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Your search : [ author:楊臻] Total 8 Search Results,Processed in 0.078 second(s)
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1. ハナズオウの花、太陽に向かって開く
五星紅旗とハナズオウ(香港特別行政区の旗章)が相照らし合い、香港がどっとどよめいている。香港人が祖国復帰を祝う日々の中で、第八期全国政治協商会議第五回会議を取材した筆者は知らず知らずのうちに、香港からの政協委員が復帰前夜に語った人の心をゆさぶる言葉を思い出さずにはいられない。香港問題は必ずうまく解決しなければならない二月二十八日、中国共産党中央総書記兼国家主席江沢民、全国政治協商会議主席李瑞環およ
Author: 楊臻 Year 1997 Issue 7 PDF HTML
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2. 金蛇の舞いで始まる新世紀
辰の年が去り、巳の年がやって来た。いよいよ新しい世紀の幕開けである。陰暦の新年は、今年は陽暦の一月二十四日になっている。十干十二支の辛巳年にあたり、五行思想でいう金に属する年なので、チベット暦では「金の蛇の年」と言われる。「世界の屋根」と言われる山々の麓で賑やかな舞踊の集いが開かれるはずで、その華やかさと熱気は、中国の国歌『義勇軍進行曲』の作曲者として知られる聶耳の名曲『金蛇狂舞』を思い起こさせる
Author: 楊臻 Year 2001 Issue 1 PDF HTML
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3. 万馬、大地を疾走する
金蛇の舞った年(巳(み)年)は、中国人にとって、本当に幸せな年だった。―北京は、二〇〇八年の五輪招致に成功し、北京で開催された第二十一回ユニバーシアード競技大会は、大成功のうちに幕を閉じ、中国の世界貿易機関(WTO)加盟交渉が終了し、中国サッカーチームは、二〇〇二年ワールドカップ本大会の出場権を手にし、長年の夢を実現させた。中国人が巳年に味わった喜びに酔いしれ、何本ものシャンパンを楽しんでいるうち
Author: 楊臻 Year 2002 Issue 1 PDF HTML
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4. ウシ年に牛を語る
一九九七年は丁丑年、つまり牛年である。十二支文化圏では、二月七日が正月の一日にあたり、その日が近づくにつれて、牛に関する話題も急増するだろう。土牛を鞭打って豊作を祈る実は、牛に関する話題は二月四日から始まる。この日は二十四節気の「立春」の日であり、冬はこれで終わり、春が来るとされるから、人々はこの日の到来を心待ちにしているのである。残冬に土牛(牛人形)を鞭打って寒気を払うという習俗が昔からある。一
Author: 本誌·楊臻 Year 1997 Issue 1 PDF HTML
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5. 寅年の虎談義
丑年は一月の二十七日まで尾をひくので、旧暦の寅年は二十八日から始まる。十二支で年を数える国や地域では、この年となるごとに虎が頻繁に吉祥物として使われ、虎の話題がにわかに増える。華麗さと勇猛さを一身に集めた虎は、古くから「百獣の王」と見なされた。その美しさと逞しさに加え、中国文化においても浅からぬ意味を持つため、画家に描かれ、詩人に詠まれ、学者の研究課題、民衆の世間話にとり上げられ続けて来た。寅年の
Author: 本誌·楊臻 Year 1998 Issue 1 PDF HTML
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6. 辰年に竜のルーツを探る
二〇〇〇年は、文字通り「千載一遇」の年だ。世界中でこの「千禧年」(チィエンシニエン)(千年に一度のめでたい年)が話題となるのも当然のことだろう。しかも二〇〇〇年は庚辰(こうしん)年、すなわち辰(たつ)年で、中国人にとっては、さらに意味深いものになる。竜は中国で最大の守護神として崇められ、また最大の縁起物として好まれている。だから辰年は、十二支のうち昔から最も重視される年で、それがまた「千禧年」と重
Author: 本誌·楊臻 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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7. 未(ひつじ)年が招く幸せと平和
午(うま)年は、馬の尻尾のように二〇〇三年一月末まで続き、二月一日から未(ひつじ)年が羊のようにしゃなりしゃなりとやってくる。十干十二支の文化圏の中にある国や地域では、午年の喧騒が終わりを告げ、静かで、めでたい未年を迎える。 古人は「羊致清和」(羊は太平をもたらす)と言った。二〇〇三年が、天下泰平の良い年になるよう願わずにはいられない。三陽開泰新春を迎え、うららかな陽光のなかで、まず思い起こされる
Author: 楊臻=文 Year 2003 Issue 1 PDF HTML
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8. 日本のウナギはおまかせを―鰻(うなぎ)王K-NGMAN
日本人の食卓でよく見掛けるウナギは、中国産の輸入物が少なくない。そして中国でウナギ養殖業界でトップを行くのは、潮州(チャオチョウ)人の張旭強(チャンチュチャン)氏の広東金曼(チンマン)グループである。「金曼」という名称は、明らかに「ソフトゴールド」といわれる鰻(マン)(ウナギ)から名付けられたものだ。また英語読みの「KINGMAN」はちょうど「王様」という意味でもある。一九九三年から、「金曼」とい
Author: 本誌·楊臻(ヤンチェン) Year 1998 Issue 4 PDF HTML