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文·原ロ純子] Total 56 Search Results,Processed in 0.090 second(s)
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1. 故宮(北京)
世界からやってくる参観者の多い内部に比べ、故宮の外側では、街の人たちだけが、ゆったりと過ごしている。城壁の傍らで、庶民の暮らしが今も静かに続いている。■原口純子(Junko Haraguchi)エッセイスト。93年より北京在住。中国の四季の雑貨48点をまとめた新刊『歳時記
Author: 写真·佐渡多真子 文·原ロ純子 Year 2007 Issue 12 PDF HTML
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2. 中部地方で進む中日交流
Author: 写真·佐渡多真子 Year 2020 Issue 2 PDF HTML
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3. 幸せ祈る新婚用品
日用品売場の片隅で見つけたピンクのガラスのコップ。幸せを祈る「双喜」(シュワンシ)のマークが浮き出ています。妙に凝ったデザインなのが気になって、店のおばさんに尋ねて見たら、八〇年代中ごろまで、婚礼用品としてよく使われていたものだそうです。当時の新婚生活では、男性側が家具や家電製品などの大物を揃え、女性側は、魔法瓶や洗面器など、いくつかの決まった小物を用意するしきたり。そんな小物類には、お嫁入り用の
Author: 写真 佐渡多真子 文 原口純子 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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4. 真冬に活躍、アイデア大賞鍋
旅先で士地の味を覚え、その調理用具や調味料を持ち帰るのを趣味にしている友人がいます。彼女が北京で真っ先に飛びついたのが、これ。今大人気の「鴛鴦(おしどり)火鍋」の道具です。まずは、今月号九十七ページをご覧ください。こうして二つの味が同時に楽しめる、アイデア大賞モノの鍋なのです。さて、鍋を入手した友人に、私はついでに唐辛子みその「辣醤」と「豆瓣醤」も買わせました。①トリガラスープ(インスタント可)を
Author: 写真·佐渡多真子文·原口純子 Year 2000 Issue 2 PDF HTML
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5. マイペースで歩く靴
せわしく車や自転車が行き交う今の北京で、周囲にお構いなくゆっくり歩いているお年寄りを見かけると、嬉しくなります。変化の激しい世の中で、悠々マイペースを保っている姿が、なんとも格好いいのです。そんなお年寄りたちの足元は、ほとんどが伝統的な黒い布靴。スポーツシューズや革靴が好きな若い人には、もう見向きもされない靴ですが、とても履き心地が良さそうです。一八五三年創業の、老舗靴店「内聯陞(ネイリェンション
Author: 写真·佐渡多真子 文·原口純子 Year 2000 Issue 5 PDF HTML
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6. リサイクル精神が光るカゴ
このカゴは、食料品の買い出しに良く使われているものです。とはいえ、スーパーやデパートには使い捨てビニール袋を下げた人ばかり。愛用者が多いのは、北京のあちこちで毎日立つ朝市です。朝市で新鮮な野菜や果物を買うには、丈夫なカゴが必需品。このカゴもよく朝市で売られています。カゴの材料、何に見えるでしょう。実はダンボール箱などに使う包装用テープです。北京では八〇年代中ごろから、お年寄りなどの間で、不要になっ
Author: 写真·佐渡多真子 文·原口純子 Year 2000 Issue 7 PDF HTML
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7. 律儀にかぶる帽子
「ここには帽子のない人はいません」。こんな説明のついた大きな写真パネルが老舗の帽子店「馬聚源(マジュユエン)」に掲げてありました。民国初期の街頭で、お金持ちも庶民もそれぞれ帽子をかぶっています。暑さ寒さやほこりから身を守り、地位や職業を表し、全身のスタイルを整える帽子は、中国では昔から生活に欠かせないものでした。解放後は青い、前ひさしのついた―いわゆる「人民帽」と日本で呼ばれる―帽子が人々に愛用さ
Author: 写真佐渡多真子 文 原口純子 Year 2000 Issue 8 PDF HTML
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8. 手仕事を味わう月餅の型
旧暦八月十五日は、中国の伝統行事「中秋節」。明月を眺め、家族でご馳走を囲む習慣ですが、そこに月餅は欠かせません。夏の終わり頃から食料品売り場には月餅コーナーが特設され、活気づいています。中国の月餅は、実に様々なデザインがあります。大小の丸、四角、桃型。そして表面には「豆沙」(ドウシア)(あずき)、「棗泥」(ザオニイ)(なつめ)、「五仁」(ウレン)(五種類のナッツ)など、餡の種類を示す文字があったり
Author: 写真·佐渡多真子 文·原口純子 Year 2000 Issue 9 PDF HTML
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9. 冬に楽しみを添える甕
中国で真冬でも様々な野菜が買えるようになったのは、九〇年代初めごろからでしょうか。それまでは冬の野菜不足に備えて、どこの家庭でも、多少の保存食を作っていたといいます。北京でなら、ナスやニンジンなどの乾燥野菜。それに白菜の漬物「酸白菜(スワンパイツアイ)」が代表選手です。こうした保存食作りが、晩秋に欠かせない仕事だった時代が過ぎ、今、それは、暮らしの彩りになっているようです。台所用具店で、きれいな漬
Author: 写真·佐渡多真子 文·原口純子 Year 2000 Issue 10 PDF HTML
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10. 餃子作りの必需品
北京郊外の農家の春節におよばれしたことがあります。家のご主人が迎えてくれ、私達はまず、中国式オンドル、炕(カン)に座るよう勧められました。暖かい炕の上で、果物やヒマワリのタネをつまみ、いい気分になっていると、外の台所では、奥さんと子供たちによる餃子作りが始まっていました。農家のご馳走らしく、その数の多いこと。たっぷり三百個くらいはあったでしょうか。そしてそれほどの数の餃子がズラリと並べられていたの
Author: 写真·佐渡多真子 文·原口純子 Year 2000 Issue 12 PDF HTML