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Your search : [ author:写真·文 魯忠民] Total 867 Search Results,Processed in 0.078 second(s)
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851. 古代シルクロードを渡る新しい風
北京から東京までは現在、飛行機で約三時間半がかかる。しかし、北京から西へ、新疆ウイグル自治区(新疆と略称)の区都·ウルムチまで行くのにも、空路三時間半がかかるのだ。飛行機は広大なテンゲル砂漠を越えていった。この空間は、中日両国の距離よりも、さらに大きく感じられた。飛行機の左翼方向に、真っ白な雪をいただく山々が現れたとき、客室乗務員がアナウンスで「この天山山脈を越えると、ウルムチに到着します」と教え
Author: 王衆一 侯若虹=写真·文 Year 2004 Issue 12 PDF HTML
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852. 四次元空間
地下鉄、国際貿易センター駅を足早に行くビジネスマン。北京の街の中で、一番時間が早く流れているのはこの近辺かもしれない。中国は一昨年、世界一の携帯電話市場、世界第二位のパソコン市場になった。都市部の発展とともに、中国の時間は急速に動きだしたように感じる。古い町並みの残る胡同(フートン)を、幼いころの記憶をたどるように歩いていると、路地一つ挟んで、ここは、ロサンゼルス?
Author: 写真·文 佐渡多真子 Year 2004 Issue 12 PDF HTML
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853. 工場の女の子
北京郊外のアパレル工場で働く女の子たち。十畳ほどの宿舎には、二段ベッドが四組あり、八人が暮らしている。テレビも、鏡台も、個人の机もない。ベッド一つ分だけが彼女たちの空間。仕事は朝八時から夕方六時まで。一日二時間から四時間の残業がある。週末に写真を撮らせてもらう約束をしていたが、それから三週間、土日の出勤が続き、日程が組めなかった。日本の暮らしに比べると、生活はずいぶん過酷なように思う。けれども、彼
Author: (写真/文 佐渡多真子) Year 2003 Issue 3 PDF HTML
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854. 天安門と天安門広場
天安門(ティエンアンメン)は中国の首都北京のシンボル、中華人民共和国のシンボルである。北京を訪れる人たちは必ず天安門と天安門広場で記念写真を撮る。外国人はよく「北京に行かなければ中国に来たことにならない、天安門に行かなければ北京を見ないのと同じだ」と言う。天安門広場は中国の政治の表舞台である。中華民族の盛衰にかかわる無数の歴史ドラマがここで上演された。明(みん)の永楽帝(えいらくてい)は十三年がか
Author: 構成 魯忠民(ルーチョンミン) 周衛軍(チョウウエイチュン) Year 1999 Issue 1 PDF HTML
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855. 麟麟子を送る
旗麟(キリン)は中国に古くから伝えられた想像上の動物で、縁起がいいとされてきた。古代には竜、鳳鳳、亀と併せて「四霊」といわれていた。献麟の姿は、一般的なもので藥(おおじか)の身体西馬の足、牛の尾、一本の角、魚のウロコに覆われ、角の先端は肉質である。最古の字書『説文(せつもん)』に「旗は仁獣、棄身牛尾一角。麟は牝の麟である」と書かれている。その色は黄ともいわれ、白ともいわれる。また「毛虫の長」だとか
Author: 収蔵薄松年趙峰写真·文魯忠明 Year 1992 Issue 4 PDF HTML
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856. ファッションの花咲く―北京の春
灰色の冬が去った北京に、先を競って花が咲き乱れる華やかな季節が来る。1993年から毎年4月に開催される中国国際服装博覧会(CHIC)は「世界に羽ばたくブランドとデザイナーをはぐくみ、北京をファッションの都に」をスローガンに繰り広げられるファッションの国際交流である。日本のブラザ工業の協賛による中国の若いファッションデザイナーたちが競う「兄弟杯(フラザーカップ)」コンテストが開かれるほか、世界各国の
Author: 写真·文 劉世昭(リウシーチャオ) Year 1998 Issue 3 PDF HTML
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857. 思南によみがえる伝統劇―儺戯
思南は烏江の源流から六百九十三キロ、長江に合流する涪陵(フーリン)から三百四十四キロ離れた地点にあり、ここから烏江は下流域に入る。思南で一番名高いのは、演劇界の生きた化石と言われる「儺戯(スオシー)」だろう。儺戯は原始的な呪術や鬼やらいの儀式から始まった、中国で最も古い芝居の一つで、舞台で使われる独特の仮面でよく知られている。儺戯は現在でも中国の西南部で盛んに行われ、思南にある劇団だけでも、数十を
Author: 写真·文 劉世昭(リウシーチャオ) Year 1998 Issue 4 PDF HTML
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858. 上海新国際空港の建設進む
上海は中国の最も重要な経済の中心である。最大の貿易港であり、全国三大空港の一つを備えている。九〇年代に入って中央政府は、浦東(プートン)地区の開発をけん引車として経済·金融·貿易のセンターとしての上海の発展を促し、長江デルタと長江全流域の経済開発を推し進める長期戦略を定めた。急速に進む上海経済の発展につれ、対外交流は日增しに拡大している。国際的な大都市にふさわしい大型空港を建設して空の輸送力を増強
Author: 写真·文 上海浦東国際空港建設本部 Year 1998 Issue 8 PDF HTML
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859. 渡り鳥が憩う呉城
中国南部の江西省にある鄱陽湖(ポーヤンフー)は長江(チャンチアン)中流の南に位置する。長江の支流が合流し、南北百七十三キロ、東西七十キロ、貯水量二百五十二億立方メートル、水面の広さは最大一万三千八百四十一平方キロに達するという中国最大の淡水湖だ。鄱陽湖は長江の巨大な貯水庫でもある。冬には水位が下がって広大な湿地帯が出現する。温暖な気候と豊富な魚貝類に恵まれて、この辺りは鳥たちにとってまたとないすみ
Author: 写真·文 劉世昭(リウシーチヤオ) Year 1998 Issue 9 PDF HTML
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860. 鑑真生誕1310年を中日で記念
ことし三月、花がすみの揚州を奈良唐招提寺の遠藤証圓和尚ら百六十人余りの日本人の一団が訪れた。唐代の中日交流に偉大な貢献のあった鑑真(がんじん)和上(わじょう)の生誕千三百年を記念して揚州市が催した鑑真学術討論会と和上をしのぶ記念法会に参集した人々である。ことしはまた、ちょうど中日友好平和条約締結二十周年に当たり、揚州での記念行事は日本で大きな関心を呼んだ。揚州の姉妹都市、神奈川県厚木市の代表団、社
Author: 写真·文 任兆曇(レンチャオユン) Year 1998 Issue 9 PDF HTML