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Your search : [ author:講師 郭伝璋] Total 65 Search Results,Processed in 0.127 second(s)
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51. 白鶴が羽を広げる膝をはらう
頭を上げて顔を正す、肩を沈めて肘を垂らす、胸に含みをもたせて背の力を抜く、腰を緩めて背を正す。上下の動きを関連させる、円く緩やかに動く、一心に感じて悟る、続ければ必ず成果あり。三
Author: 邱慧芳=講師 魯忠民=写真 Year 2007 Issue 2 PDF HTML
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52. なつかしい野菜売りの老人
大阪にいた間、自炊生活だった私には、野菜の“買い出し”が毎日の日課だった。スーパーマーケットで選ぶのが常だったが、道路脇に小型トラックを止めて“産地直売”する野菜売りの存在を知ってからは、もっぱらこちらで仕入れるようになった。中年の男性とおじいさんの二人組である。主婦たちの列にまじって順番を待つ間、おじいさんの「はい、白菜ひとつ。二百円」「ダイコンにネギ、キュウリ、ピーマン。四百五十円、五百五十円
Author: 北京語言学院中国語学部講師 鄭万鵬 Year 1988 Issue 4 PDF HTML
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53. パンダの山で八年
多くの青年が近代的都市での快適な生活にあこがれている中、パンダを追い求めることに夢中になっている女性がいる。森に入ってすでに八年。彼女は北京大学生物学部講師、博士号を持つ呂植さんだ。訪れた死の脅威中国中央部に横たわる秦嶺は、黄河と長江の分水嶺。ここは昔からパンダなど数多くの珍しい動物の生息地だったが、人類の発展、環境の変化とともに多くの貴重な動物は姿を消し、パンダの数も日毎に減少している。調査によ
Author: 北京大学生物学部講師 呂植さん Year 1993 Issue 1 PDF HTML
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54. 幻のジャンクを追って
寧波に行きたいと思ったのは、司馬遼太郎氏の「街道をゆく 一九―中国·江南のみち」(朝日文庫)を読んだからです。そのなかで氏は、かなりのページをさいてジャンクについて述べておられます。「船形としてのジャンクは、優美というよりもやや泥くさくていわば土俗的であり、雄偉というよりも生活的で、さらにいえば勇壮というよりも不恰好なほどに防御的である。この人類の船舶史上、独自でしかも強靱な息づきを見せる存在は、
Author: 北京旅遊学院講師 小池晴子 Year 1995 Issue 5 PDF HTML
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55. 幻のジャンクを追って
前回で、杭州湾一帯に広がる開発の波と、観光旅行に表れる「見たいもの」と「見せたいもの」とのズレについて述べました。今回は、もう一つの問題点、ショッピングにちょっと触れてから、私が追い求めてきたジャンクについての顚末をお話しましょう。いま中国を訪れる日本人観光客のいちばん大きな不満は何かご存じでしょうか。意外にも「買物」なのです。買物好きといわれる日本人観光客の六〇パーセント以上が、買物に対する不満
Author: 北京旅遊学院講師 小池晴子 Year 1995 Issue 6 PDF HTML
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56. 家―出ていく日本女性、帰る中国女性
この間、同窓会に出席して、何人かの新しい友人と知り合いになった。その中の一人、流行の服を着た、いかにも職業婦人という感じの女性に「お仕事は」とたずねると、彼女は「家で専業主婦をしているのよ」となんの屈託もなく言った。それを聞いて私はがく然とした。彼女は米国の一流大学を卒業した工学博士で、中国の高校を卒業してから外国に出て、米国での生活は十年以上にもなる。そんな彼女がどうして「専業主婦」の生活を選ん
Author: 北京第二外国語学院講師 黄海存 Year 2002 Issue 1 PDF HTML
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57. 寒中に咲く花―梅
水墨画を描くことを通して、東洋独自の美を味わう人が増えつつあります。 本誌では、読者のご要望にお応えし、水墨画促進会の協力で今月号から新コーナー「水墨画を描く」を開設しました。国際水墨芸術の伝統精神と技法を学び、自分なりの表現を身に付け、日ごろの楽しみとしていただくことが本企画のねらいです。 シリーズ第一弾では、日本で活躍されている上海出身の画家·沈和年先生を講師に迎え、六回にわたり、身近な草花や
Author: 講師=沈和年(しんわねん)先生 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
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58. 日持ちする便利野菜
沈先生の今月のことば「じゃがいもについて」じゃがいもの呼び名は、中国では地方によって違います。上海辺りでは「洋山芋」、北京の近辺になると、「土豆」と呼びます。教科書では「馬鈴薯」が一般的です。
Author: 講師=沈和年(しんわねん)先生 Year 2004 Issue 2 PDF HTML
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59. 霞か雲かと唱われた―さくら
沈先生の今月のことば「さくらについて」日本の国花である桜は、古くから田の神が宿る木と信じられ、人々は豊作を祈って木の下に集まったと伝えられています。農耕生活に基づいた神事であった「花見」ですが、平安時代になって、貴族の間で花を愛でながら酒宴を行う「花見」へと変化していったようです。そして、江戸時代になってようやく庶民生活に浸透し、各地に桜の名所が生まれました。「さくら」を描くポイント濃淡と余白をバ
Author: 講師=沈和年(しんわねん)先生 Year 2004 Issue 3 PDF HTML
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60. 一番を象徴する―カニ
沈先生の今月のことば「カニについて」カニは絵の題材として、昔から徐渭(明末期の文化人)や揚州八怪(清の時代にいまの江蘇省揚州で活躍した八人の個性主義的画家)のような文人画家がよく描いていました。カニが選ばれた理由の一つは、「甲羅」の「甲」の字が、「甲乙丙丁」の「甲」であり、一番という意味が含まれているからです。進学や職場での昇進などのお祝いに、中国でカニの絵を贈ることがあるのはそのためです。またカ
Author: 講師=沈和年(しんわねん)先生 Year 2004 Issue 4 PDF HTML