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21. 盧溝橋物語
数の合わない盧溝橋の獅子盧溝橋は、北京市の西部を流れる永定河にかかっている。金代の明昌三年(一一九二)に作られ、北京から南方各省に通ずる交通の要衝にあるが、一九三七年七月七日、世界を震撼させた「盧溝橋事件」がここで起こった。橋の長さは二六五メートル、幅八メートル。両側の欄干は大理石作りで、欄干には大小さまざまな獅子が彫刻されている。これらの獅子はすこぶる姿がよく、しかも一つとして同じものがない。こ
Author: 本誌·劉文哲 Year 1995 Issue 8 PDF HTML
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22. 外資導入にわく湖州経済技術開発区
湖州市は浙江省北部、即ち長江デルタの杭嘉湖平原にあり、古い歴史をもつ都市である。東は上海へ一六〇キロ、南は杭州に九〇キロ、西は江蘇省、安徽省とつながり、北は太湖に臨む。物産が豊かで、文化と経済が発達し、昔から「魚と米の郷(さと)」「シルクの府(まち)」「文化の邦(くに)」と呼ばれてきた。書家が珍重する湖筆、「中華シルクの宝」と称えられる綾絹がいずれも湖州で作られているが、先日の取材では新しくできた
Author: 本誌·劉文哲 Year 1995 Issue 9 PDF HTML
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23. 琉璃廠文化街と前門の老舗
斉白石を世に出した琉璃廠琉璃廠(リユウリーチヤン)は幅一〇メートル、長さ一〇〇〇メートルほどの通路で、北京の和平門の外側にある。狭くて短い道だが、北京では最も古くて有名な文化街だ。両側に立ち並ぶ書画、文房具、珠玉宝石、陶磁器などの店は百を数え、建物はみな古い楼閣式の建築で、あるいは軒をつらね、あるいは向かい合って、この伝統的文化街をかたち作っており、通りをそぞろ歩くと、紙や墨の芳しい香りと、書画や
Author: 本誌·劉文哲 Year 1995 Issue 9 PDF HTML
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24. 北京の古い橋
北京の数多くの古代建物と文物遺跡の中で、城の内外に建てられた古い橋も観光客の目を集めている。八月号に紹介された盧溝橋のほかに、今月号でもおもしろい伝説が伝わる他の橋を紹介しよう。北京北部の朝宗橋北京市内から万里の長城、十三陵へ行く昌平自動車道路に、七つのアーチを持つ石橋が見える。これが「京北第一橋」といわれる朝宗橋(ツオゾンチヤオ)である。明の時代に建てられた朝宗橋は沙河鎮(サーホーゼン)の北部の
Author: 本誌·劉文哲 Year 1995 Issue 10 PDF HTML
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25. 国際市場に参入目指す―南京
九〇年代の初めから、中国経済の発展の重点は、次第に沿海地域から長江流域へ移りつつある。内外のエコノミストたちはこの新興地帯を長江経済ベルトと呼び、中国経済を飛躍させる巨竜にたとえる。この地域の経済発展は、やがて、中国経済に巨大な変化をもたらすだろう。巨竜の頭に当たる所が、上海を中心とする長江デルタ経済圏である。この経済圏では、南京、鎮江、揚州、南通、常州、無錫、蘇州、上海、嘉興、湖州、杭州、紹興、
Author: 本誌 劉文哲 Year 1996 Issue 1 PDF HTML
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26. 伝統の香酢作りを大規模生産へ―鎮江市
南京から六〇キロ離れた長江下流にある鎮江は、江蘇省の直轄市で、三千年の歴史を持つ都市である。管轄下にある丹陽、丹徒、句容、揚中の四県や、京口、潤州との両地区を合わせると、総面積三八四三平方キロ、人口二百六十万に及ぶが、市街区に限ると面積二一五平方キロ、人口五十万の町である。大運河と長江の交差点鎮江市で記者はまず、市街区を貫く古い運河を見た。この運河は、北は長江に通じ、南は杭州に至る。北京と杭州を結
Author: 本誌·劉文哲 Year 1996 Issue 2 PDF HTML
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27. 大規模生産の道を進む揚州の経済
「腰に十万貫を纒(まと)い、鶴(つる)に騎(の)って揚州(ようしゆう)に上ぼる」「故人(ともは)西(にし)のかた黄鶴楼(こうかくろう)を辞(じ)し、煙花(かすみとはなの)三月揚州に下る」―この古人の詩は揚州の富裕、繁華、そして人びとの揚州へのあこがれを表している。今日の揚州は、長江デルタ経済の発展の中で果たした役割と納めた成果により、再び人々の注目を浴びている。記者は「煙花の三月」を待たずに、船で
Author: 本誌·劉文哲 Year 1996 Issue 4 PDF HTML
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28. 郷鎮企業の発祥地―無錫
江蘇省南部地区の経済が急速に発展している中で一番目立つのは無錫(ウーシー)だ。常州(チャンチョウ)が製造業で名を挙げたとすれば、無錫は郷鎮企業や観光業の振興で注目されている。無錫は常州からわずか四〇キロのところにあり、上海―南京間の滬寧(フーニン)鉄道と自動車道路、北京と杭州を結ぶ京杭(チンハン)大運河が常州の市街区から無錫の市街区まで平行して通じている。南は太湖、北は長江に臨み、東は蘇州と隣り合
Author: 本誌·劉文哲 Year 1996 Issue 7 PDF HTML
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29. 「松下工業団地」の建設目指す―杭州
浙江省の省都·杭州(ハンチョウ)は古い文化の都。銭塘(チェンタン)江の北岸に位置し、美しい西湖を控えた景勝である。秦代(紀元前二二一~同二〇七年)に県制がしかれたときは、銭塘県と呼ばれ、隋代(五八一~六一八年)に杭州と改称された。その後歴代栄え、とくに南宋(一一二七~一二七九年)のとき、首都に定められ、繁栄と美しさを極めた。以来杭州は「この世の天国」という美称で呼ばれ、十四世紀のイタリアの東洋旅行
Author: 本誌·劉文哲 Year 1996 Issue 9 PDF HTML
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30. 国際観光都市へ十五カ年計画―紹興
紹興(シャオシン)は山紫水明の景観に恵まれ、文化の香りの高い古い町。大上海経済圏内では重点開発の対象になっている開放都市である。北西へ六〇キロ行けば杭州(ハンチョウ)に至り、東の港湾都市寧波(ニンポー)とは一八〇キロの距離にある。北は杭州湾に臨み、南には会稽(クアイチ)山脈を控えている。上海―杭州―寧波を結ぶ滬(フ)杭(ハン)甬(ヨン)高速道路と鉄道が紹興を東西に貫いて走り、交通は非常に便利である
Author: 本誌·劉文哲 Year 1996 Issue 10 PDF HTML