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Your search : [ author:張玉乾陳日朋] Total 2 Search Results,Processed in 0.077 second(s)
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1. 杏仁(きょうにん)
アンズの話になると、「春色園に満ちてとじこめるあたわず一枝の紅杏墻(かき)より出(い)ず」という中国のふるい詩が胸に浮ぶ。アンズは桜のように先に花を咲かせ、葉はそのあとで芽生える。アンズはまた、他の花々より一歩先に花を咲かせ、春の訪れをつげる。アンズは、花を見て楽しむだけでなく、種子の中の杏仁は、用途が広い。杏仁の価値杏仁の成分は主として配糖体アミグダリン、酵素エムルシン、蛋白質、脂肪油などである
Author: 張玉乾 陳日朋 Year 1975 Issue 11 PDF HTML
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2. 山楂(さんざし)
秋風が吹くと、冬の季節をつげるたべものを思いだす。中国北部でよく見かける冬のたべものの一つに、さんざしなどのくだものを串にさし、それに煮たてた砂糖をかけた氷糖葫蘆(ビンタンフールー)がある。三十センチほどの串に砂糖のかかった赤いガラス玉を思わせる小さな果実を十ばかりさした氷糖葫蘆は、歯あたりがよく、その甘酸っぱい味はなんともいえない。冬になると、町には氷糖葫蘆が出まわる。ひと串が一角(イロヂヤオ)
Author: 張玉乾 陳日朋 Year 1976 Issue 9 PDF HTML