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Your search : [ author:本誌·楊臻] Total 4 Search Results,Processed in 0.075 second(s)
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1. ウシ年に牛を語る
一九九七年は丁丑年、つまり牛年である。十二支文化圏では、二月七日が正月の一日にあたり、その日が近づくにつれて、牛に関する話題も急増するだろう。土牛を鞭打って豊作を祈る実は、牛に関する話題は二月四日から始まる。この日は二十四節気の「立春」の日であり、冬はこれで終わり、春が来るとされるから、人々はこの日の到来を心待ちにしているのである。残冬に土牛(牛人形)を鞭打って寒気を払うという習俗が昔からある。一
Author: 本誌·楊臻 Year 1997 Issue 1 PDF HTML
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2. 寅年の虎談義
丑年は一月の二十七日まで尾をひくので、旧暦の寅年は二十八日から始まる。十二支で年を数える国や地域では、この年となるごとに虎が頻繁に吉祥物として使われ、虎の話題がにわかに増える。華麗さと勇猛さを一身に集めた虎は、古くから「百獣の王」と見なされた。その美しさと逞しさに加え、中国文化においても浅からぬ意味を持つため、画家に描かれ、詩人に詠まれ、学者の研究課題、民衆の世間話にとり上げられ続けて来た。寅年の
Author: 本誌·楊臻 Year 1998 Issue 1 PDF HTML
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3. 辰年に竜のルーツを探る
二〇〇〇年は、文字通り「千載一遇」の年だ。世界中でこの「千禧年」(チィエンシニエン)(千年に一度のめでたい年)が話題となるのも当然のことだろう。しかも二〇〇〇年は庚辰(こうしん)年、すなわち辰(たつ)年で、中国人にとっては、さらに意味深いものになる。竜は中国で最大の守護神として崇められ、また最大の縁起物として好まれている。だから辰年は、十二支のうち昔から最も重視される年で、それがまた「千禧年」と重
Author: 本誌·楊臻 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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4. 日本のウナギはおまかせを―鰻(うなぎ)王K-NGMAN
日本人の食卓でよく見掛けるウナギは、中国産の輸入物が少なくない。そして中国でウナギ養殖業界でトップを行くのは、潮州(チャオチョウ)人の張旭強(チャンチュチャン)氏の広東金曼(チンマン)グループである。「金曼」という名称は、明らかに「ソフトゴールド」といわれる鰻(マン)(ウナギ)から名付けられたものだ。また英語読みの「KINGMAN」はちょうど「王様」という意味でもある。一九九三年から、「金曼」とい
Author: 本誌·楊臻(ヤンチェン) Year 1998 Issue 4 PDF HTML