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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.050 second(s)
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2631. チベット文化を衣装で表現
チベットと言えば、はるかかなたの神秘的な浄土をイメージする。地理的に遠くて旅費が高く、空気が希薄なため高山病の恐れもあり、中国人でさえ容易には行けない土地だ。そのためだろうか、さきほど北京展覧館で開催された「雪域明珠―中国チベット文化展」は、毎日数千人の入場者でにぎわった。雪域明珠(雪国の珠玉)といううたい文句にふさわしく、チベットの歴史を物語る貴重な文献や資料をはじめ、民間の秘蔵品、絵画彫刻など
Author: 写真·劉世昭 文·黄秀芳 Year 1999 Issue 6 PDF HTML
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2632. 越劇に新風吹きこむ
浙江の優美な風土から生まれた越劇の歴史に、一つの新紀元を画するような大作『孔乙己』(コンイージー)が登場、演劇界の話題を集めている。制作したのは浙江越劇団、茅威濤(マオウエイタオ)演劇企画室、紹興咸亨(シェンハン)酒店。地元·杭州を振り出しに、上海、深圳、広州、武漢で三十回上演したあと、北京の長安大戯院で六回上演し、いずれも満員札止めの盛況を見せた。主演の茅威濤は越劇最高の小生(シャオション)役者
Author: 写真·劉世昭 文·池倩 Year 1999 Issue 7 PDF HTML
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2633. 茶と仏教文化の薫る山―天台山
浙江省東部に位置する天台山は、長い歴史の中で優れた文化を育んできた山である。古くから「風光明媚なる仏教の聖地」と称えられ、国の重点風景名勝区に指定されている。美しき山水漢の時代、薬草を採りに山に入った劉晨(しん)と阮(げん)肇(ちょう)が仙人に出会ったという昔話は、ここ天台山の「桃源春暁」という場所が舞台である。天台山風景名勝区にはこのほかに、「赤城棲霞」「石梁飛瀑」「華頂雲海」などの見所もある。
Author: 文·振宇 写真·氷之東平 Year 1999 Issue 10 PDF HTML
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2634. 《中国風》
南アメリカ生まれ、のちイギリスで学生生活をおくり、バレリーナとして世界各国で活躍していた張天愛。ファッション界に転身した後の作品には、インターナショナルな経歴が、見事に発揮されている。デザインには、「東」と「西」、また中国伝統の哲学である「陰」と「陽」の調和がある。そして今を生きる女性たちの現代的な強さが、伝統的な優しさのなかに融合している。 デザイナー 張天愛
Author: 写真·馮進 文·黄秀芳 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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2635. 心やすらぐ広西少数民族の山里
「皆さんは運がいいですよ」。広西チワン族自治区竜勝県で私たちを出迎えてくれた同県旅遊局の曽さんは、開口一番、そう言って笑った。「昨日までどしゃ降りが続きましてね。今日、竜脊(ロンジー)の棚田への道が通れるようになったばかりなんです」。竜脊という地名は、耳にした覚えがあった。広西チワン族自治区に二十カ所ある一級風景区の一つで、桂林の北百キロほどの距離にある。ここで撮影された多くの写真が、国際的な賞を
Author: 文·劉東平 写真·曽暁明 Year 1999 Issue 12 PDF HTML
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2636. 中国郵政事業50年の飛躍―北京で万国郵便大会議
一九九九年八月、第二十二回万国郵便大会議が北京で開幕した。主催する万国郵便連合(UPU)は百二十五年の歴史を持つ組織だが、中国で大会を開くのはこれが初めてだ。今大会は過去の大会の中で最大の規模で、中国をはじめ各国の首脳や高官も顔を見せる格式の高いものとなった。百七十七の加盟国と三十五の国際組織を代表する千八百人余りが参加。本大会のほかに三十以上の会議や討論会を経て、同連合のいくつかの規則が制定·改
Author: 写真·張松延 文·池倩 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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2637. 白馬寺―インド僧を迎えて開基
雑誌『人民中国』という花園で、私は三十六年間もろもろの中日友好の花を読者のみなさんに紹介してきた。中でも忘れられないのが、仏教関係の取材をした思い出だ。ラクダに揺られてシルクロードの砂漠をのろのろと越えたとき、私は玄奘三蔵のインドへの旅の辛苦に限りない敬仰の念を抱いた。日本の奈良国立博物館で、鑑真和上の日本渡海絵巻を前にしたときは、粛然と襟をただした。命を賭して唐に渡った空海和上、面壁九年の修行に
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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2638. 高原の冬を黄と赤に染めて
陰暦1月、四川省チベット族自治州の阿壩(アバ)県は、至福の時を迎える。寺院は黄赤との僧服で埋まり、澄み切った青空の下にはほらの音と読経の声が響きわたる。高原に雪が積もると、それは聖なる白絹「ハタ」のようだ。大地までが盛装し、ムンラム大祭に集う人々の喜びはさらに高まる。四川省阿壩県には、あわせて四十三の寺院がある。毎年陰暦一月三日から十七日にかけて、そのすべての寺院で盛大なムンラム大祭が催される。な
Author: 写真·王達軍 文·果如 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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2639. 国際化進む少林寺拳法
中国には「天下の武術は少林寺より出ずる」という言葉がある。河南省登封市にあるこの寺は禅宗の開祖菩提達磨(ぼだいだるま)が法を伝えた場所として、そして少林寺拳法発祥の地としても有名だ。少林寺の僧侶たちが武術の修練をするようになったのは、唐朝の初期、李世民(後の太宗皇帝)が皇位継承を狙って起こした玄武門の変(六二六年)に端を発している。敵に追われた李世民が少林寺に逃げ込み、十三人の僧侶が棍棒を手に敵を
Author: 写真·馮進 文·丘桓興 Year 2000 Issue 2 PDF HTML
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2640. 竜門の石窟―仏教に帝権の反映
竜門石窟の一角白馬寺をあとにして、私たちは同じ洛陽市の南十三キロ、伊水のほとりにある竜門の石窟を訪れた。伊水は、この付近で竜門山と香山の間を流れるので、古くは「伊闕」(いけつ)(闕は、宮門の左右両側にある望楼のこと)と呼ばれ、隋唐の時代はふつう竜門と呼ばれていた。千年の仏龕二千三百座石窟を開削した寺院は、インドに始まった。三世紀にシルクロードを経由して新疆の亀兹(きじ)国(今のクチャ)に伝わり、さ
Author: 文·丘桓興 写真·馮進 Year 2000 Issue 2 PDF HTML