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Your search : [ author:写真 周仁徳 劉世昭] Total 3479 Search Results,Processed in 0.095 second(s)
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41. 興義―馬嶺河と万峰嶺
貴州省の省都から車に乗り、周囲を盤江が流れる貴州西南部に向かった。南へ十時間、自治州役所のある興義についた。今回の取材旅行の始まりである。盤江は中国第三の大河、珠江上流の総称だ。雲南省が水源で、貴州西南部のブイ族ミャオ族自治州を流れる南盤江、北盤江から成り立っている。二つの河は合流して紅水河となり広西に入る。昔、ここに牂牁(そうか)国があったので牂牁河と呼ばれた。『史記』『漢書』によれば当時は軍事
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1994 Issue 1 PDF HTML
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42. 歴史と文化の息づくまち 古風な中にもみなぎる生気
貴州省貴陽市から南へ二十九キロのところに完全に保存されている古い町·青岩鎮があり資料によると六百年余の歴史をもつという。貴州には古くから伝わる四つのことばがあって、一打鼓(金沙鎮)、二永新(湄潭鎮)、三茅台(有名な茅台酒の産地)、そして次に四青岩と続くように、青岩鎮は歴史上貴州に重きをなす四つの町の一つである。青岩は昔この一帯の経済文化の中心地であったことから、広西への通り道の頃の古い石畳が今もな
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1994 Issue 2 PDF HTML
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43. 安竜明朝最後の「国都」
興義市から車で国道三二四号線を東に走り、第二の目的地、安竜県に向かった。距離はわずか百キロだが、辺鄙な山地なので幹線道路とはいうものの未舗装のでこぼこ道で坂やカーブも多く山崩れの所もあって、三時間もかかった。安竜は地図でも簡単には見つからないが、歴史的には明朝の遺臣が小朝廷の「国都」にした地で、十八義士の物語も残っている。一六四四年、中国最後の封建王朝、大清帝国ができたが、打倒された明の桂王、朱由
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1994 Issue 2 PDF HTML
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44. 冊亨―プイ族の集落と芝居
安竜県を後にして、雲南省の昆明と広西チワン族自治区の南寧をつなぐ自動車道路を今回最後の取材地、冊亨県に向かった。道はやはり悪く、一〇〇キロ足らずなのに半日もかかった。この一帯はプイ(布依)族の集落で、私はまず秩壩鎮に行き、鎮長の岑さんの案内で板用寨の取材をした。ここのプイ族の家はほとんどが山を背に、川の近くに建っている。車を下りると、田んぼで村びとが稲刈りをしているのが見えた。小川の向こうの山の中
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1994 Issue 3 PDF HTML
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45. 太湖のシラウオ漁
五月二十六日は、中国五大湖の一つ、江蘇省は太湖のシラウオ漁が解禁になる日だ。前日から準備万端を整え、漁場で待機していた漁師たちは、この日午前八時を期していっせいに操業を開始する。記者は、昨年五月取材で蘇州を訪れたとき、同市から南四〇キロの湖岸にある呉県太湖郷に足を伸ばし、三日間漁船に乗って漁民と寝食を共にした。その模様をカメラとペンでつづってみよう。太湖郷は、典型的な漁村だ。人口一〇〇四八人のうち
Author: 写真 ·文 劉世昭 Year 1994 Issue 5 PDF HTML
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46. CD熱FM放送局も番組に
改革開放が進み、経済や文化が発達するにつれ、人びとの趣味も多様化し、高級化してきた。近年多くの都市でCD音楽のファンが急増しているのも、その現象の一つだ。病(やまい}こうじてファンからマニアに変身するのも、多くの趣味の行き着くところ。マニアたちはさらに、他人にはない、自分だけの独自性を追求しようという熱病にとりつかれ、類は類を呼んで「フィーバ―仲間」が自ずと形成されてゆく。CDに関して見ると、北京
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1994 Issue 8 PDF HTML
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47. 写真館 ブライダル産業に変身
最近北京の街を歩いていて目につく現象の一つに、結婚記念専門の写真館がめっきり増えたことが挙げられる。だれでも手軽に写せる簡易カメラが、中国でも十数年前から普及し始めたため、街の写真館はすっかりさびれ、感光材料やDPの店に変わったのはまだましな方、全く別の商売に転業してしまったところも少なくなかった。ところがいま、改革開放が進んだおかげで生活水準が向上し、人びとは過去に一度捨てたものを見直すようにな
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1994 Issue 9 PDF HTML
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48. 家教熱 家庭教師に見る需給関係
生活水準の向上とともに知識欲も高まる一方。いま中国の都会では家庭教師、略して「家教」につく人が急速に増えている。この家教につく人には四つのタイプがあることが、今回の取材を通じてわかった。まず第一に「趣味·啓発」型というのがあり、これはほとんどが小学生。第二の「特定科目の補習」は中学生に多く、第三の「短期強化」は入学試験を控えた高校生とか資格試験をめざす社会人。そして第四の「業務研修」は社会人に限ら
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1994 Issue 12 PDF HTML
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49. レフェリー変じて運転手
このミニバンタクシー、愛称を麵的(ミエンディ)という。的は的士(タクシー)の略、麵はパンのことで、ボディーの形がなんとなく食パンに似ているというわけ。いま北京には三万台の麵的が走っているそうだが、ここに登場願った王鎖立さんは、並のタクシードライバーではない。生まれは一九五六年。子供のころからスポーツが大好きで、とくにサッカーが得意、中学では全校チームの選手として活躍していた。だが、当時の先生の影響
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1995 Issue 9 PDF HTML
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50. 烏江の源流を見た!
烏江は長江の主要な支流の一つで、貴州省西北部の烏蒙(ワーモン)山麓に発し、威寧(ワエイニン)県内から二十二の市、県を通って重慶市涪陵(フーリン)で長江に合流する。全長一〇三七キロ、水面の落差は二一〇〇メートルに達し、流れが急で、両岸の崖が険しく、「烏江の天険」と呼ばれている。「山に登れば雲の中、山を下れば川の岸、対岸は声が届くほど近いのに、会おうと思えば一日かかる」という俗謡もある。記者は威寧から
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1997 Issue 10 PDF HTML