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11. 「改革·開放」の旗手深圳特区
一九八〇年に設立された深圳経済特区は、十五年間の飛躍的な成長を経て、人口二万の小さな田舍町から人口三百万、年総生産五百六十億元に達する、上海、北京、天津、広州に次ぐ全国第五位の近代的大都市に発展した。統計によると、特区の総生産高は十五年来、年平均三五·九%の延びを示し、三年ごとに倍増した。中国では「改革開放」政策の全面的な進展に伴い、「対外開放都市」や「経済開放区」が全国各地で増えている。このよう
Author: 写真·文郭実 Year 1995 Issue 12 PDF HTML
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12. 福建省南靖に見る客の土楼
福建省の西部地方に残る客(はっ)家(か)の土楼は、四百年ほど昔の明代に黄河中下流域から戦乱を逃れて南方に移住した人々―後に客家と呼ばれるようになった人々が建てた独特の住居である。匪(ひ)賊(ぞく)や野獣の襲撃を防ぐため、高くて堅固な、窓のない外壁に囲まれた土楼で、円形のものと方形のものとがある。記者はことし初め、土楼の取材のため南靖(ナンチン)県書詳(シユーシャン)郷を訪れた。この地方の山間部を車
Author: 写真·文 郭実 Year 1996 Issue 10 PDF HTML
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13. 苦労とスリルの人工繁殖
臥竜に滞在中、最も興奮したのは「中国パンダ保護研究センター」で、パンダが発情し、異性を求め、ペアリングするまでのすべてを、この目で見たことだった。臥竜保護区の核桃坪にある研究センターは、水の流れる山あいの絶好の環境につくられ、飼育場、獣医棟、研究実験室などがある。私が着いたとき、パンダたちは自分の飼育舎の庭で、ぶらぶら歩いていたり、ごろりと横になって日向ぼっこなどをしていた。レンガの壁に囲まれ、小
Author: 写真·文 郭実 Year 1997 Issue 2 PDF HTML
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14. 昔話に富む白馬チベット族の村
青蔵高原の東麓の岷山(ミンシャン)山脈はパンダの主な生息地のひとつである。四川省平武(ビンウー)県はこの地域の中心地で、有名な王朗(ワンラン)自然保護区も県内にある。平武県の町から王朗へ向かう途中、民族的な生活習慣と伝説ゆたかな白馬(バイマー)チベット族の村を通る。白馬チベット族はパンダの故郷で暮らしているので、パンダには一種の特別な感情を持っている。彼らの古老たちの語る昔話にも、パンダが登場する
Author: 写真·文 郭実 Year 1997 Issue 4 PDF HTML
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15. 羊肉で気分はシルクロード新疆材食堂街
八○年代に入って、地方から北京に出かせぎに来る人がどんどん増えてきた。臨時雇いとか個人営業とか、世過ぎの道はさまざまでも、同じ省から来た人が一カ所に固まって住むようになり、「浙江村」「安徽村」「新疆村」といった「村」が自然にできてきた。どの村もそれぞれの特色があるので、例えば服を買おうと思えば浙江村に行く。浙江省の人は昔から縫製のうまさで有名だからだ。そして西部の味を賞味したいと思えば、行くところ
Author: 写真·文 郭実 Year 1998 Issue 9 PDF HTML
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16. 宮廷料理の栄華を再現一日二卓限定の厲家菜
北京の北海公園の北西に位置する後海の付近は、多くの胡同が入り組み、道光帝の第六子、恭親王奕訴や京劇の名人·梅蘭芳などの旧邸もあれば、先祖代々ここに住んでいるという庶民の家もある。その一角、羊房胡同十一号の小さな四合院が、夜になると必ず数人の客を迎える。客間にかかっている「厲家菜」という額は、「最後の皇帝」愛新覚羅·溥儀の弟、溥傑氏の親筆だ。主の名は厲善麟さん、今年七十八歳になる。善麟さんの祖父は清
Author: 写真·文 郭実 Year 1998 Issue 11 PDF HTML
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17. 郷愁も売る向陽屯
アドレス:北京市海淀区万泉河路51号予約電話:62562967営業時間:10:00~14:3016:00~22:00(年中無休)中国の北方では農村のことを「屯」というが、店名を向陽屯とつけたレストランが、その名の通り東北ムードを売り物にして人気を呼んでいる。まず入り口のアーチに赤ちょうちんを高くかかげ、壁には農村の年画を張り、農具がさりげなくあちこちに置いてある。個室の内装はいろいろな時代の様式に
Author: 写真·文 郭実 Year 1999 Issue 1 PDF HTML
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18. 金三元酒家の「特許料理」
アドレス:北京市東3環北路2号営業時間:9:00~23:00(年中無休)予約電話:64636039一九九四年に開業した金三元酒家は、中国で初めて料理で特許を受けた「扒猪臉(ハキューリエン)(ブタの頭をとろ火で煮込んだもの)」で全国的に有名だ。これにトウモロコシ、マツの実、ダイズ、山菜などを組み合わせたセットが、新しい東北料理として人気を呼んでいる。考案者は沈氏父子。この料理だけでなく、世界のファー
Author: 写真·文 郭実 Year 1999 Issue 3 PDF HTML
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19. おふくろの味を「袁姑媽小店」で
たいへんな料理上手だった台湾出身の袁夫人は、人の勧めで、まずニューヨークで小さなレストランを始めた。「袁姑媽小店」(袁おばさんの店)と名付けられた店はすぐに人気沸騰、続いて台北、そして北京にも店開きすることに。夫人は台湾の生まれ育ちだが、料理の技には中国各地の名菜が取り込まれている。夫人の創作した「一品扣肉」「豆酥雪魚」などの傑作には、家庭料理らしい質実さと宴席にふさわしい華やかさが兼ね備えられ、
Author: 写真 文·郭実 Year 1999 Issue 5 PDF HTML
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20. 「粗糧館」ヘルシー雑穀が主役
アドレス:北京市海淀区塔院営業時間:10:30~22:00(年中無休)「健康のために雑穀を」とこのごろ栄養学者が盛んに提唱していることもあって、高カロリーのご馳走に飽きた都会人の間では雑穀がブームだ。中国語では雑穀は「粗糧」。ここ「粗糧館」は、灰色レンガの壁、石の床に厚い木のテーブル、と自然派の気分が売りもの。赤い灯籠、草や竹を編んだ小物と、飾り付けにも凝っている。昔風のスタイルで登場する服務員が
Author: 写真·文 郭実 Year 1999 Issue 7 PDF HTML