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Your search : [ author:文·劉東平 写真·胡婭華 劉東平] Total 82 Search Results,Processed in 0.116 second(s)
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71. 大同に古代の歴史を訪ねる
山西省大同は北京の西方約三八〇キロ、内蒙古に近い台地にある。夜の十一時に北京駅をたち、ひと眠りして目が覚めたら、大同駅だった。雲崗石窟に眠る仏像五万体大同の雲崗石窟は中国が誇る三大石窟の一つである。一九七二年、周恩来総理と一緒にここを訪問したフランスのポンビドー大統領が、雲崗は世界最高の芸術の一つだと絶賛した。石窟は大同の西一六キロ、武周山の北面に蜂の巣のように並んでおり、現存する主な洞窟は五十三
Author: 文·写真 劉東平 Year 1997 Issue 2 PDF HTML
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72. 丸ごと「地質博物館」雲南·騰沖県
雲南省西部に位置する騰沖県はその独特の地形と周囲の火山がもたらす豊かな資源で知られ、「自然の地質博物館」とも呼ばれる。火の山に登る私たちを乗せたバスは、騰沖県の町から北へ二十キロほど走ったところで停車した。夕暮れ時の空の下、赤土の大地が広がり、その向こうに三つの山が見える。一見、何の変哲もない山だが、実は比較的最近生まれた火山だとのこと。それぞれ大空山、小空山、黒空山という名前がついている。騰沖県
Author: 文·写真 劉東平 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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73. 五福茶芸館
北京市地安門にある五福茶芸館は、細やかな配慮の行き届いた店のつくりと優雅な雰囲気で客の気分を和ませてくれる。店内はそれほど広くはないものの、かつて宮廷などで用いられたという宮灯がいくつも並び、趣はたっぷりだ。茶室は竹の簾によって隔てられ、八人掛けの大きなテーブルを置いたもの、畳を敷いたものなどがある。チャイナドレスを身にまとった従業員の接客にも温かみがあり、店内に流れる中国の伝統的管弦楽器の音色が
Author: 文·写真 劉東平 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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74. 北京の敦煌 雲居寺
北京市街地から南西へ約七十五キロ、房山区白帯山の麓にある。洞窟の中に仏教経典を刻んだ珍しい石板が一万点以上あることで知られ、「北京の敦煌」とも呼ばれる。雲居寺が建てられたのは今から約千三百年以上の昔、隋末から唐初にかけてのこと。隋の大業年間(西暦六〇五~六一七年)に、静琬という高僧がその師慧思の志を受け継ぎ、石板に教典を刻む作業を始めたとされる。これは仏教経典を災難から守り、後代に伝えるためだった
Author: 文·写真 劉東平 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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75. 氷の洞窟と懸棺と
大自然の宝庫·蘆芽山(二七三六メートル)は、山西省西北の寧武県にそびえる山々の一つ。その名はあまり知られていないが、だからこそ神秘のベールに包まれたけがれのない美しさがある。華北落葉松の故郷その日は朝早く、蘆芽山のふもとを出発した。車はひたすら山道を走る。登れば登るほど林は密になり、緑も濃くなっていった。一帯は、寧武県の五十キロにも及ぶ密林の中心区域、ここの生育に適した華北落葉松(カラマツの一種)
Author: 文 写真·劉東平 Year 2001 Issue 7 PDF HTML
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76. 鄒儀新さん 中国天文学界の草分け
―初めてお目にカカります。先生は天文学に卓抜した業績を残され、「人間国宝」のような方だと伺っております。鄒
Author: 聞き手 本誌記者 劉東平 Year 1992 Issue 3 PDF HTML
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77. 常夏の海とグルメ―海南島三亜
「天涯海角にいらっしゃい。ここには何時も春がある……」と歌われる海南島の三亜は歴史の古い町である。秦の始皇帝時代に郡が設けられ、崖州と呼ばれた。三亜、大陂、臨川水の三本の川がここで合流しており、商船はまずここに集まって出航していった。三亜は海南島で二番目に大きな都市であり、港は中国南部の対外貿易で重要な役割をはたしている。全市の面積は約1900平方キロ、延々200キロに及ぶ見事な海岸線に恵まれ、1
Author: 編集·劉東平 絵·魯忠民 Year 1996 Issue 4 PDF HTML
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78. 今年の中国旅行で新しい体験を
―今年の始めに江沢民国家主席がテレビや新聞などのメディアを通して世界に向けて「九七·中国旅遊年が遂にやって来た」と発表しましたね。中国郵電部(郵政省にあたる)はこのほど九七·中国旅遊年記念切手を発行しましたし…。初めにこの旅遊年を開催する意義について伺いたいのですが。何 一九九二年に中国国家旅遊局は中国民航と共同で中国友好観光年を開催し、続いて九三年から九六年にかけ「九三·中国山水風光の旅」「九四
Author: 聞き手 本誌記者 劉東平 Year 1997 Issue 3 PDF HTML
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79. 賀蘭山―乾きの大地に生命はぐくむ
自然が生んだ防波堤飛行機が寧夏回族自治区の上空に入ると、眼下に広々とした銀川平野が見えてくる。その外れに雄大な姿を見せているのが、中国西北部の名山賀蘭山だ。賀蘭山は起伏を繰り返しながら西北から東南に伸びる山脈である。寧夏回族自治区の区都銀川市から、車を飛ばして賀蘭山に向かう。行く手に見えるその雄々しい姿は、疾走する馬のよう。賀蘭(ホーラン)はモンゴル語で「駿馬」を意味するという。二十億年前、賀蘭山
Author: 文 写真·劉東平 徐毅仁 Year 2000 Issue 2 PDF HTML
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80. 川底下村に残る古建築の粋と謎
以前、こんな噂を耳にしたことがある。「ヨーロッパの豪商が、門頭溝区斎堂鎮の川底下村に視察に来た。彼は村内の小さな民家が気に入り、その場で数万元を払って買い上げようとしたらしい」。映画·テレビ業界が随分この村に惚れ込んで時代劇などを次々と撮影しているとか、古建築学者や民俗学者、画家が続々と足を運んでいるという話も聞く。川底下村は、人口が百人にも満たない山村だ。南向きの斜面に建物が寄り添うように並び、
Author: 写真·李長山 劉東平 文·寒菊 Year 1999 Issue 8 PDF HTML