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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.085 second(s)
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2761. 大地を削る中国の「ナイアガラ」
「黄果樹瀑布(こうかじゅばくふ)」は、中国最大の滝である。黄果樹瀑布とその付近にある瀑布群、千姿百態の水上石林、プイ族が住む村落……。それらが、ともに組み合わされた国家クラスの「黄果樹風景名勝区」は、貴州省のなかで、もっとも旅人を引きつける観光名勝となっている。黄果樹瀑布はいまや、貴州省の代表的なイメージであり、シンボルとなっているのだ。黄果樹瀑布は、省都·貴陽市の西南百三十七キロに位置し、自動車
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
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2762. 熱狗(Re gou)
ある夏の日、北京のペット売り場で、生まれて二カ月の子犬がミネラルウォーターのボトルを枕に昼寝をしていた。こんなに小さな子犬でも、水の上が冷たいとわかるなんて、おりこうなんだなーと思う。そういえば、ちょっとIQ低めの我が家の犬も、季節ごとに、お気に入りの場所があるし、友人の猫も、いつでも陽だまりを見つけ、うらやましいほどに、デーンとくつろいでいる。動物のかしこさは、どこも同じかもしれないけれど、北京
Author: 写真/文 佐渡多真子 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
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2763. 両国をテレビでつなぐ 張麗玲さん
「『小さな留学生』のプロデューサーさん」日本では、人々が親しみを込めて、彼女のことをそう呼んでいる。「CCTV(中国中央テレビ局)大富」の代表で、かつて日本でセンセーションを巻き起こしたドキュメンタリー番組『我們的留学生活』(私たちの留学生活、日本ではその一部を『小さな留学生』などと題して放送)の企画·制作に当たった、張麗玲さんである。1989年、21歳の張麗玲さんは、勉学のため、単身日本へ渡った
Author: 表紙写真·郭実 文·張春侠 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
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2764. 3000年眠りから覚めた青銅器たち
今年一月、中国の西北、陜西省のある農村で、二十七件の銘文の入った青銅器が一挙に出土した。鑑定の結果、この青銅器群は、今から約三千年前に栄えた西周時代に造られたもので、銘文には当時の王の系譜や社会の状況が記されていた。 「今世紀になってから最大の考古学上の発見だ」と、考古学や歴史学の研究者たちはこの発見に驚喜している。北京でも展示され、反響を呼んだ。
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2765. 第二十一話 紫禁城の秘話―清
太和殿での即位式典の玉座で 「おうちに帰る」と泣き叫んだ宣統帝 乾清宮の玉座の上に「正大光明」の額 額のうしろに隠された楠の小箱 その中に次期皇帝指名の「極秘」の勅諭が 養心殿には二つの玉座 幼帝の玉座と簾(すだれ)を隔てた西太后の玉座
Author: 李順然=文 劉世昭=写真 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2766. 新しく生まれたリラックス空間
婁菲(ロウフェイ)さん(三十三歳)と夫は、同じ外資系企業で働いている高給取りだ。二〇〇一年、彼らは北京の南郊外に、三階建ての一戸建て住宅を手に入れた。内装工事の際、彼女は、建築面積約百八十平方メートルの新居に、三つの「衛生間(ウェイションジェン)」(トイレと浴室)を設置した。一階は客人専用とし、浴室は作らなかった。二階には、トイレとともにシャワールームを取り付けた。三階は寝室とつながっていて、トイ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2767. 移住の歴史語る石造りの要塞の村
本寨は、貴州省の西部、安順市西秀にある村落の一つである。山水にとり囲まれて、青々とした水田がつづく。二百十世帯、人口八百五十人。この漢民族の村落は遠望すると、プイ族の石造りの村のようだ。村に入ると、まるで「軍事の要塞」である。村の手前に、防衛のために石を築いた堀がある。村の後ろに、厚くて高い石壁が築かれている。村の前方、後方、中央に、四階建ての「碉楼」(見張り用のやぐら)が七つ、そびえ立ち、村中を
Author: 丘桓興=文馮 進=写真 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2768. フラフープ
日本でフラフープが流行ったのは一九五〇年代だろうか。私が小さいころには、もうすでにあまり盛んではなかったけれど、それでもかすかな記憶が残っている。王府井で見かけた子供の姿が、ふと、そんなころの思い出と重なった。ちょうど日本で高度成長期が始まったころ、我が家は小さな団地に引っ越し、私はうれしくて部屋中はしゃぎまわっていた。初めて使った冷蔵庫を何度も開け閉めして喜んだり、洗濯機の回るのをいつまでもいつ
Author: 写真/文 佐渡多真子 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2769. 火災から街を守った消防タワー
上海市街区の北西部、蘇州河の河辺につづく西蘇州路に、「消防瞭望台」(俗称·消防タワー)がたたずんでいる。1921年に建てられ、上海にのこる旧式の消防タワーの中では、もっとも高い建物である。当時、ここら辺一帯はイギリス租界で、周りはみな工場だった。火災を引き起こしやすい綿糸紡績工場が、いくつもあった。二十世紀初め、工業が発展するにつれ、工場周辺の空き地には、上海の「難民」たちが建てるバラックが現れは
Author: 陸傑=写真 張暁春=文 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2770. 笑いの泉
中国のめざましい経済発展は、「老百姓(ラオバイシン)」(庶民)によって支えられている?そう思わせるほど、最近の中国の人々は、明るく、元気で、パワフルです。そして、そんな暮らしをうるおしているのがユーモアです。今回は、笑いにあふれた「庶民ライフ」を、小話の中に、のぞいてみましょう。呼び鈴立派な呼び鈴をつけたばかりの家があった。訪れた客がいたが、玄関の変化に、なにも気がつかなかった。客はいつもの習慣で
Author: 文·写真=小林さゆり Year 2003 Issue 9 PDF HTML