Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:文=魯忠民 写真=保利芸術博物館提供] Total 184 Search Results,Processed in 0.084 second(s)
-
171. 天女散花(ティエンニュイサンホア)
世の中に幸せふりまく花は美しさの象徴で、大自然の産物である。その形や色、香りが人々の審美的な感覚をよびさますだけでなく、無限の生気が人々から好まれている。花は美しいものの喩えに広く用いられるが、たとえばかわいらしい女の子は「如花似玉」(花のごとく、玉に似る)と形容される。花の名前も、女の子に命名するさいの主な由来となっている。古代中国の民間には、たくさんの言い伝えがあり、いわく「花は人の魂がそれぞ
Author: 年画収蔵·薄松年 文·魯忠民 Year 2003 Issue 12 PDF HTML
-
172. 雲南省博物館 「牛虎銅案」
紀元前約三〇〇年から同二八〇年の間、楚国の将軍、荘蹻は、軍を率いて雲南に向かった。当時の雲南は、風光明媚だが文化はまだ立ち遅れていた。荘蹻は、現在の昆明の近くにある滇池地区に到達したが、当時はこのあたりに数十の部族が分布しており、すでに青銅器文化の時代に入っていた。「滇」はその中で最大の部族であった。紀元前二八七年、秦国は司馬錯を派遣して楚国の黔中郡を奪取し、荘蹻が楚に帰る道を切断した。このため荘
Author: 文=魯忠民 資料提供=新世界出版社 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
-
173. 山中にあらわれた船形の大邸宅
江西省黎川県の県城(県庁所在地)から北へ四十キロの山中に、舟湖村はある。三十あまりの集落からなり、合わせて三百九十四戸、約千七百人が住んでいる。福建·江西の省境にあり、その昔は交通の要衝だった。やがて自動車道が開通し、古道を行く人は少なくなり、村もだんだんと忘れられた。しかし、二〇〇一年に「船形古宅」(船の形をした古い邸宅)というタイトルの報道がなされ、村の名前がたちまちにして広まった。その年、村
Author: 虞曉宇 魯忠民=文 魯忠民=写真 Year 2004 Issue 2 PDF HTML
-
174. 安徽省博物館 「影青蓮瓣注碗」
この磁器を仔細に観察すると、磁器本体の質はきめ細かく、色は純白で、全体に「影青釉」という釉薬がかけられ、滑らかでつやつやしている。「注壺」(酒を入れる壺)の蓋には、生き生きとした獅子の形のつまみが付いている。「注壺」の本体には、腹から足にかけて六つの「瓜楞紋」(カボチャの皮の波形に似た模様)が薄く刻まれている。注ぎ口は長く、取っ手は湾曲している。「注壺」を入れる受け皿は、上向きの六つの花弁を持つ蓮
Author: 文=魯忠民 資料提供=中国画報出版社 Year 2004 Issue 2 PDF HTML
-
175. 吉林省博物院 銀(ぎん)釉(ゆう)鶏冠壺
鶏冠壺は鶏のトサカの形をした水入れである。それは、中国西部の遊牧民族が使用する革製の扁平な壺から由来している。考古学的には、陶磁器製や木製、あるいは白樺の皮で作られた鶏冠壺は、古代、契丹が分布していた区域のいたるところで発見されており、これは契丹がもっとも早くから革製の鶏冠壺を使用した民族であることを示している。唐代(六一八~九〇七年)には、毎年、契丹王が大勢の貿易使節団を率いて長安にやって来て朝
Author: 文=魯忠民 写真提供=中国画報出版社 Year 2004 Issue 3 PDF HTML
-
177. 巨大製鉄所が北京を去る日
中国の工業を牽引してきた巨大な製鉄所、「首鋼(ショウガン)」と呼ばれて親しまれてきた首都鉄鋼集団が、ついに首都の北京を去る。 来年夏に開催される北京オリンピックまでに、北京の大気を「オリンピック基準」にまで改善することを、中国は国際的に約束した。そのためには、二酸化炭素などを大量に排出する製鉄所は、北京から引っ越さなければならない。 しかし移転はオリンピックのためだけではない。近代化された新しい製
Author: 王漢平 沈暁寧 高原=文 魯忠民=写真 Year 2007 Issue 11 PDF HTML
-
178. 「曽侯乙墓の編鐘」
一九七八年夏、湖北省随州市近郊で、考古学者が戦国(前四七五~前二二一年)時代初期の曽国(南方姫姓諸侯国)の支配者の墓―曽侯乙墓(そうこういつぼ)を発掘した。そこからは、礼器、楽器、兵器、車·馬器、金玉器、漆木製工具、竹簡など一万五〇〇〇余点の文物が出土した。非常に珍しいものも発掘され、現在、湖北省博物館に所蔵されている。中でも、今回紹介した曽侯乙墓の編鐘(へんしょう)は、正真正銘の逸品である。同編
Author: 文·魯忠民 写真提供·人民画報出版社 Year 2003 Issue 3 PDF HTML
-
179. 湖北省博物館
湖北省博物館は、武漢市の緑豊かな東湖のほとりにある。1953年に国の投資により創建された、省管轄下の大型総合博物館である。敷地面積は6.5ヘクタール。主な建物に、編鐘館、陳列館、保管棟、事務棟などがあり、現在、拡張工事が進められている。所蔵文物は14万点にのぼり、そのうち、国家1級文物は645点ある。最も特色的な文物は、古代音楽文物、古代青銅器、戦国、秦、漢の時代の漆木器及び竹簡である。所蔵品の曽
Author: 文·魯忠民 写真提供·人民画報出版社 Year 2003 Issue 3 PDF HTML
-
180. 北京·長安街に見る新中国の歩み
Author: 王浩 張春侠=文 魯忠民 劉世昭=写真 Year 2009 Issue 1 PDF HTML