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Your search : [ author:侯若虹=文 馮進=写真] Total 230 Search Results,Processed in 0.094 second(s)
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11. 財テクでふくらむ豊かさ
豊かな生活を手にする趙建民さん(三十六歳)は、保険セールスマンで、夫人は不動産会社で働いている。夫婦の平均月収を合わせれば七~八千元になり、二人で暮らすには十分な額である。すでに、家庭で必要な家具や家電はそろい、マイホームやマイカーの購入計画はまだない。趙さんは最近、忙しく働くほかに、時間と気力さえあれば、株式市場に注目し、より多くのお金を作りだそうとしている。一方で夫人は、インテリアデザインの勉
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 12 PDF HTML
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12. 食いしんぼうから美味しんぼうへ
豊かになる食卓田玉蘭さん(三十九歳)は北京の某研究所のスタッフで、夫は医療機器会社に勤務し、十六歳の娘は高校に通う。夫は優秀で思いやりがあり、娘は聞き分けがよく成績も良好。家庭の経済状況は、中流のちょっと上に位置する程度だが、田さんは今の生活に十分満足している。唯一の不満は、夫の仕事が忙しく、しばしば定時に帰宅しないことだ。料理好きの田さんも、仕方なく、娘と二人で夕食をとることが多い。頭数が少なけ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
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13. 街ゆくハッピーウエディング
陳静さん(二十七歳)は大企業の販売部、夫の李煌さんは北京首都空港で働いている。結婚前に長く交際した二人は、誰から見ても似合いのカップルだったため、友人からよく、「まるで夫婦みたい」と言われていた。結婚という人生の大事を成し遂げたのは、昨年秋、北京が最も美しい季節である。結婚式を振り返り、陳さんは、「とっても疲れたけど、みんな楽しい時間を過ごせたはず」と満面の笑みで話す。今でも、自分を迎えに来た車の
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 2 PDF HTML
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14. 子育て意識のいま、むかし
変わる子育て父親になったばかりの劉軍さん(三十五歳)に初めて会ったのは、産婦人科の病室。彼だけでなく、生後三日の息子までが緊張しているように見える。赤ん坊は、母体を離れてはじめての「水泳」を楽しみ、劉さんは、看護士の指導を受けながら、息子に軽くマッサージをしている。最近、北京の大病院では、「赤ん坊水泳」という新しいサービスが始まった。赤ん坊に水中で自主的に動くことを覚えさせることで、水が視覚、嗅覚
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 3 PDF HTML
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15. 愛に貫かれた中国の「節」
参考データ 中国人の生活に息づく主な祝祭日(節句) ○春 節 (旧暦1月1日) 旧正月 ○元宵節 (旧暦1月15日) 小正月 ○端午節 (旧暦5月5日) 端午の節句 ○乞巧節 (旧暦7月7日) 七夕 ○中秋節 (旧暦8月15日) 中秋の節句 ○重陽節 (旧暦9月9日) 重陽の節句 〇元 旦 (新暦1月1日) ○立 春 (新暦2月4日) ○国際婦女節 (新暦3月
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
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16. 楽しみに変わった針仕事(ソーイング)
思い出のつまったミシン牛秀茹さんは、私にとってお姉さん的な存在である。いまでは定年退職して、社区(コミュニティー)で住民委員会の主任をしている。毎日、社区の衛生や治安維持に気を配り、住民たちの様々な問題の解決に力を貸す。社区の会議に出ることも、欠かせない仕事だ。すでに五十八歳になったが、いまでも清潔感ただよう服をまとい、落ち着いた振る舞いを保ちつづけている。彼女のベッドのそばにはいまでも、中国人な
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 5 PDF HTML
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17. 多様化する「学び」で人生豊かに
博士課程の五十六歳の学生天津大学のキャンパスで、博士課程に合格したばかりの梁鎮さんと知り合った。彼が図書館の前で、研究仲間と楽しそうに話している姿を面識のない人が見れば、教師と学生のように映るだろう。それもそのはず、五十六歳の梁さんの本職は天津商学院(市立大学)の教授で、天津大学(国立大学)での彼は最高齢の博士課程の学生なのだから。ちょうど、娘の梁潔涵さんも天津大学の二年生で、電子情報工程学院(学
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 6 PDF HTML
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18. 映像文化がもたらした喜怒哀楽
コンピューターゲーム業界は、常に激しい競争にさらされている。三十歳でゲームの営業担当の劉燕生さんは、ビジネス上の成功だけでなく、将来の生活の基礎を打ち立てることを目標にしている。緊張の一日を終え、リラックスするのに最適な場所は、自宅のリビングである。約三十平米のリビングには、ホームシアター(中国語では「家庭影院」。日本とは違い、大画面テレビをスクリーンに代用することが多い)の設備と、三十四インチの
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 7 PDF HTML
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19. メタンが変えた農村の暮らし
張秀松さん(六十一歳)は、万里の長城にほど近い、北京市延慶県八達嶺鎮裏炮村の農民である。息子二人と娘一人はすでに成人して働きに出たため、家には子育てを終えた夫婦が残った。彼の家の中庭には、都市の道端に作られた花壇のような長方形の菜園がある。菜園を囲むようにコウシンバラ、クジャクサボテン、観賞用のヒョウタンなどが植えられ、菜園にはトウガラシ、プチトマト、ピーマン、チンゲンサイなど、見た目も味も良い野
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 8 PDF HTML
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20. 我遊ぶゆえに我あり
楊曼殊ちゃんは、北京白雲路小学校の三年生。父親は郵便局員、母親は不動産管理会社の部門責任者をしている。両親はそれぞれ出張や残業が多く、娘と一緒に過ごす時間は短いが、曼殊ちゃんが友達を連れてくることもあまりない。宿題が多いだけでなく、いまどきの小学生は何かと忙しいからだ。彼女は、ピアノを毎日一時間練習している。住んでいるのは、よくあるアパートの2DK。二つある小さめの部屋は、両親が一つ、曼殊ちゃんが
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 9 PDF HTML