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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.101 second(s)
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2751. わたしの北京五十万年
北京を訪れた雪舟 この旅を「観光」と記する書もあるあのころの「観光」は 「厳しい修行の旅」の同義語だったずっしり重い二字だった 物見遊山ではなかった 「観光」先の中国で半世紀も修行し北京に骨を埋めた日本僧もいた五塔寺 大鐘寺 智化寺北京に都を置いた元のフビライ(一二一五~一二九四年)は、ネパールから工匠を招いて、妙応寺にネパール風の白塔を建てました。これに学んだのでしょうか、北京に遷都した明の永楽
Author: 李順然=文 楊振生=写真 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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2752. 近づく消費者マンゾク社会
不足の時代から、充足の時代へ五十すぎの主婦·倪淑恵(ニーシューフイ)さんは、午前中に自由市場で買い物をするのが日課になっている。市場は自宅から歩いてすぐのところにあり、早朝に卸売り市場から仕入れられた新鮮な野菜、活魚、タマゴ、肉などが売られている。彼女は、どんな品物も買ってみるが、鮮度にはうるさく、その日に食べ切れる量しか買わない。いまの都市住民は、買い物に行く時間さえあれば、毎日新鮮な野菜をそろ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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2753. ミャオ族の村に子ども授かる橋かける
貴州省東南部に位置する雷山県西江鎮(らいざんけんせいこうちん)は、四方を山に囲まれた町だ。山の斜面に沿うように民家が建てられており、軒がびっしり連なっている。白水河というひとすじの河がふもとを流れ、河辺と山の中腹に拓かれた緑の棚田が、遠くまで延びている。 中国では鎮(町)が末端の行政単位にあたり、村がその管轄下にある。西江鎮は南貴、羊排、卡陽(カーヤン)など十二の村の集まりで、合わせて約千百世帯、
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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2754. 北京の夏
北京の夏は、毎年いきなりやって来る。梅雨がなく、春が短い北京では、オーバーを脱いだと思ったら、心の準備も間に合わないまま、半袖のシャツを着て歩くようになる。日中の気温は40度をかるく超え、午後12時から4時までは、昼寝以外、本当は何もしたくない。決死の覚悟で機材をかついで街に出ると、水分補給のための鉱泉水(ミネラルウォーター)を求めて、売店から売店へと、はうように進むことになる。でも、私は、北京の
Author: 写真/文·佐渡多真子 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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2755. 老飯店(クラシックホテル)で味わういにしえの大上海
よく保存されたクラシックホテル(老飯店)がこれほど多いのは、おそらく上海だけだろう。納得のいく価格で、憧れの古いホテルに宿泊できるのは、おそらく上海だけだろう。歳月と歴史に刻み込まれた文化の景色は、表面からはうかがい知れず、仔細に味わう必要がある。その深い味わいは、古いホテルの階段の曲がり角にあるかも知れず、ランプの上にあるかも知れない……。浦江飯店 セピア色の豪華な面影上海でタクシーを呼び、「浦
Author: 陸傑=写真 陳序 朱慧=文 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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2756. 日本で「メジャーデビュー」の耿忠さん
中国人の観念においては、「耿忠(ゲンジョン)」(こうちゅう)というのは、伝統的な男性の名前である。しかし、耿忠さんはやさしく、清らかな感じの女性だ。中日国交正常化30周年を記念して制作された中日合作テレビドラマ『ロング·ラブ』(BSフジ)で、ヒロイン役を演じた。中国から日本に嫁いだ3人の女性の波瀾万丈の人生を描いたドラマである。異国での暮らしや当惑する心境を見事に演じたばかりか、純真でやさしい中国
Author: 表紙写真·郭実 文·王海燕 Year 2003 Issue 7 PDF HTML
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2757. わたしの北京五十万年
清が都を北京に移した順治元年 一団の日本人が瀋陽から北京に向かった 一行は道中で万里の長城を目にした 北京では紫禁城も訪れた 摂政王ドルゴンとも会っている 清初の北京の街をあちこち見てまわり 一年ほど北京に滞在したあと
Author: 李順然=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
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2758. スピード時代に変わるキッチン
ファッショナブルに生まれ変わるテレビの番組制作者である張文華さん(三十六歳)は、定時に帰宅し、キッチンでのんびりと晩ご飯の仕度ができたら、それだけで幸せだと感じる。おしゃれな食器や流行の炊事用品をそろえるのが好きな彼女のキッチンは、温かい雰囲気に満ちている。キッチンはわずか四·五平方メートル程度の広さしかないが、空間を合理的に利用している。コンロと流し台の間には適度な調理台があり、吊り棚には各種の
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
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2759. 英雄豪傑のせて疾走する
福建省西部の山中に、連城県という客家(ハッカ)の居住地がある。面積は二千九百五十九平方キロ、十八の郷·鎮に三十三万人が住んでいる。客家は漢民族の支族で、千七百年ほど前、戦乱を避けるために黄河流域から徐々に南下をはじめ、いまでは主に、福建、広東、江西の省ざかいが接する地域に暮らしている。連城県は純粋な「客家県」で、客家文化が色濃く息づいているだけでなく、中原の古い習俗をいまなお引き継いでいる。例えば
Author: 謝桂犀=文 潘朝陽=写真 Year 2003 Issue 8 PDF HTML
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2760. アカゲザルの楽園を行く
海南省(島)は中国でただ一つ省全体が熱帯に属した、有名な観光地である。熱帯特有の景色や海水、温泉、日光、ビーチ、ヤシの木、そしてみずみずしいくだものが、人々にすばらしい楽しさを運んでくれる。美しい南湾猴島南湾猴島は、海南省陵水県の南方にのびる南湾半島に位置している。面積は一〇·二平方キロ、三方が海に囲まれている。島へのルートは二つある。一つは海上、もう一つは空中だ。つまり、海を越えるロープウエーに
Author: 侯若虹=文 劉世昭=写真 Year 2003 Issue 8 PDF HTML