Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:須藤美華] Total 37 Search Results,Processed in 0.091 second(s)
-
31. 心つかんだ上海流の日本風呂とラーメン屋
進取の気象に富む上海は、外国文化を上海流にアレンジするのが上手い。最近は意外なところで、日本文化に出合う。上海にレストランは三万軒、うち三千軒がラーメン屋と言われる。超激戦のラーメン屋業界で勝ち抜くためには、そんじょそこらの差別化では、ままならない。そこで、登場したのが、なんと回転ラーメンだ。日本料理はヘルシー志向の上海っ子に人気があって、回転寿司チェーン店も市内あちこちにあるが、ラーメン屋にまで
Author: 須藤美華 Year 2003 Issue 6 PDF HTML
-
32. 過去と未来が交錯する 魅惑のホテルたち
過去と未来が交錯しているのが上海の街の魅力なら、ホテルにも、オールドシャンハイを満喫できるアール·デコ建築物もあれば、近未来を象徴するモダンな超高層タワーもあって、それはさまざま。オールドシャンハイ派なら、ご存知、和平飯店がおすすめ。上海を紹介するとなると外灘の写真に必ず写る、あの緑色の三角屋根が印象的なホテルだ。緑色三角屋根が北楼で、一九二九年にユダヤ系財閥サッスーンの本拠として建てられた。一階
Author: 須藤美華 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
-
33. 上海ライフを謳歌する働く日本人女性
仕事で、留学で、上海に滞在する日本人が増えている。その数は二万人を超えると言われるが、なかでも元気に上海ライフを謳歌しているのが、二十、三十代の働く女性たちだ。「日本でOLをしていても閉塞感を感じていた。これからは中国の時代と思い、留学した。働きながら、中国語をスキルアップさせていきたい」「女性にとっては先が見えてしまう日本にいるよりも、はるかに責任ある仕事を任せてもらえて、やりがいを感じる。思い
Author: 須藤美華 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
-
34. ハートつかんだ世界巡回遊園地/COLUMN
中国各地に大きな被害と悲しみをもたらした新型肺炎SARS。上海ではそのほかの大都市に比べれば、被害が少なかったとはいえ、上海っ子もみな外出をひかえ、連日連夜祭りのような賑わいを見せていた複合施設「新天地」からもすっかり人の姿が消えた。しかし、猛威が緩んだ六月に入ると、観光収入激減対策として市政府は博物館や海洋公園などの観光施設の入場券を半額にするサービスをスタート。七月現在、客の出足も以前並みにす
Author: 須藤美華 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
-
35. 歴史的人物たちを満足させた伝説のシェフ
上海の中心も中心。淮海中路と茂名南路の交差点から、北に百メートルほど行ったところに、上海っ子から「老錦江」の愛称で親しまれる錦江飯店がある。その貴賓楼の八階には、「VIP倶楽部」の名にふさわしい静かで重厚な雰囲気が漂っていた。そこに、名人と言われる伝説のシェフがいると聞いて、出かけた。数々の内外の要人をもてなす上海の右肩上がりの経済成長に伴って、香港の有名レストランで活躍した経験を持つシェフたちが
Author: 須藤美華 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
-
36. 消えゆく名店移りゆく老舗
友誼商店、北京東路からまもなく撤退―。十月十七日の『東方早報』を見て、寂しくてきゅんとなった。外灘の再開発に伴い、北京東路から撤退するというのだが、友誼商店を傘下におく百聯集団でも、そのまま閉店するのか移転して再スタートするのかを決めかねているという。上海を訪れる外国人観光客にとって、お土産と言えば友誼商店と言われたほどの有名な店が、である。記事によれば、友誼商店は一九五八年のオープン以来、世界各
Author: 須藤美華 Year 2003 Issue 12 PDF HTML
-
37. 焼き小籠包とリニアに思う
上海名物、生煎(シェンジェン)(焼き小籠包)を作り続けて六十余年。そんな名人が上海の北部、宝山区陽曲路にいると聞いたのは、昨年の夏が終わる頃だっただろうか。一度食べたいと思いながらも、日々の雑事を前に忘れかけていた。年末も押し迫った頃、名人の存在を教えてくれた友人から「名人が年内で店を閉じるらしい」と聞いた。食べずじまいだったと落胆しながら〇三年を迎えて、はたと気づいた。お正月って、ここは中国なん
Author: 須藤美華 Year 2003 Issue 3 PDF HTML