烏江は長江の主要な支流の一つで、貴州省西北部の烏蒙(ワーモン)山麓に発し、威寧(ワエイニン)県内から二十二の市、県を通って重慶市涪陵(フーリン)で長江に合流する。全長一〇三七キロ、水面の落差は二一〇〇メートルに達し、流れが急で、両岸の崖が険しく、「烏江の天険」と呼ばれている。「山に登れば雲の中、山を下れば川の岸、対岸は声が届くほど近いのに、会おうと思えば一日かかる」という俗謡もある。記者は威寧から...
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烏江は長江の主要な支流の一つで、貴州省西北部の烏蒙(ワーモン)山麓に発し、威寧(ワエイニン)県内から二十二の市、県を通って重慶市涪陵(フーリン)で長江に合流する。全長一〇三七キロ、水面の落差は二一〇〇メートルに達し、流れが急で、両岸の崖が険しく、「烏江の天険」と呼ばれている。「山に登れば雲の中、山を下れば川の岸、対岸は声が届くほど近いのに、会おうと思えば一日かかる」という俗謡もある。記者は威寧から...