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1. 今日の武漢
武漢につくと、はじめてここをおとずれる人びとがほとんどいいあわせたようにたどるコースをとつて、私は揚子江をわたり、東岸の蛇山へむかつた。そして山のいただきにある黄鶴楼にのぼつた。ここはかつて多くの詩人が詩にうたつた景勝の地だ。私はここから眼下にひろがる武漢市とその郊外の景色をながめた。まだ朝はやくであつた。市內を貫流する雄大な揚子江の流れは、空の色とひとつにとけあつて、太陽ののぼるかなた、東の方へ
Author: 本誌特派記者 徐遲 Year 1954 Issue 4 PDF HTML
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2. 今日の武漢
武漢につくと、はじめてここをおとずれる人びとがほとんどいいあわせたようにたどるコースをとつて、私は揚子江をわたり、東岸の蛇山へむかつた。そして山のいただきにある黄鶴楼にのぼつた。ここはかつて多くの詩人が詩にうたつた景勝の地だ。私はここから眼下にひろがる武漢市とその郊外の景色をながめた。まだ朝はやくであつた。市內を貫流する雄大な揚子江の流れは、空の色とひとつにとけあつて、太陽ののぼるかなた、東の方へ
Author: 本誌特派記者 徐遲 Year 1954 Issue 4 PDF HTML
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3. 成長する新しい鋼鐵基地
つい最近、わたしは揚子江のほとりにある湖北省の新興工業都市黄石市をたずねた。ここには巨大な華中鋼鉄公司が建設されることになつている。第一次五ヵ年計画中の重点工事の一つであるこの新しい鋼鉄基地の建設が完成すると、、ここには東北地区にある鞍山鋼鉄公司とおなじように、採鉱所や熔鉱炉や圧延工場や化学工場ができ、中南地区一帶の新興工業部門、とりわけ華中の機械工業部門に各種の鋼材を供給するようになる。したがつ
Author: 本誌特派記者 徐遲 Year 1954 Issue 6 PDF HTML
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4. 二つの事實
それはまつたく悲慘な光景であつた。アメリカ軍の救護車が婦還傷病捕虜をむかえる朝鮮·中囯側の接收地点につくと、その車からひどく痩せおとろえた捕虜が多くは腕や足を切断され、ほとんどの者がびつこをひきながらつぎからつぎに降りてきた。巨済島や済州島の恐怖地獄の中を生きぬいてきたこれらの人びとは、ありつたけの力をふりしぼり、人民の兵士らしい態度でアメリカの自動車なはなれたしかし朝鮮·中囯側の出迎えの人びとに
Author: 本誌特派記者 Year 1953 Issue 1 PDF HTML
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5. 祖國の再建めざす不屈の朝鮮人民
休戰協定が締結されるまえに、わたしたちは朝鮮に着いた。そのころ、前線ではまだはげしい戰闘がつづいていたし、後方では町に、村に、工場に、交通機關に、ひつきりなしに爆彈がおとされていた。戰爭のまつただなかで、人びとが建設をもつて敵の非人道きわまる破壊にこたえている事実が、わたしたちになによりも深い印象をあたえた。この戰いは、たんに武器をもつてする闘いではなく、帝國主義侵略者の破壊力と人民の建設力との闘
Author: 本誌特派記者 Year 1953 Issue 5 PDF HTML
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6. 太白集團農場
一九五三年十二月のある日、西安から宝鶏へゆく汽車のなかでわたしは呂芳庭さんと知りあいになった。この人は陜西省鄂県の太白にある集団農場の責任者だつた。この集団農場の責任者はわたしにつぎのように話しかけた。『わしのとこの今年の取入れ高は一戶当り平均して五千五百キロあまりもあつたですかな。どんどん機械をつかつているソ同盟のコルホーズにくらべりやまだまだですがね……わしらはまだおもに畜力でやつてますからな
Author: 本誌特派記者 千峯 Year 1954 Issue 4 PDF HTML
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7. 太白集團農場
一九五三年十二月のある日、西安から宝鶏へゆく汽車のなかでわたしは呂芳庭さんと知りあいになった。この人は陜西省鄂県の太白にある集団農場の責任者だつた。この集団農場の責任者はわたしにつぎのように話しかけた。『わしのとこの今年の取入れ高は一戶当り平均して五千五百キロあまりもあつたですかな。どんどん機械をつかつているソ同盟のコルホーズにくらべりやまだまだですがね……わしらはまだおもに畜力でやつてますからな
Author: 本誌特派記者 千峯 Year 1954 Issue 4 PDF HTML
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8. 漢水鐵橋を建設する人びと
京漢線と男漢線をつなぐ鉄道線路の路盤がいまさかんに築かれているが、この線路こそ、揚子江と漢水をまたぐ最初の鉄道線路にほかならない。数えきれぬほどの労働者たちが、どうをいつぼいつめた籠で天秤棒をしなわせながら忙がしくゆききしている。ちよつとみると工事場はいかにもごたついているようだが、よく見るとやはり整然とした秩序があつて、人のゆききの5えにもよくそれが出ている。トラクターほダダダダと大きな晋をたて
Author: 本誌特派記者 徐遅 Year 1954 Issue 11 PDF HTML
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9. 鞍鋼の勞働模範孟泰さん
鞍山に着くなり、みんなから『ぜひ泰さんに一度お会いなさい……』といわれた。どこへ行つても、孟泰さんの功績を耳にする。國営鞍山鋼鉄公司の大きな復興工事のなかで、この人ほど大きな力を出したものはいないのだ。そこで、ある日、畫間部の仕事がひけたあと、わたしは、各職場からでてきた無數の労働たちと一しよに、市の東部にある、靜かで、立派な建物のたちならんだ住宅区にむかつた。はじめは、ひろい川のようだつた人びと
Author: 徐遲 Year 1953 Issue 4 PDF HTML
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10. 中國で最初にできた繼目なし鋼管
鞍山鋼鉄公司の新しい継目なし鋼管工場がら『われわれの最初の継目なし鋼管ができた!』といううれしいニユースがつたえられたのは一九五三年十月二十七日の午後であつた。鞍山の市民は街頭の拡声器からこのめでたいニユースを聞いた。このニユースは一日のうちに、ラジオや新聞で全國の津々浦々につたえられた。中國の人民がこの出來事を喜ぶには、多くの理由がある。機關車、ボイラー、精油設備、自動車、飛行機などの製造に必要
Author: 徐遲 Year 1954 Issue 1 PDF HTML