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Your search : [ author:写真·文 劉世昭] Total 783 Search Results,Processed in 0.090 second(s)
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701. 毎日自転車で50キロ街の美化に努める
今、道路や歩道橋、電柱などには、「治療」「観光」「求人」「ニセ証書の発行」など、国の認可を得ていないあやしい内容のビラがあちこちに貼られ、街の景観を乱している。このようなビラをはがし、街をきれいに整えるのが王農田さんの仕事だ。始めたばかりのころは、ビラを貼った人に仕返しをされるのではないかとビクビクしていた。しかし、ある老婦人は王さんの労をねぎらって、お茶をごちそうしてくれた。ほかの住民たちもビラ
Author: 楊振生=写真·文 Year 2006 Issue 12 PDF HTML
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702. 穆桂英、元帥となる
北京の頤和園は、中国清代の離宮である。庭園にある長廊は、全長728メートル、世界でも最長のギャラリーと言われている。その梁の上には人物や山水、花鳥、建築など各種の彩色画が8000以上ある。なかでも人物画は中国の古典文学、歴史物語、神話伝説などから材を取って、描かれている。北宋(960~1127年)時代、北方の少数民族契丹人が打ち立てた国家―遼王朝は幾度となく中原(黄河中流·下流地域)に侵攻した。外
Author: 写真·文 魯忠民 Year 2006 Issue 12 PDF HTML
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703. アラーム4つで毎朝5時前に起床
『新京報』は二〇〇三年十一月に創刊された北京の人気大衆紙。同紙の配達や勧誘の仕事は、業績を厳しくチェックされるため、蔡小強さんは毎日忙しい。毎朝自転車で新聞を配達したあと、自分の管轄区内をまわり、勧誘にいそしむ。まだ若い蔡さんにとって一番辛いのは、朝早く起きること。四時四十五分から五十五分までの間に必ず起きられるよう、携帯電話のアラームを四回、分刻みにセットしているという。この十分間の一分一秒は非
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 1 PDF HTML
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704. 蘇小妹、新郎を三度困らせる
この団扇に描かれている刺繍は、山西省南部一帯で流行している地方劇―蒲州梆子などの伝統的な演目を題材にしている。表面に描かれているのは3人の人物で、左が宋代の大文豪蘇東坡(1037~1101年)、真ん中が才子秦少游、その右にいるのが蘇東坡の妹の蘇小妹である。物語は民間の伝説から選ばれたもので、宋代の文豪蘇洵の娘の蘇小妹(架空の人物)は生まれつきとても賢かったため、宰相の王安石が息子の嫁に欲しいと望ん
Author: 写真·文 魯忠民 Year 2007 Issue 1 PDF HTML
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705. 楽器片手に悲しみと幸せを表現
これまでにジャズやクラシック、ポップスなど多くの音楽作品を創作、編曲してきた。それだけでは飽きたらず、自分のサックスバンド「銀鮫バンド」を結成。米国、日本、スウェーデンなどさまざまな国籍のメンバーが集まり、北京や上海などで頻繁に演奏している。ある日、演奏をしていると、五十代の東北の人が古いサックスで東北の民間歌謡を吹いて対抗してきた。非常に腹がたったが、あとになって、自分の注意を引きたくてそうした
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 3 PDF HTML
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706. 火焔駒
この物語は、北方のさまざまな地方劇に採用されているが、中でも陜西省、山西省一帯の地方劇「秦腔」のものが有名である。宋代(960~1279年)の兵部尚書であった李綬は奸臣·王強に陥れられ、投獄された。李綬の次男·彦貴は、早くから黄璋の娘·黄桂英と結婚の約束をしていた。李家が事件に巻き込まれたことを知った黄璋は、なんとかして婚約の解消をはかろうとした。そして、小間使いを殺害し、彦貴に金目当ての殺人とい
Author: 写真·文 魯忠民 Year 2007 Issue 3 PDF HTML
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707. 北京で修練を積み将来の道を探る
故郷で中学校を卒業した後、適当な仕事が見つからず、家にいてもすることがなかった。そこで両親に勧められ、北京で働くことにした。去年の春節(旧正月)に帰省した際、体が一回り大きくなったと家族に驚かれた。体ばかりでなく、物事の分別もつくようになった。親戚や友人たちは争って結婚相手を紹介しようとしたという。それに対し、「そんなに慌ててどうするんですか。男子たるもの、志は四方にあり。まずは異郷で自分を試し、
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 4 PDF HTML
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708. 『打金枝』 皇帝、皇女を懲らしめる
戯曲『打金枝(金枝は皇女を指し、皇女を殴るの意)』は、中国の古典小説『隋唐演義』の第99回を題材にしたものである。中でも晋劇(山西省の地方劇)が最もよく知られている。唐朝(618~907年)の功臣郭子儀の第6子郭曖は、昇平皇女を妻に娶り、代宗の娘婿となった。昇平皇女は自分の家柄を鼻にかけ、何かにつけて宮廷の決まりごとや君臣の大礼を持ち出し、夫をがんじがらめにした。郭子儀の80歳のお祝いに、子供たち
Author: 写真·文 魯忠民 Year 2007 Issue 4 PDF HTML
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709. お金を貯めて英語を勉強したい
おとなしい性格で普段は口数が少ないが、仕事のときは積極的にお客さんと話をする。「靴磨きの仕事は汚いし疲れるけど、いったん磨き始めたら、最後までやり遂げなければなりません。お客さんが満足してくれるまで磨くのです」一生、靴磨きを続けようとは思っていない。「この春が過ぎたら、もうこの仕事はやりません。何か新しいことを学ばなきゃ」毎月の給料は六百元(九千円)ほど。北京へやってきてから一年間、できるだけ節約
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 5 PDF HTML
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710. 天水関
『天水関』はまたの名を『収姜維』と呼ばれ、古典小説『三国志演義』から題材を取った戯曲である。老生(京劇で付け髭をした宰相·忠臣などに扮する中年以上の役)による歌を主とし、かつて北方のさまざまな地方劇で演じられた。河北省蔚県の切り紙は戯曲の登場人物を得意とし、その種類は千にも及ぶ。三国(220~280年)の時、諸葛亮は兵を出し、北伐を開始。魏を攻めんと祁山に出陣した。まず安定、安南の両城を攻め落とし
Author: 写真·文 魯忠民 Year 2007 Issue 5 PDF HTML