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Your search : [ author:趙文濤
え·董辰生] Total 59 Search Results,Processed in 0.097 second(s)
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41. 中国革命の転換点 遵義会議の輝き
一一九三五年一月、遵義会議が終わって間もないときだった。国家政治保衛局長の鄧発同志がわれわれ国家政治保衛連隊にやってきて、党中央が第一方面軍をひきいて抗日のために北上することを決定したとつたえた。そして、この党中央の決定が中国革命を救ううえにいかに大きな意義をもっているかについても詳しく説明した。さらに、かれはつぎのようにのべた。「江西省の中央根拠地を撤退してからの二ヵ月間にみられる多くの事実から
Author: 張南生 え·董辰生 陳玉先 Year 1976 Issue 3 PDF HTML
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42. 労農赤軍はイ族人民の兄弟
一九三四年三月、われわれ越嶲(ユエスイ)(越西)県に住むイ(彝)族と漢族の貧しい農民、合わせて四千人あまりの者は、反動政府と国民党第二四軍の残酷な支配と搾取に耐えきれず、海棠(ハイタン)、王家塘(ウンチヤータン)、保安(パオアン)の三地区でいっせいに暴動をおこして、国民党第二四軍の三コ中隊を全滅し、三日間も越嶲の県城を包囲した。ところが、思いがけないことに、やっと越嶲を攻め落したちょうどその時に、
Author: アルムツシヤ え·董辰生 Year 1979 Issue 4 PDF HTML
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43. 山の運転手〈上〉
一〈紅絹の舞い〉という舞踊がある。踊り手のうちふる長い紅絹が虚空でくるくるといくえにもまわるさまは、わが長白山(チヤンパイシヤン)をめぐりめぐる国道のそれとよく似ている。トラックでこの国道をはしると、〈断崖絶壁!〉とか、〈連続曲折!〉とか、〈徐行!〉〈危険!〉〈警笛鳴らせ!〉といったたぐいの、ものものしい語句と感嘆符のかかれた道路標識がつぎからつぎにあらわれ、乗っている者の肝をひやさせるのだ。助手
Author: 張天民(チヤンテンミン) え·董辰生(トンチエンシヨン) Year 1964 Issue 7 PDF HTML
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45. 欧陽海の歌
一九四〇年、旧暦十月二十三日、湖南(フーナン)省の桂陽(クイヤン)県の山々には暗雲が低くたれこめていた。平地はまだやっと冬に入ったばかりなのに、十数軒の貧しい山村の老鴉窩(ラオヤーウオ)は、すでに真冬の寒さである。灯ともし頃になって雪が舞いだした。村の北にある石と土で造ったある小屋の中から、かすかなうめき声がもれる。この家の主婦のお産がはじまったのだ。この家の主人である四十がらみの欧陽恒文(オウヤ
Author: 金敬邁(チンチンマイ)え·董辰生(トンチエンシエン) Year 1966 Issue 5 PDF HTML
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46. 欧陽海の歌抄訳〈第2回〉
一九四九年の冬、老鴉窩(ラオヤーウオ)に天地をくつがえすような変化がおこった。それは、解放軍の部隊がこの山にやってきたので、地主の劉大斗(リユウタートウ)や匪賊の頭目たちが手下どもをつれて村から逃げだしたことである。暖かい太陽が大空にかがやき、老鴉窩をおおっていた雪もすっかり消え去った。あたりの山山も白い衣装をぬぎすて、見わたすかぎりの緑をあらわした。山の頂から見下ろすと、段々畑がかさなり、村落が
Author: 金敬邁(チンチンマイ) え·董辰生(トンチエンシエン) Year 1966 Issue 6 PDF HTML
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47. 欧陽海の歌
戦闘はよぶ新兵を満載した列車は、楽しい笑い声と歌声とともに北京(ペイチン)―広州(クワンチヨウ)鉄道を一路南へとひた走りに走ってゆく。新兵欧陽海(オウヤンハイ)は、窓ぎわに坐って、分隊長の陳永林(チエンユンリン)にあれこれとたずねた。「分隊長、おれたちは、いったいどこへむかって進んでいるんですか?」「前方さ!」「そりゃあそうです。なんというところにゆくのか、ときいているんですよ」「それは……」陳永
Author: 金敬邁(チンチンマイ) え·董辰生(トンチエンシエン) Year 1966 Issue 7 PDF HTML
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48. 欧陽海の歌
大きな赤い花土曜日の午後、共産党と共産主義青年団の活動が終わると、クラブはたちまちにぎやかな空気に包まれた。部隊が正式の工事にとりかかると、目標はつぎつぎに達成されていった。全中隊の意気をさらにあげるために、中隊ではドラや太鼓で「表彰の夕べ」の準備におおわらわだった。大きな赤い花をつくるもの、出し物の練習をするもの。文化娯楽委員の小黄(シヤオホワン)は竹の拍子木をたたきながら、桓根にむかって快板(
Author: 金敬適(チンチンマイ) え·董辰生(トンチエンシエン) Year 1966 Issue 9 PDF HTML
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49. 欧陽海の歌
小さな猛者来陽河(ライヤンホー)のみどりの水は、岸辺の水車をとどめることなくまわしている。時はうずまく河水とともに流れ、六十年代の最初の春をむかえた。柳の芽はいまだにもえず、大地の寒さも消えていない。欧陽海(オウヤンハイ)は訓練隊で五項目に“優秀五点”という成績をあげて、中隊に帰ってきた。中隊は自分の家のようなもので、長いこといるとよそに出てみたくなるが、ひとたびそこをはなれると、心からなつかしく
Author: 金敬邁(チンチンマイ) え·董辰生(トンチエンシエン) Year 1966 Issue 10 PDF HTML
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50. 欧陽海の歌〈第7回〉
よく鳴る太鼓にも重いばちがいる省の方で民兵積極分子の代表大会がひらかれることになったので、優秀な分隊長を会議に出して民兵の代表に銃剣術の模範試合をみせるようにと、上級から第三中隊に指示があった。共産党支部委員会では、この問題を検討した。支部委員の多数が、欧陽海(オウヤンハイ)を推選した。銃剣術は中隊一だし、戦術、射撃、手榴弾投げ、体育なども、分隊長のなかで一、二を競っている。だが、いちぶの支部委員
Author: 金敬邁(チンチンマイ) え·董辰生(トンチエンシエン) Year 1966 Issue 11 PDF HTML