経略台真武閣は広西チワン族自治区容県、県城の東文化公園にある、古代道教の社である。唐の詩人元結が大暦三年(七六八)容莞の経略使(辺境軍事長官)になり、兵の訓練や風景の鑑賞のため経略台を作った。明の万暦元年(一五七三)に至り真武大帝を祀って火難を防ごうと、経略台上に真武閣と一連の付属建築を建てた。時がたち、他の広壮な殿堂は跡形もなくなったが、真武閣だけは四百年後の今も完全に保存されている。「閣」は「...
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経略台真武閣は広西チワン族自治区容県、県城の東文化公園にある、古代道教の社である。唐の詩人元結が大暦三年(七六八)容莞の経略使(辺境軍事長官)になり、兵の訓練や風景の鑑賞のため経略台を作った。明の万暦元年(一五七三)に至り真武大帝を祀って火難を防ごうと、経略台上に真武閣と一連の付属建築を建てた。時がたち、他の広壮な殿堂は跡形もなくなったが、真武閣だけは四百年後の今も完全に保存されている。「閣」は「...