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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.096 second(s)
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2772. 雑誌作りに夢たくす 劉燕子さん
中国語と日本語の2カ国語で編集された雑誌が、中日両国で話題となっている。中国の現代文学を日本語に訳し、日本の文学やアートを中国語で紹介している。雑誌のタイトルは『藍』という。劉燕子(リュウイェンズ)さんは、その編集責任者の一人だ。湖南省生まれの劉さんは、小さいころから文学が好きだった。縁あって日本に滞在したのち、日本語に精通した彼女は、中日両国の文学交流のために何かをしたい、と思っていた。その後、
Author: 表紙写真·郭実 文·王浩 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2773. わたしの北京五十万年
紫禁城、それを囲む城壁 明朝は北京に城を築いた 円明園、頤和園、乾隆花園……清朝は北京に庭を造った 庭造りに精をだした乾隆帝 その庭でよく遊んだ西太后 城も、庭も、いまでは
Author: 李順然=文 楊振生=写真 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
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2774. 休日観変えた三つの黄金週間
ひと味違った新しい休日北京在住の陸洋さん(三十九歳)は、避雷設備メーカーを経営している。もっとも重視しているのは、事業の成功と子どもと過ごす時間で、「ウイークデーは仕事を中心に考え、週末は子どもと過ごすために使っている」と話す。彼の妻は貿易会社に勤めていて、同じように忙しい。そのため七歳の息子は、ふだんは陸さんの両親の家で寝起きし、学校に通う。陸さんは、どんなに忙しくても、週末には休みをとって、息
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
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2775. 子孫繁栄を先祖に伝える
雲南省紅河州の北東部に位置する濾西県は、面積千六百七十四平方キロで、三十六万人が暮らしている。同地に古くから生活しているのは、イ、ミャオ、チワン、回、ダイ、漢の六民族で、東山の一帯には、イ族の一支族である「小白イ族」が集まっている。中国全土に五百五十万人以上いるイ族は、主に、雲南省、四川省、貴州省、広西チワン族自治区に暮らす。歴史や地域性などが原因で、多くの支族に分かれ、それぞれ黒イ族、白イ族、赤
Author: 黄金貴=文 田峰=写真 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
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2776. 山懐に抱かれた陽明学ゆかりの地
貴州省の竜場は、修文県の県城(県庁所在地)である。省都·貴陽市の北郊外四十キロの場所にある。その竜場から東へ一キロの「陽明洞」は、明代の思想家であり、大学者である王陽明の「竜場悟道(りゅうじょうごどう)」(竜場で道を悟る)のゆかりの地である。早速、訪ねてみることにした。王陽明は、字(あざな)は守仁(しゅじん)。一四七二年に、浙江省の余姚(よよう)に生まれた。かつて浙江省の会稽(かいけい)に、「陽明
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
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2777. 愛国心
国慶節の天安門広場は、中国各地からの家族連れでにぎわう。私は毎年、そんな姿を少しうらやましく見つめている。中国に来て間もないころ、中国人の友達に「あなたは中国が好き?」と尋ねたことがある。そうしたら、「え?何でそんな当たり前なことを聞くの?」と、目を丸くされてしまった。たしかに、自分の国を愛するのは、家族や故郷を思う気持ちと同じように自然なことかもしれない。日本は、世界的に見れば、治安もいいし、恵
Author: 写真/文佐渡多真子 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
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2778. 人々の暮らし見つめた天后宮
蘇州河には「河南路橋」という橋がある。またの名を「天后宮橋」という。その「天后宮」は、橋の北側のたもと―河南北路3号にあり、繁華街において廃れてしまった古寺である。上海市街区には、もはや忘れられた寺院が少なくない。繁華街の中心、南京東路の「紅廟」はその昔、香火が絶えることはなかった。しかし、都会の変遷の中で、かつての痕跡が少しも見られないほどに変わってしまった。西側の法華鎮路には、かつて「法華禅寺
Author: 陸傑=写真 葉樹平=文 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
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2779. 「帽子の女王」と呼ばれて 包淑濱さん
5歳のある日のことだった。包淑濱(バオシュービン)さんは、母親に、小さな竹製の帽子を買ってもらった。喜んだ彼女は、それを急いでかぶると、庭へ飛び出した。近所の人たちに「淑濱ちゃんの帽子、とってもステキね」とほめられて、おしゃれな彼女は本当に嬉しくなったのだという。ほとんどその時から帽子に惹かれた包さんは、今でもさまざまな場面で帽子をかぶって現れる。帽子は彼女のシンボルとなっている。中年期にさしかか
Author: 表紙写真·郭実 文·王浩 Year 2003 Issue 10 PDF HTML
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2780. 消費文化の中を泳ぐ「新人類」
これは最近、 中国の都会に現れてきた 少年、少女たちの群像である。 彼らはインターネットを操り、 独特の言葉で語り合う。 どんな服を着るか、 どんなグッズを持つか、 それが最大の関心事だ。 他人とは違う自分独自のものを追い求める日本でいう「新新人類」に近いかもしれない。 そんな彼らを、親たちは理解できない。 むろん彼らが中国の若者のすべてではない。 しかし彼らが、中国社会の中で
Author: 王浩=文 楊振生=写真 Year 2003 Issue 11 PDF HTML