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Your search : [ author:写真·文 何竜盛] Total 488 Search Results,Processed in 0.103 second(s)
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221. 寧夏「西海固」地区 濃い民族色にも時代の波
寧夏回族自治区は中国に五つある少数民族自治区のひとつで、黄河上流の河套地区(黄河の逆U字形の湾曲部)にあり、陝西省、甘粛省、内蒙古自治区と隣接している。面積は六万六四〇〇平方キロで、台湾省よりやや大きい。人口は約四百万で中国では最も人口の少ない省区であり、回族がその三分の一を占める。いろいろな民族を抱える中国の中では、回族は民族としては比較的に“若い”ほうだといえる。唐、宋の時代、とくに元代以降に
Author: 写真·文 魯忠民 Year 1997 Issue 2 PDF HTML
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222. 明代の城壁保存に取り組む北京市民
北京は長い歴史を持つ町であるが、かつて町の周囲を守った、見上げるような明代の城壁は、僅かに東便門と西便門に一部残っているだけである。それすらも、市街地の再開発が始まってから、保存か撤去かでもめていたが、多くの人は、こうした遺跡は歴史的に価値があるからチャント修復して保存すべきだと考えていた。関係筋の話では、ついに昔の城壁を復旧する方針が決まったという。場所は昔の城壁の南東の角、東便門の近くで、全長
Author: 写真·文 潘旭林 Year 1997 Issue 4 PDF HTML
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223. 天下に冠たる桂林の風景
桂林の山水は天下一で、有名な漓江下りは南画の世界を満喫できる。国内のみならず、海外の観光客もみんな桂林を一目見たいと思っている。しかし、十年前に私がリュックサックを背負って歩いた時に比べると、桂林の風景も遊び方もずいぶん新感覚のものに変わってきたようだ。畳彩山·芦笛岩桂林市にはたくさんの観光スポットがあるが、最もよく知られているのが「三つの山·二つの洞窟·一条の川」である。つまり独秀峰·象鼻山·畳
Author: 写真·文 劉東平 Year 1997 Issue 4 PDF HTML
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224. 国境と年齢を越えた合唱団
六十三歳の佐藤満さんは二年前に中国の大連市に来て、日系企業の傑迪高(ジデコ)電器有限公司の総経理(社長)をしている。幼い時から音楽が好きで、音楽の素養があることから、大連佳能(キャノン)公司、大連大学学生、大連国際音楽クラブの各合唱団の指導に招かれ、大連ではちょっとした名士だ。昨年七月、彼は自分の会社でも従業員の女性合唱団を作ろうと思い立った。日本の親会社、(株)自動車電機工業の小林京二社長も大賛
Author: 写真·文 湯亜輝 Year 1997 Issue 8 PDF HTML
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225. 烏江の源流を見た!
烏江は長江の主要な支流の一つで、貴州省西北部の烏蒙(ワーモン)山麓に発し、威寧(ワエイニン)県内から二十二の市、県を通って重慶市涪陵(フーリン)で長江に合流する。全長一〇三七キロ、水面の落差は二一〇〇メートルに達し、流れが急で、両岸の崖が険しく、「烏江の天険」と呼ばれている。「山に登れば雲の中、山を下れば川の岸、対岸は声が届くほど近いのに、会おうと思えば一日かかる」という俗謡もある。記者は威寧から
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1997 Issue 10 PDF HTML
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226. 序章―紀元前四世紀に開けた交易ルート
古代、世界の文明国の間には、絹、瑠璃、金、陶磁器、宝石などの交易が通じていた。絹は中国の主要な輸出品であり、このため古代中国と外国との経済文化の交流の道を学者たちは「シルクロード」とてう美しい名前で呼んできた。北方のシルクロードは早くから人に知られ、紀元前2世紀には古都西安から西へ向かい、陝西·甘粛の黄土高原、新疆のタクラマカン大砂漠を横切り、パミール高原を越えて、中東から地中海に達していた。砂漠
Author: 写真·文 魯忠民 Year 1997 Issue 10 PDF HTML
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227. 新興の観光旅遊地―北海市
広西チワン族自治区の南寧で車に乗り、南東に三時間ほど走ると同自治区の南端に着く。そこが南中国海の北東岸に突き出た北海市である。この町は交通が便利で、北京、天津、広州、成都等の各都市から空の直行便があるし、鉄道や自動車道路も四方八方に通じている。三方を海に囲まれ、一方が大陸につながっている同市は北側が海に面しているところから北海の名が付いた。ここは、昔は小さな漁村に過ぎなかったが、明の時代に港が作ら
Author: 写真·文 劉東平 Year 1997 Issue 10 PDF HTML
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228. 「長角ミャオ」の山村·六枝
烏江の源に別れをつげ、汽車で六枝に着いた。六枝のソジャ郷には「長角ミャオ(苗)」の山村といわれるロンジャ村がある。バスに乗り換え、ロンジャへ向かう。烏江の北岸約二〇キロの烏蒙山の山中にあるロンジャ村は、海抜一七〇〇メートル、百四世帯、四百七十二人が住むミャオ族の山村だ。婦人たちが昔から伝わる独特の角を頭に飾りつけているので、ここの人たちは「長角ミャオ」と呼ばれる。夕餉時に、ロンジャ村に着いた。寝泊
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1997 Issue 11 PDF HTML
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229. 織金県―鍾乳洞の王国
貴州省にはいろいろな景観のカルスト地形が多い。今回は貴州省南部の織金県を取材した。前回で紹介のロンジャ村からわずか一山の隔たりで、直線距離は五〇キロそこそこだが、九十九折りの車道をすすむと二〇〇キロの回り道をする勘定になる。湾曲がひどく、車は時速二五キロでのろのろすすむ。もどかしいかぎりだが、車窓からみごとな山峰、鍾乳洞の外観、天然の「橋」……などをじっくり愛でることができた。織金の町は山に囲まれ
Author: 写真·文 劉世昭 Year 1997 Issue 12 PDF HTML
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230. お茶の産地名山から雨の町雅安へ
名山蘆山雅安宝興邛崍(きょうらい)から南西に向かうと雅安地区に入る。総面積は1万5062平方キロで、名山、蘆山、雅安、天全など1市7県が同地区に含まれる。茶の名産地―名山邛崍から名山に通じる古い道は、今日もなお街道としての役割を果たしており、目下、成都から雅安に至る高速道路建設で改修中である。お茶の名産地―蒙山は海抜1440メートル、なだらかな稜線で湿気が多く、年間降水量は2000~2200ミリに
Author: 写真·文 魯忠民 Year 1997 Issue 12 PDF HTML