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Your search : [ author:史 石] Total 397 Search Results,Processed in 0.140 second(s)
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111. 六千年前に生きた乙女の物語
陝西省西安市の東、謂河のほとりに、大昔の集落―半坡遺跡がある。そこは、六千年あまり前の新石器時代に母系氏族社会の集落があったところで、いまは発掘されて、博物館に変わっている。樹木の生い茂る庭の中央に、青い水をたたえる池がある。池のなかにある石山に十七、八歳ぐらいの乙女の塑像がある。乙女は麻の服をまとい、陶製の腕輪をはめ、底のとがったつぼをさげている。いましも、しゃがんで水を汲もうとして、魚が細く水
Author: 兆麟 建正 史石 Year 1977 Issue 12 PDF HTML
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112. 暦法の起源
中国の天文暦法は、きわめて古い歴史をもっている。これを単に文献の上だけでなく、少数民族の伝承によって検証しようという試みが研究者によって進められてきた。それによると、生産労働の中で、天文暦法が次第に発展していった歴史を、まざまざと知ることができるのである。太陽は万物生長の源
Author: 邵望平 盧央 史石 Year 1978 Issue 10 PDF HTML
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113. 麻薬の害からめざめよ
日本の雑誌『世界』の記事によると、麻薬に親しむ日本人がいよいよふえ、実際の数字は百万人をこえている見込みだそうである。『世界』の指摘によれば日本で麻薬がさかんになったのは、米軍の日本占領いらいのことだ。同誌はまた、アメリカの軍人は日本の米軍基地では、日本税関の検査がないことを利用して、国際的な鷹薬販賣団に大量の麻薬をもちこんだと指摘している。かつて中国にアヘン戦争がおこった。この戦争は、中国にアヘ
Author: 石燕 Year 1962 Issue 1 PDF HTML
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114. 〈花にかこまれた家〉と作者の石魯
石魯(シールー)は一九一九年四川(スーチワン)省に生まれ、二十三歳のとき、延安(イエンアン)の陜北(シヤンペイ)公学に学んだ。長いあいだ陜西(シヤンシー)省北部の解放区にあって、美術方面の創作、教育その他の活動に従事した。また、長いあいだグラフ雑誌の編集長をしたこともあるが、現在は中国美術家協会西安(シーアン)分会の副主席として、西安の美術界で絵画制作の指導、組織の任にあたっている。石魯は木版画を
Author: 石魯 Year 1963 Issue 7 PDF HTML
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115. 隣近所の若ものたち
私の住む勤め先の宿舎は、十いく棟の建物からなる団地にある。だから、同僚の多くの子供たちともよく知っている。なかには、仕事についている二十すぎのもので、わたしにあうと、おじさん、おじさんと話しかけてくるものもいる。職場でのかれらの仕事ぶりはあまりよく知らないが、勤めが終わって、家に帰ってからのことは少しは目に入り、いささかの感慨もあるので少しく記してみたい。数年前、かれらが青春をむだにすごしていたの
Author: 張石 Year 1978 Issue 5 PDF HTML
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116. 魯硯
昨年の夏、北京ではじめて「魯硯」展覧会が開かれた。「魯」は山東省の別名、つまり「山東省のすずり」である。出品は伝世品と現代の新作を合わせて数百点におよび、内外文化人の注目をあつめた。 この「魯硯」とはどんなものか。山東省青島工芸美術研究所の石可氏に、解説をおねがいした。 編集部硯の起原硯は、中国の伝統的な芸術であって、中国文化の伝播にとって、大きな役割を果たしてきた。そこで、筆·墨·紙とならんで「
Author: 石可 Year 1979 Issue 3 PDF HTML
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117. 唐代の書と絵画
さんぜんと輝く唐代の詩文と書画、そのなかかち詩歌と散文をとりあげた前回につづいて、今回は書と絵画についてふれよう。「顔に筋あり、柳に骨あり」―大書家の顔真卿と柳公権中国では、「顔筋柳骨」―「顔に筋あり、柳に骨あり」という一語が書道を学ぶ者にとっての指南のことばとして使われる。これは、書家顔真卿(がんしんけい)(七〇九~七八五年)と柳公権(りゆうこうけん)(七七八~八六五年)の書道芸術の風格を端的に
Author: 吏石 Year 1981 Issue 12 PDF HTML
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118. 反帝反植民地主義は抗しえぬ時代の潮である
九月一日からベオグラードでひらかれた、二五カ国の参加する非同盟諸国首脳会議は、宣言および「戦争の危険と平和のよびかけ」についての声明を採択して、九月六日成功裏に閉会した。この会議は、帝国主義と植民地主義に反対し、民族の独立と世界の平和をまもるアジア、アフリカ、ラテン·アメリカ諸国人民の運動を促すうえに積極的な貢献をなした。この会議が発した正義の叫びは、帝国主義と植民地主義に反対することがわれわれの
Author: 史平 Year 1961 Issue 11 PDF HTML
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119. 民族解放運動の偉大な勝利
一九六一年、世界各国人民の帝国主義反対、植民地主義反対の闘いは、またしても新しい大きな勝利をおさめた。いまアジア、アフリカ、ラテン·アメリカの広はんな地域における民族解放運動はまことにすばらしい情勢を呈している。もりあがる民族解放運動アジアでは、日本人民が日米「安保条約」を破棄し、日本軍国主義の復活に反対し、日本の独立、民主、平和、中立をめざす闘いのなかで、いちだんと大きな力をしめした。英雄的な闘
Author: 史平 Year 1962 Issue 3 PDF HTML
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120. ケネディの〈人権週間〉
〈自由世界〉とよばれるアメリカだが、白を黒といいくるめる猿芝居はたえずおこっている。さいきんワシントンのコロンビア地区連邦裁判所でおこなわれたアメリカ共産党員にたいする不法な裁判は、ほんの一例にすぎない。第二次世界大戦ご、アメリカは日ましにファッショ化の道をあゆんできた。戦後、アメリカ国会はアメリカのブルジョア憲法のなかにごくわずかしか残っていなかったその進歩的な条項ものこらずホゴにしてしまった。
Author: 史捷 Year 1963 Issue 3 PDF HTML