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Your search : [ author:写真·文 任兆曇(レンチャオユン)] Total 488 Search Results,Processed in 0.080 second(s)
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441. 歴史を伝える潮州古城
潮州古城の東門外にある広済橋は全長518メートル、俗に湘子橋(チアオ)とも呼ばれ、趙州橋(チアオ)(河北省)、洛陽橋(チアオ)(河南省)、盧溝橋(チアオ)(北京市)とともに中国四大古橋と称される。宋代の乾道(かんこう)7年(1171年)に建造が始まった。この橋は初めは浮き橋だったが、後に両岸から少しずつ石を積んだ低い橋脚を築き、浮き橋を渡して安定させた。明(みん)代の正德(しょうこく)8年(151
Author: 写真·文 郭実(クオシー) Year 1998 Issue 7 PDF HTML
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442. 金色に映える梅里雪山を見る
中甸をたち、車は徳欽県に向かった。徳欽は迪慶州の一番北部にある県で、チベットと境を接している。白茫、梅里の二大雪山があり、とうとうたる瀾滄江と金沙江が山あいを流れている。雲南―チベット自動車道路を走りながら、わたしは自由に通行できるようになった天険の美しさと険しさを心ゆくまで観賞した。北へ行けば行くほど、山は雄大になり、変化に富んでくる。車が山頂に至ると、眼前に雲が棚引き、眼下は底知れぬほどの深い
Author: 写真 文·劉東平 胡婭華 Year 1999 Issue 4 PDF HTML
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443. 雲南省片馬鎮 民族の誇り受け継ぐ国境の町
片馬鎮は雲南省リースー(傈傈)族自治州の州都六庫から西北へ約九十キロ、ミャンマーとの国境近くにある。早朝、六庫を発った私たちは海抜三〇〇〇メートル以上の風雪埡口という峠を越え、夕方近くなってようやく片馬鎮にたどり着いた。抗英戦争の記憶中国とミャンマーの国境に立って西の方角を眺めてみると、ミャンマーの森や川、そして村落が見える。私はその風景を見つめながら、列強諸国に対するわが国の抵抗の歴史を振り返っ
Author: 写真 文·劉東平 董建華 Year 2000 Issue 5 PDF HTML
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444. パンダが教えてくれたこと
略歴:1962年6月生まれ。95~97年、北京大学留学。帰国後度々中国を訪れ、主に少数民族の写真を中心に撮影活動を続ける。現在は東京·北京在住。中国芸術研究院影視培訓中心顧問。本誌99年〈人·緑·花〉国際写真コンテスト1位入賞。私は、日本で雑誌などを中心に仕事をするカメラマンをしていましたが、自分自身を表現した作品を撮る「写真家」への転身をめざし、昨年二月から、長期旅行で中国を訪れていました。大志
Author: 写真 文·佐渡多真子 Year 2000 Issue 7 PDF HTML
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445. 大連「国際ファッション祭」にわく街
中国北方の国際都市·大連が、今年もファッションの祭典にわいた。第十三回を迎えた「大連国際ファッション祭」である。にぎやかな祭典のもようとアパレル(服飾)産業の実態について、現地を訪れ取材した。「新世紀、新大連」―。大連国際ファッション祭の開幕式は、スローガンをそう高らかにうたいあげた。今世紀初となる開催に、大連の新たな思いが込められたものだ。式典が行われた市内の人民スタジアムは、六万人の市民や観光
Author: 写真·文 小林さゆり Year 2001 Issue 12 PDF HTML
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446. 歴史と文化の宝庫陝西省へ
中国内陸部の陝西省は、黄河の中流に位置し、古代の中国文化の発祥地である。面積二十万五千六百平方キロ、人口三千六百万人。省都の古都·西安は、世界でも有名なシルクロードの出発点で、ローマやカイロ、アテネと並び、「世界の四大古都」と称されている。中華民族五千年の歴史において、周、秦、漢、唐など十三の王朝の都が陝西省に置かれ、その歴史は合わせて千年あまりにも上る。悠久の歴史と、輝かしい文化により、さまざま
Author: 写真 文·陝西省旅遊局 Year 2002 Issue 5 PDF HTML
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447. 将来の夢
彼らとの出会いで、私の人生は変わったのかもしれない。北京に来て最初に知り合ったこの二人は、電話番号をメモするのを見たことがないほど記憶力がよく、毎朝六時から勉強を始めるほど勤勉で、そして、いつでも、友達や家族を大切にする、びっくりするほどに優秀な人たちだった。北京大学の英語学部に通っていた二人は、「一生懸命勉強して、いつか外国に留学するのが夢」とよく話していた。あれから何年たっただろう。公費留学生
Author: 写真/文 佐渡多真子 Year 2003 Issue 1 PDF HTML
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448. 焼きいも売り
ある日、バスの窓からこの焼きいも売りのおじさんを見つけた。子どもを背負ってゆったりと自転車をこぐ姿がほほ笑ましくて、次の停留所でバスを降りると、私は街の中を走っておじさんを追いかけていた。彼に追いついて、そして三十メートルほど先に行ったところで、カメラを向けた。自転車と競争していた私の姿がおかしかったからか、おじさんは期待以上の笑顔で応えてくれた。北京で写真を撮っていて感じることがある。中国の人は
Author: 写真/文 佐渡多真子 Year 2003 Issue 2 PDF HTML
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449. ペットブーム
北京の街で見かける動物といえば、数年前まで、食用にされるウサギやタヌキくらいだった。ところがペットブームの到来で、最近は街のあちこちで愛玩用の動物に出会う。それが動物たちにとって幸せなことかどうかはわからないが、私はとても嬉しい。動物たちが考えていることはおそらく、食べる、寝る、子孫を残す、の三つくらいだと思う。けれども人は、もう少し複雑な世界に生きていて、思い悩むこともそれだけ多くなっていく。そ
Author: 写真/文 佐渡多真子 Year 2003 Issue 4 PDF HTML
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450. マネキン キッス
私は、人形が部屋においてあると、怖くて夜トイレに行けない子供だった。大人になって、さすがにトイレを我慢することはなくなったが、今でも、人形には魂や感情があるのかなと思っている。突然動き出したら、驚いてひっくり返ってしまうかもしれないけれど、そんな世界を想像すると、スリリングで楽しい。おとぎ話では、人間になろうとした人形たちはみな、人形の世界から破門されてしまう。人も、自分たちの村から他の世界に飛び
Author: 写真/文 佐渡多真子 Year 2003 Issue 5 PDF HTML