Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:比下 博] Total 59 Search Results,Processed in 0.130 second(s)
-
11. 中国のホスピス第1号老人にぬくもりと安らぎを
中国のホスピス第一号である「上海市退休職工南涯護理医院」がオープンしてすでに四年になるが、同ホスピスはこれまでに二百九十人の患者を迎え、大きな成果を上げている。ホスピスとは、中国語で「臨終関懐医院」。中国でも上海など一部の都市はすでに老齢化社会に突入しており、こうした施設はいわばその産物。医学はもちろん、社会学、心理学、倫理学、看護学など多岐にわたる分野を出発点とし、がん末期など死期の遠くない患者
Author: 写真 楊博濤 Year 1992 Issue 8 PDF HTML
-
12. 黄河中原を描く想い
中国の平原は壮大壮麗である。その黄河流域最古の都、鄭州市(河南省省都)の市書画院で、十月二十二~二十四日、「鵜崎博 黄河中原を描く絵画展」(河南省対外友好協会、三重県日中友好協会共催)が開催された。後援は河南省、三重県で、友好県省締結十五周年記念であった。私はこれまでにも前の戦争の時もふくめ三回、黄河流域を歩いていたが、「黄河中原を描く」には充分でなく、昨年十月、黄河沿いに開封―鄭州―鞏県―洛陽を
Author: 画家 鵜崎博 Year 2001 Issue 11 PDF HTML
-
13. 殷 銅鬲
Author: 湖南省博物館 藏 Year 1966 Issue 5 PDF HTML
-
16. 万華鏡〈1〉
うちの工場の運転手が二人、自由市場で屋台店を始めた、それも正門前で。国営製鋼所の幹部は頭をかかえる。一世の中広くて、いろんなことがあるものだ。それほど突飛なことは起こらないにしても、まあ複雑で、こみいったものだと言えよう。一九八〇年のある春の朝、第五製鋼所の正門前。一九七〇年代に建てられたこの新しい大工場は、農村経済繁栄の産物である自由市場にぐるりと取り巻かれていた。正面のレンガ塀にそって、近郊の
Author: 蔣子竜 え·許彦博 Year 1982 Issue 3 PDF HTML
-
17. 万華鏡〈2〉
なにひとつとりえもなく青春を浪費したわたしが、一からやりなおすのがなぜ悪い?三大型トラック「解放」を運転して郊外へ出ていた解浄(シエチヨンは、やがて始業時間というころ工場の裏門から運輸隊に戻ってきた。まだ誰も来ていない。ひどく疲れたし、少し時間もあるので、このまま運転席でひと休みしようと思った。何といっても若い娘だ、トラックの練習というのは屈強の男でもネを上げそうになるくらいだから。もう一年になる
Author: 蔣子竜 え·許彦博 Year 1982 Issue 4 PDF HTML
-
19. 万華鏡〈4〉
「うん、まあいいだろう。だが用心しろよ。解浄は変な八卦図みたいなものを持っていて、おれたちをバッチリ管理しているんだ」工場には宿直制度があって、各単位ごとに誰か一人、責任者が泊ることになっているが、解浄が運輸隊に来た日以来、隊長の田国福は体の具合が悪いとか、家に用があるとか言っては、しょっちゅうそれを副隊長の解浄におしつけている。隊に来た早々の、三日目の夜、宿直していた解浄は夜中の二時ごろ、電話の
Author: 蔣子竜 え·許彦博 Year 1982 Issue 6 PDF HTML
-
20. 水郷小事
この小さな水郷の町には、通りは一本しかない。両側のさまざまな店がいろどりになっている通りで、強い土地のなまりをききながら、人ごみの中にいるとのんびりする。通りの裏側はひっそりと静かで、高い塀がつづいている。日もあまりささないので塀には青い苔が美しくついている。この町の人の住まいは芙蓉河に面して建てられているのだ。夏休みのころ、川の水は底まで澄み、子供は一日じゅう水あびをする。水面に仰向けに浮かんで
Author: 謝魯渤 え·胡博綜 Year 1983 Issue 6 PDF HTML