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Your search : [ author:侯若虹=文馮進=写真] Total 64 Search Results,Processed in 0.085 second(s)
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51. 賛否のなかを電動自転車が走る
快速便利な庶民の「足」趙慧梅さん(三十八歳)は毎日、青色の電動自転車を利用して小学校六年生の娘を送り迎えしている。娘が小学校に入学したその日から、雨の日も風の日も自転車で送り迎えを続けてきた。学校から家までは自転車で三十分。そんなに遠くはないが、路上は車や人が多いため、一人で通学させるのは心配なのだという。「送り迎えをするのは一苦労ですが、安心できます」と趙さんは話す。娘は母親と変わらないぐらいに
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 3 PDF HTML
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52. 多彩なカードが溢れる社会に
財布からカードケースへ大学を卒業して二年になる二十四歳の張丹さんは、現在北京の外資系企業で働いている。午前九時から午後五時まで、ほとんどの時間は厳しい上司の元で忙しい仕事に追われ、リラックスできるのは仲間といっしょにランチを食べるわずかな時間だけ。昼休みにはいつも、特色あるレストランがずらりと並ぶ付近のレストラン街に足を運ぶ。張さんは、財布の中からさまざまなカードを引っ張り出す。「どれもお気に入り
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 5 PDF HTML
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53. キノコがもたらす循環型ライフ
キノコ栽培で豊かに周口店北京原人遺跡がある北京市西南部の房山区は、昔から農業を主な生産手段としてきた地域だ。近年、新しい農産業の発展を画策し、生産活動や生活の面で現地の農民たちにさまざまな変化をもたらしている。大石窩鎮南河村に住む丁興財さん(四十五歳)はキノコ栽培を生活の糧とする。所有するキノコ栽培用ビニールハウスは、長さ約百メートル、幅約十メートル。レンガを積み上げて一方の壁を高く、一方の壁を低
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 6 PDF HTML
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54. 復帰後10年香港はどう変わったか
香港が中国に復帰して十年。 「一国二制度」政策で、その社会制度を残しながら、祖国に復帰した香港は、果たして繁栄と安定を維持し続けられるのか、と世界中が注目してきた。 混乱を予想して、海外に居を移した住民も少なくない。 確かにこの十年は、平坦な道ではなかった。アジア通貨危機が降りかかり、重症急性呼吸器症候群(SARS)にも襲われた。 しかし香港は、したたかに生き抜いた。経済は以前にも増して繁栄し、安
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 7 PDF HTML
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55. 豊かさ求めて絵筆をふるう
絵で生計を立てたい呉瑞球さん(三十六歳)の名刺には、絵筆を握った手の図が印刷されている。深圳大芬美術産業協会の会長を務める呉さんは、「私は画家ですが、画商でもあります」と自らを紹介する。呉さんは広東省の農家出身。父親が早くに亡くなったうえ、兄弟が多かったため、十五歳で学校をやめ、家計を手伝うようになった。十四歳上の兄、呉瑞周さんは、故郷の美しい自然風景に魅せられたせいか、子どもの頃から絵を描くのが
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 7 PDF HTML
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56. 東西の文化が溶けあう国際都市
16世紀以来、東洋と西洋の文化がこの地でぶつかり合い、まじり合い、澳門の独特な文化が生まれた。今日、「澳門歴史市街地区」を歩けば、東西の文化の融合と共存のムードが感じられるのは、澳門ならではの魅力である。MACAU―澳門澳門は独特な都市である。歴史的には広東省香山県(今の中山市)に属する小さな漁村で、本来は濠鏡または濠鏡澳という地名であった。人々は船の停泊できる入り江を「澳」と呼んでおり、牡蠣(カ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 9 PDF HTML
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57. 暮らしに入り込んだ天気予報
内容が豊富に楊貴名さん(五十一歳)は中国気象局国家気象センターの首席予報員。一九八二年に蘭州大学の気象学学科を卒業して以来、気象台にずっと勤め、もう二十五年になる。この間の変化について、「勤め始めたばかりのころは、今のような先進的な設備はなく、電報で受け取った気象観測資料をもとに、毎日、手で天気図を制作していました。手作業だと時間も手間もかかり、残業しなければ終わらないことも度々でした」と話す。し
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 10 PDF HTML
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58. 変わってきた牛乳観
食卓に欠かせない九歳の娘がいる呂厚艶さん(三十六歳)は、毎朝早く起き、朝食を準備する。娘の劉昕ちゃんは小学校三年生。背が高くほっそりとしていて、バスケットボールや走り高跳びが大好きだ。「娘は今、成長期ですし、飛んだり跳ねたりするスポーツが大好きなので、しっかり栄養を取らせなければ」と呂さんは話す。呂さんが劉昕ちゃんのために準備する朝食は、牛乳、ジャムを添えたパンまたはケーキ、ゆで卵。一歳で乳離れし
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 11 PDF HTML
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59. 年越しの爆竹禁止から制限へ
薄れた伝統的習慣まもなく年末。新しい年がまたやって来る。しかし中国人にとっては、旧暦の新年である春節こそが盛大に祝うべき祝日。普通の社会生活では新暦を使って生活しているが、この時期になると、知らず知らずのうちに旧暦で日付を数えている。伝統的な習慣によれば、「臘月」(旧暦の十二月)に入ったら年越しの準備をする。北方の民謡に年越しの準備を歌ったものがある。「(旧暦)二十三日は『糖瓜』(かまどの神に供え
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 12 PDF HTML
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60. ITツールでつながる社会
最も身近な通信手段二十三歳の蘇涵(そかん)さんは、ウィークデーの朝九時から夕方五時まで不動産会社で働き、ほとんど残業のない規則的な生活をしている。友人とは、携帯電話やショートメッセージ(携帯間メール)、電子メール、チャットなどで連絡を取り合うことが多い。日本で働く姉との連絡には、MSN(マイクロソフトのウェブサイト)のメッセンジャーを使っている。このサービスを使えば、お互いの姿を見ながら会話ができ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 3 PDF HTML