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Your search : [ author:講師楊光華] Total 23 Search Results,Processed in 0.088 second(s)
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21. 冬景色の描き方
わたしの弟子にも、今日はこう描いたのに明日はああ描くという人が多い。若いうちにいろいろやってみるのも大切ですが、大を成すには目標を定め、わき目もふらずに歩きっづけることです。冬景色の描き方「冬山は惨澹として睡るが如し」と古人はいいました。冬景色の山水画は一般に、葉を落とした木々、澗れた川、曇り空、一面の雪などを道具立てに、ものみな「睡るが如く」光にとぼしい静まり返った風景を表現します。中国では、北
Author: 講師楊光華 Year 1992 Issue 8 PDF HTML
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22. 小墨画教室
中国画の大家、斉白石先生は「痴思長縄繋日」という印章を使いました。時間を大切にするという意味です。晩年の絵には「清農一揮」という題款も見られます。朝早←から創作にかかったのです。いわんやわれわれ後学者においておやです。写生の方法絵の勉強で写生が大切なことは、申外の画家が口をそろえて語っています。中国ではこれをむかしから「外に造化を師とす」といってきました。造化とは大自然のことです。大自然を先生とし
Author: 講師 楊光華 Year 1992 Issue 10 PDF HTML
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23. 小墨画教室
清の大画家、石濤(一六四二~一七〇七)の山水画はあふれるような気勢があって、後世の人びとの手本になっています。その秘訣は、現代の画家たちが座右銘にしている彼の名言「奇峰を捜し尽くして草稿を練る」にあるのです。構想から仕上げまで山水画を描く上で大切なことは「意は筆先にあり」という点です。元の四大画家の筆頭にあげられる黄公望(一二六九~一三五四)は「山水画を描くためにはまず題目をきめ、それから筆を下す
Author: 講師 楊光華 Year 1992 Issue 11 PDF HTML