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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.080 second(s)
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2861. 農村が生んだバイオリンの調べ
農家のバイオリン製作室北京市東北の郊外に平谷区という区がある。東、南、北の三面を山に囲まれ、中央はその名の通り平坦な谷状のくぼ地となっている。平谷といったら、大きくて甘く、見た目も美しい「平谷大桃」の産地として、北京でそのことを知らない人はいないほど有名だ。その平谷に位置する東高村鎮は桃の主産地ではないが、農業を主産業とし、昔から野菜を栽培してきた。ここで栽培している「油扁豆」(インゲンマメの一種
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 7 PDF HTML
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2863. 星を祭り、子授けを祈る―七夕節
初秋の七夕(旧暦七月七日)の夜―。娘や婦人たちが中庭に集まって、お供えを並べ、織女星(おりひめ星)を祭る。そして、針仕事が上達するようにとひそかに祈る「乞巧」(きっこう)をする。この詩情あふれる星祭りの風習は、いつから始まったのだろう。また、何を意味しているのだろう。牽牛織女の物語七夕節(今年は八月十一日)は、古代の星の神話がルーツだ。古代人は夜空を仰いで、さまざまな連想をめぐらせた。それによれば
Author: 丘桓興=文 劉堅=写真 Year 2005 Issue 7 PDF HTML
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2864. ニュースの最前線に 孫宝印さん
孫宝印(ソンバオイン)さんが、中国中央テレビ(CCTV)の特派員として日本へ赴任したのは一九九九年。そのときから中国の視聴者たちは、多くの日本情報を得ることができるようになった。それはいずれも、孫さんの努力と切っても切り離せないものだ。駐在した数年間は、北海道から沖縄まで、できるだけ多くの地方を訪ね歩いた。「中日両国の社会には、とても大きな違いがあります。真実の日本を伝えるためには、少しずつ日本を
Author: 表紙写真=馮進 文=王浩 Year 2005 Issue 8 PDF HTML
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2865. 「蕎麦の郷」の新しい生活
「窰洞」で蕎麦三昧陜西省呉旗県張坪村の農民である王佐金さん(四十九歳)は、妻の高徳英さんとの二人暮らし。教師となった娘はすでに結婚して家を離れ、二十一歳の息子も西安市の警察学校に通っていて、夏や冬の休みに帰省するだけだ。呉旗県は延安市の北西部にある。陜北(陜西省北部)の黄土高原に位置し、延安市からは曲がりくねった山道を車で三時間、山を二つ越える。途中、黄土高原の谷や山中の段々畑を一望することができ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 8 PDF HTML
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2866. 職人たちが磨きつづける伝統の技
「木彫の郷」として、広く知られる雲南省剣川県。ここでは木彫による装飾戸や窓、家具や工芸品などの製作が地域をあげて行われている。その文化は千数百年もの歴史をほこり、いまでは新築された住宅をはじめ、はるか遠くはアメリカからの需要もある。腕ききの職人たちが、伝統を守りながらも、新しい技術にさらなる磨きをかけているのだ―。茶馬古道の宿駅雲南省の剣川県を訪れたときは、稲の収穫期であった。ここは雲南省大理ペー
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 8 PDF HTML
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2867. 月を祭り、月を愛でる―中秋節
旧暦八月十五日の中秋節は、春節(旧正月)、元宵節、端午節とならぶ「中国の四大伝統祭り」と呼ばれている。この日の夜は一家団欒して、庭に供え物をならべ、月を拝んで月見をする。月餅やくだものを食べ、団欒や豊作を祝う。若い男女は月明かりのもと、踊ったり、恋人を見つけたりして楽しむのである。「嫦娥、月に奔る」中秋節に月を拝むといえば、民間にある神話がルーツだ。昔々、空には十の太陽があった。地上は焼けつくよう
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 8 PDF HTML
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2868. 人間ドックで健康投資
専門の健診センター薄いブルーの検査服に着替えた王樹傑さん(四十六歳)は、北京九華山荘健診センターで、看護師に案内されて各科の健康診断を次々と受けた。河北省河間市に住む王さんが人間ドックを受けるためにここへやってきたのは、これで二度目。二年前と同様、今回も身体はいたって健康で問題なしという結果に、「健康でこそ、安心して仕事ができます」とうれしそうだ。王さんは河間市の建築会社でプロジェクト責任者をして
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 9 PDF HTML
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2869. 消費熱が促す商業の発展
大型デパートが航空母艦だったら、チェーンストアは小型艦艇か砲艦だろう。両者の役割は異なり、大型デパートは数キロ、十数キロ周辺の住民に対し、数千種類、数万種類の商品を供給するが、チェーンストアは各居住区に分散し、近くの住民たちに生活必需品を提供する。丈夫な品や特殊な品、高級品は大型デパートへ行ったほうがいい。一九九八年は大型デパートの倒産の年と言われた。しかし実際は、閉店のニュースはあまりなく、逆に
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 9 PDF HTML
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2870. 菊を楽しみ、高みに登る
旧暦九月九日(今年は十月十一日)は、重陽節だ。古人は九を「陽数」(陽の数字=奇数)として、陽の重なる九月九日のことを「重陽」と呼んだ。空が高く澄みわたり、すがすがしい季節のころだ。人々は連れだって山登りをしたり、菊を愛でたり、「重陽糕」(チョンヤンガオ)という餅を食べたりして、秋のピクニックやスポーツに適したこの日を楽しく過ごすのである。難を逃れる慣わし重陽節の由来についての歴史上の伝説がある。後
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 9 PDF HTML