩源県と雲南省·寧蒗イ(彝)族自治県にまたがって広がる。麗江からの幹線道路がまだ開通していない時代には、瀘沽湖への旅は困難極まるものだった。食事、宿泊の施設など何もない山道を、馬で約半月をかけて行
Author: 写真 文·狄華 Year 1999 Issue 10 PDF HTML
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94. “細腕”がんばる「新阿静酒楼」
アドレス:北京市西城区西単大街90号営業時間:11:00~22:00(年中無休)予約電話:66021446八九年、成功を夢みて広州から上京した十九歳の陳静さんは、裏通りの小屋を借りて、広東料理のレストランを始めた。奮闘努力の十年間の後、陳さんの店は、彼女のサクセス·ストーリーとともに、すっかり有名になっている。今では店は大規模になり、目抜き通りに面している。ただし、そこは、材料の選び方から調理法、
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 10 PDF HTML
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95. ショッピング新時代 外資系大型店ぞくぞく参入
北京のそごうデパートは、売場面積84000平方メートル、日本のそごう百貨店と香港の荘勝グループの共同出資で開店、経営にも日本のノウハウが導入された20年前まで、北京の大型小売店といえば王府井百貨大楼、西単商場、東四人民市場くらいしかなかった。全国からやってきた客が開店早々から閉店ぎりぎりまで引きもきらず、商品も乏しかったためカウンターの前は長蛇の列が続いた。売り子にもすごい人がいて、ピッタリ一つか
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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96. 進士村に栄華をしのぶ―福建省廉村
澄んだ水、青々とした山に抱かれた廉村の佇まい古い家屋に残る純朴な土地の風習福建省東北部に足を運んだ時のことだ。地元の知人に「この辺りの面白い風物を取材したいんですが」と尋ねると、「それなら廉村に行ってみなさい」と勧めてくれた。さっそく私は車を手配して福安市を出発。山の緑や澄んだ水を眺めながら一時間ほど車を走らせると、時代の流れに迎合するのを拒むかのように、ひっそりと佇む村が見えてきた。廉村はもとの
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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97. 母系社会の恋愛事情
中国少数民族の一つ、ナーシー(納西)族の一部族であるモースオ(摩梭)は、瀘沽(ろこ)湖のほとりで、独特の家庭を営んでいる。家庭は、高祖母、曾祖母、祖母、母、その姉妹と兄弟たち、子供たちで構成されている。そこには、女性たちの配偶者も、男性たちの配偶者も住んでいない。母系社会のモースオ部族の家庭は、通い婚によって繁栄が維持されているからだ。女性は成年に達すると、自分の寝室をもつが、成年男性の部屋はなく
Author: 写真 文·狄華 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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98. 上海家庭の繊細な味「滬螺園」
アドレス:北京市東城区南池子大街138号営業時間:10:00~22:00(年中無休)予約電話:65244199滬螺(こら)園は、故宮に近い静かな通りに面した穴場的レストラン。普通の民家のような店に、小ぎれいなテーブルが四つ。上海人による、本物の上海家庭料理が売り物だ。上海料理は、広東料理のように豪華にシーフードを使うわけではないし、四川料理のようにスパイスを効かせた味付けをするのでもない。その特徴
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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99. 復帰2年 香港カメラ散歩
香港の中国復帰から二年半。この間、香港は人々の熱い視線を集め続けてきた。私も香港常駐のカメラマンとして、この街の変化から目が離せないでいる人間の一人だ。復帰後、香港が歩んできた道は決して平坦なものではなかった。特にアジア金融危機がこの街に及ぼした影響は大きかった。しかし、住民の努力と香港特別行政区政府の調整策、そして中国中央政府の支援の下、香港は混乱を収束させ、金融市場をかき乱す投機家を追い出すこ
Author: 写真 文·佐桓 Year 1999 Issue 12 PDF HTML
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100. 通い婚が続いた理由は
モースオ部族の間で、「通い婚」が数千年も変わらず続いているのはなぜだろう。歴史をひもといてみれば、元のフビライが大理国(現在の雲南省昆明付近)を征服して以来、瀘沽(ろこ)湖一帯は、中央政権の統括下に入り、土司制(元明清時代、少数民族の首領に世襲の官職を与え、その地の人民を支配させた制度)がしかれた。濾沽湖および、その周辺の寧蒗県、永寧県の住民は、中央政府に各種の税金をおさめ、各家から、労役の人間を
Author: 写真 文·狄華 Year 1999 Issue 12 PDF HTML