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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.096 second(s)
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2471. 「北方の香港」をめざす大連
「大連を中国北部の香港にしよう」というのが地元大連人の目標であるが、この目標は時機、地理的条件、人材に恵まれた大連にとって単なる夢ではないかも知れない。 背後に東北三省の広大な土地と豊かな資源を持ち、交通便利で、工業基盤もしっかりしており、特に鉄道車両、造船など重工業に強い。また自然に恵まれた港は、二十一世紀に向けて拡張、整備を進めており、更に地理的条件を生かして、開発区、保税区の他に新港区及び国
Author: 文·邱南英 写真 劉世昭 Year 1995 Issue 12 PDF HTML
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2472. (一)題未定
六月のことだった。足の手術(静脈瘤(りゆう))を終えて休んでいるわたしのところに、『人民中国』雑誌社の楊哲三副社長から電話があった。「来年の『人民中国』について相談したいんだけど……社の方に来てもらえる……」「足の方がまだあまりよくないし、もう言いたいこと全部しゃべっちゃってるから……」「いや、車で迎えに行くから。李さん、うちの顧問でしょ……」。そう、たしか二、三年前に口頭だったが『人民中国』社の
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1995 Issue 12 PDF HTML
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2473. 明·徳化窯渡海観音立像
徳化窯は中国東南部の福建省徳化県にあり、宋、元の時代に始まり、明の時代に最盛期を迎えた。その白磁は材質と釉(うわぐすり)が渾然一体、白玉のようなつやを持ち、「象牙の白」「中国の白」などと呼ばれた。中でも一代の名人何朝宗の観音像は「東洋芸術の珠玉」と賛えられている。何朝宗は来観とも呼ばれ、明の嘉靖、万暦年間の徳化県隆泰郷の人である。彼の作品は高雅で、姿は真に迫り、衣装の線の流れは見事に描写され、世俗
Author: 文·王健華 写真·馬暁旋 Year 1995 Issue 12 PDF HTML
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2474. 魅了され、調査続ける徐教授ガンシャン、ダカ湖
木々が高く空えるボウォ県のガンシャンは、雪の山に囲まれ、山腹は緑色の玉のかんざし、水は青い薄絹の帯、木々は緑の天蓋に似て、うっとりとさせる原始的な風景だった。タンメからガンシャンまでは車で八、九時間を要する距離だった。私たちは四台の三菱ジープと一台の北京ジープで威勢よくタンメを出発した。小雨が降りしきり、道の両側は木々が生い茂り、野生の桃の花が真っ盛りだった。道路では時折りヤクと犏牛(赤牛とヤクの
Author: 文 初小玲 写真 閻敏 蕭践 Year 1995 Issue 12 PDF HTML
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2475. 初日の出
十年も前のことになる。一九八五年の一月一日、わたしは北京郊外の万里の長城の上に立って初日の出を迎えた。天気予報では北京の気温は零下十度と伝えられていたが、市内から北へ五〇キロ、山の上にある万里の長城で肌に感じる寒さはもっと厳しいものだった。日の出は七時三十六分と聞いていた。七時をちょっと回ったころに万里の長城に着く。東の空が眺められる一角に陣取り、凍える手でウイスキーを傾けながら日の出を待つ。七時
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1996 Issue 1 PDF HTML
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2476. 明·永楽青花描金碗
中国の陶磁器の発展史上、青花磁器は民族の特色をよく表し、重要な地位を占めている。青花とは、一般にコバルトを使った紬で絵模様を描き、その後に透明な釉を施して焼く藍色の花模様の彩磁器を指す。色調は典雅で、水墨画の味わいを持ち、広く愛好されている。青花磁器は唐代に始まり、宋、元代に成熟し、明代の初期には磁器生産の主流になった。明の永楽年間(1403~24)の作品は、伝統に大胆な創造を加え、製磁技術も発展
Author: 文·王健花 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 1 PDF HTML
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2477. 対外開放で面目一新を図る福州
近代的国際都市を目指すとき 1995年9月26日 ところ 福州于山ホテル応接室対談 福建省党委員会副書記·福州市党委員会書記 習近平 本誌記者 丘桓興丘 十年前は低い木造の家が棟を連ね、道路も狭くて混雑していたのに、今回見る福州は、到るところ高いビルが建って、道も広くなり、市民の表情も明るくなったように思うのです。福州はどう変わったのですか?習 福州は「福がある地」という意味ですが、五、六〇年代は
Author: 文·黄秀芳 写真·劉世昭 Year 1996 Issue 2 PDF HTML
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2478. 春節
中国人の暮らしの知恵といえば、新暦と旧暦の巧みな使い分けもその一つだろう。普段は新暦で進められていく暮らし、だが一年に何回か旧暦が人々の暮らしに大きく顔をだしてくる。頭をもたげてくる。春節(旧正月)、端午の節句、中秋の節句……などの前後だ。こうした旧暦で祝われる祝祭日は、どちらかというと単調な新暦の暮らしの流れに、家族の絆(きずな)、故郷の香(かお)り、自然の采(いろどり)、歴史の歩み……といった
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1996 Issue 2 PDF HTML
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2479. 清·象牙彫刻「海市蜃楼」景屏
野生動物保護が叫ばれる現在、象牙彫刻を中国で見ることは難しくなった。だが象牙彫刻は特殊工芸の一つとして中国では長い歴史を持っている。七千年以上前の浙江省·河姆渡遺跡と五千年以上前の山東省·大汶口遺跡からは、ともに象牙の器や彫刻が出土している。河南省安陽の商代の婦好墓から出土した「嵌松石獣面紋象牙杯」などを見ると、当時の工芸師の知恵と技術に感嘆せざるをえない。商代以後のもので、出土した象牙の彫刻や製
Author: 文·劉静 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 2 PDF HTML
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2480. 孔子の家に伝わる銀杏料理
北京宣武区の琉璃廠(るりちゃん)に孔子の家に伝わる料理の専門店「孔膳堂飯荘」がある。「永遠の教師」と仰がれる孔子は偉大な教育家、思想家であるだけでなく、なかなかのグルメでもあった。孔家に伝わる料理は、二千数百年来受け継がれ、新たに創造されて、発展してきた。今回紹介する二つのレシピ「詩礼銀杏」と「抜絲銀杏」は孔家名菜の逸品である。孔子は、儒学の必読書『四書五経』にある詩と礼について、息子の鯉(り)に
Author: 文·朱錫彭 写真·狄華 Year 1996 Issue 2 PDF HTML