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Your search : [ author:文·写真 狄華 沈永淳] Total 794 Search Results,Processed in 0.099 second(s)
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1. 「辣椒蒜茸清蒸蝦」
北京ではこのところ海鮮料理がはやっている。「何々漁村」といった名前の海鮮料理を食べさせる料亭やレストランが次々と店開きする。最近海淀区復興路(ハイティエンチュフーシンルー)にオープンした「大地美食娯楽城(ターティーメイシーユーローチャン)」―通称美食城も、「漁村」の名はついていないが、その一つである。美食城の料理長李富海(リフーハイ)さんは香港銅鑼((トンルオ))湾の漁船の上で育った。銅鑼湾は漁船
Author: 文·写真 狄華 沈永淳 Year 1996 Issue 6 PDF HTML
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2. 蘇東坡も舌鼓を打った「酔蟹」
浙江省の紹興は歴史の古い文化都市である。一流の文人が集まり、物産が豊かで、食文化が発達している。近ごろは北京にも紹興地方の料理を出すレストランがある。西四大街(シースーターチエ)の「女児紅酒楼(ニューアルホンチュウロウ)」―地方色豊かな、田園の情趣あふれる店である。黄揚生(ホワンヤンション)料理長は特二級の調理師、紹興料理をよくする。まだ三十歳の若さだが、紹興料理にかけては造けいが深い。「紹興料理
Author: 文·写真 狄華 沈永淳 Year 1996 Issue 7 PDF HTML
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3. 「蝦兵蟹将」「油爆蝦」「松鼠黄魚」
北京の什刹海(シーチャハイ)にある上海菜館は生粋の上海料理を食べさせる店として評判が高い。上海人は混じりっ気のない上海料理のことを俗語で上海本幫菜(サンヘイベンバンッエ)と言う。同じようにほかの地方の料理についても、純粋の北京料理なら京幫(チンパン)、蘇州料理なら蘇幫(スーパン)などと言う。郁三興(ユーサンシン)料理長は「本格的な上海料理を食べるには、北京ではまあ上海菜館しかないということですね」
Author: 文·写真 狄華 沈永淳 Year 1996 Issue 11 PDF HTML
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4. 「竹筒烤魚」と「彩蝶撲泉」
北京朝陽区の関東店南街に傣家村大酒店(ダイチアツンターチウティエン)という中国の少数民族ダイ族の料理を食べさせるレストランがある。竹造りの建物、色鮮かな民族衣装のウエートレスたちの醸し出す独特の零囲気が北京のグルメたちに受けている。彼女たちが竹筒からついでくれるダイ族の米酒を一口飲み、歌や踊りを楽しみながら料理を味わう時、ダイ族の食文化の精髄に触れる思いがする。この店の白幼林(バイヨウリン)総経理
Author: 文·写真 沈永淳 狄華 Year 1996 Issue 12 PDF HTML
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5. 「花菇無黄蛋」と「紅焼肉」
亡くなった中国の指導者毛沢東は湖南の人。彼が生前最も好んだ十種類の湖南料理をいつのころからか「毛家菜」と呼ぶようになった。北京新駅の近くにある天華(ティエンホワ)大酒楼は「毛家菜」で知られる。料理顧問の韓阿福(ハンアーフー)さんは何十年もの間、毛主席の台所を預かった人である。高齢のため毎日は店に出ないが、「毛家菜」の作り方は弟子の楊大清(ヤンターチン)と王剛峰(ワンカンフォン)に伝授してあり、二人
Author: 文·写真 狄祥華 沈永淳 Year 1996 Issue 10 PDF HTML
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6. 豆腐料理のフルコース「豆腐宴」
北京重陽(チョンヤン)大酒楼の謝登勇(シエトンヨン)料理長は最近、全品豆腐を使った献立を始めた。揚州料理の逸品「文思豆腐(ウェンスードウフ)」、日本でもおなじみの四川料理「麻婆豆腐(マーボードウフ)」、西湖湖畔の名菜「蝦仁什錦豆腐(えびととうふのごもくいため)」など。豆腐料理もうまく取り合わせると、色、香り、味、形が調い、酸味、甘味、塩味、唐辛子とさんしょうの辛み―の五つの味がそろう。豆腐は、大豆
Author: 文·沈永淳 写真·狄華 Year 1996 Issue 8 PDF HTML
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7. 蒸臘肉(湖南料理)
馬凱餐庁は湖南料理の店として有名。三百以上のメニューがありますが、一番知られているのが「蒸臘肉」、なかなか好評です。まず用意するのは、新鮮なブタ肉1500グラム。これを細長く切り、塩、白酒、砂糖、さんしょうを少々ふりかけ、手で全体にひろげます。それからカメの中に置いて、三日間寝かせます。三日たったらひっくり返し、また三日置きます。カメから取り出したら、風通しのいいところにつるします。日にあてないこ
Author: 文·写真 狄華 Year 1990 Issue 12 PDF HTML
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8. 砲丸投げの黄志紅さん
黄志紅さんは、ことし二十七歳。中国人として、またアジア人として、世界の砲丸投げで輝しい成績を上げた”姑娘”だ。八九年の世界室内陸上選手権、そして九一年に東京で開かれた陸上の世界選手権で、砲丸投げの女子チャンピオンになっている。欧米人と比べ、体力的に劣るといわれる中国人。砲丸投げなど、力の要る種目ではかなうはずがない、というのが大方の見方だったが、持ち前の忍耐強さを発揮して苛酷な練習を克服、アジアの
Author: 文·写真 狄華 Year 1992 Issue 7 PDF HTML
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9. 北京で味わえる地方料理=風味羊腿(内蒙古)
成吉思汗酒家北京市朝陽区亮馬橋電話(47)1641元朝のジンギスカン大帝は、いまの北京に都を置きましたが、北京に残るその遺跡は、ほとんど見られなくな?てしまいました。それでも、蒙古族の料理は北京の人にとって、いまでも忘れられないものなのです。蒙古族風味の料理を味わいたいと思う方は、今月ご紹介する成吉思汗(ジンギスカン)酒家に行かれるとよいでしょう。このノストランは蒙古族の住居、包(パオ)を思わせる
Author: 文·写真 狄華 Year 1992 Issue 9 PDF HTML
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10. 成都のうまいもの
四川省の成都市内を歩けば、表通りも裏通りも、たべもの屋がいっぱい。食い倒れかどうかは知らないが、食い道楽で、食通の町だ。朝は、まだ暗いうちから「油条」「油餅」「豆腐脳」「炸糕」「豆漿」などを担いで売りあるく声がする。声が家の前に来るのを待ってさえいれば、安くておいしいできたての朝ごはんが食べられる町。夜は、人が寝静まったあとには、「五香豆腐乾……」「塩炒花生米……」と、調子をつけた売り声が近づいて
Author: 文·写真 狄華 Year 1993 Issue 1 PDF HTML