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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.098 second(s)
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2441. 蘇州、金鶏湖の真珠採り
春、秋の観光シーズンがくると、蘇州を訪ねる客もぐんとふえる。その蘇州に最近呼びものの観光コースがひとつふえた。蘇州郊外の金鶏湖が売り出した「漁を見て真珠をとる湖上の遊」がそれだ。郷土色たっぷりのこのコースはたちまち人気を呼んで、天堂(極楽)といわれる蘇州の旅に新しい趣向を添えている。国際的に旅の形もただ見てまわるだけの観光型から、自分も何かをやってみる参加型にと流れが変わってきた。いち早くこの動き
Author: 写真·文 鄭翔 周偉明 Year 1993 Issue 11 PDF HTML
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2442. 甘粛省白銀市の彩陶
甘粛(かんしゅく)省の省都蘭州(らんしゅう)で博物館を見学して、彩陶がたくさんあるのにびっくりした。出土品からみて、この地域には十万年前から人類が活動していたことや、新石器時代には陶器がつくられていたこと、従ってその歴史は四千年以上になることがわかる。今までに発見された彩陶文化遺跡は千余カ所、出土陶器四千点余、種類は大小のかめ、はち、碗、盆、こしきなど数十種にもなる。図柄も独特で、条紋、蛙紋、蘭紋
Author: 文·延河蓮 写真·王恩普 Year 1993 Issue 11 PDF HTML
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2443. 冬至
村巷冬年俗情(そんこうとうねんぞくじわよう)を見る 隣翁礼(りんおうれい)を講(こう)じて柴荊(さいけい)に拝(はい)す 長衫(ちようさん)の布(ふ)縷(る)は霜雪(そうせつ)の如(ごと)し
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1993 Issue 12 PDF HTML
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2444. 魏晋·銅亀
亀の起源は、一説では二億五千万年前の二畳紀にいた、堅背竜が祖先で、肋骨がとくに幅広く、亀の甲羅に似ている。一説ではヨーロッパの三畳紀にいた三畳亀がいま分かる最古の亀·スッポンの類である。亀は体内器官の移動を利用して呼吸するので、災難から逃れ、今まで生きつづけた。中国では、亀はつねに神秘で高度の象徴的意義を持つ動物で、今なお「亀には天地の秘密が隠されている」という見方がある。人びとは亀の甲羅を宇宙の
Author: 写真·王露 文·古徳柏 Year 1993 Issue 12 PDF HTML
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2445. 耳順
去年のことです。仲間たちとの飲み食いの会の席上、わたしの順然という名前が話題になりました。「お坊さんみたいな名だ」とか、「名は体を表わすっていうけど、どうかな」とか、「万事順調、万事自然、いい名前だよ」とか……。わたしはそんな論議を肴に紹興酒の杯を傾けながら生まれて始めてちょっと「真剣」に自分の名前のことを考えていました。わたしの名前は中国でよく使われる一族の輩の序列を明確にする方法でつけられまし
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1994 Issue 1 PDF HTML
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2446. 追星族―われらスターの親衛隊
「追星族」という中国語がある。星は人気スターのこと。日本の「親衛隊」と同じく、スターを追っかけ回す熱狂的なファンを言う。もともとは香港や台湾で生まれた言葉だが、改革開放の波に乗って、大陸にもそうしたファンが増え、この言葉もすっかり定着してしまったのだ。言葉はともかく、熱狂的ファンというものは八○年代初期からいた。香港の歌手張明敏の『私の中国心』は大陸でも大ヒットし、青い目をしたアメリカ籍の混血歌手
Author: 写真 張燕輝 文 葉青 Year 1994 Issue 1 PDF HTML
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2447. 経略台真武閣
経略台真武閣は広西チワン族自治区容県、県城の東文化公園にある、古代道教の社である。唐の詩人元結が大暦三年(七六八)容莞の経略使(辺境軍事長官)になり、兵の訓練や風景の鑑賞のため経略台を作った。明の万暦元年(一五七三)に至り真武大帝を祀って火難を防ごうと、経略台上に真武閣と一連の付属建築を建てた。時がたち、他の広壮な殿堂は跡形もなくなったが、真武閣だけは四百年後の今も完全に保存されている。「閣」は「
Author: 写真·曽湘敏 文·芒琉 Year 1994 Issue 1 PDF HTML
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2448. 姓名
「一人っ子」政策がすすめられている昨今の中国では、教育パパ、教育ママの「活躍」ぶりが目立っています。職場のお昼休み、子を持つ親たちのおしゃべりでよく取りあげられるテーマも子供の教育です。大は教育制度の問題から父兄会のこと、放課後の子供の様子、宿題のやらせ方、子供をめぐってのパパとママの意志の疎通法……と話題はとても豊富です。父兄会といえば、いつもは奥さんが出席している王君、奥さんが出張中とあって始
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1994 Issue 2 PDF HTML
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2449. 胡同名①
前回は中国で同姓同名の人が増えているという話でしたが、今回は北京の胡同の「同姓同名」のお話です。「胡同」―『簡明中日辞典』(東方書店)では「横町、小路、路地」という訳がつけられていますが、このことばのルーツは元(一二七一~一三六八年)の時代にまで溯って語られています。元は都を北京に置いた蒙古族の王朝で、胡同は蒙古語の「ホト」あるいは「ホトン」の漢字の当て字だろうといわれています。蒙古語の「ホト」「
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1994 Issue 3 PDF HTML
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2450. 第四十話 胡同名②
前回は胡同(北京の横町)の「同姓同名」のお話でしたね。正真正銘のもの(巷とか街とか呼ばれるものをふくまない)だけでも千三百十六もあるといわれる北京の胡同、その名称にはどれにも北京っ子のロマンが、ユーモアが、ペーソスが感じられます。城壁のあったころの北京に住んでおられた臼井武夫さんは『北京追想』(東京·東方書店)で「私の記憶に残る最も詩的で風雅な胡同を一つ挙げて置きたい。それは『百花深処』という胡同
Author: 文·李順然 え·于叔方 Year 1994 Issue 4 PDF HTML