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Your search : [ author:戴徳忠 え·魯忠民] Total 40 Search Results,Processed in 0.109 second(s)
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31. 河西回廊を走る嘉峪関
山に囲まれた「長廊」烏鞘嶺(うしようれい)を越えると、列車のスピードが上がった。車輪の音は高山から流れ落ちる滝のようにけたたましい。まもなく列車は河西回廊に入った。世界にその名を知られているところだ。窓越しに眺める遠方の祁連(きれん)山脈は山頂に雪を頂いて、西へ西へと続き壮観だ。沿線の両側はゴビ砂漠、木も村もない。河西回廊は黄河の西側という意味で、東の起点は烏鞘嶺、西端は甘粛省と新疆ウイグル自治区
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 8 PDF HTML
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32. 砂漠に入る(上)
どこまでも続く黄砂列車は嘉峪関駅を出ると約一時間で、甘粛省最西端の柳園駅に着いた。ここから西は新疆ウイグル自治区。有名な陽関や玉門関遺跡、敦煌の莫高窟へ通じる乗り換え駅として柳園駅は世界的によく知られている。窓外は依然、一望千里の砂漠だ。車内から古典の名曲「陽関三畳」が流れてきた。哀調を帯びた音楽を聞きながら荒涼たる大砂漠を眺めていると、なんだかもの悲しくなってくる。陽関と玉門関は、古代シルクロー
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 9 PDF HTML
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33. 北疆鉄道に沿って
吊り上げられた大橋ウルムチでの取材は終わった。北疆鉄道公司の牛保同さんの案内で、私と馮君はジープに乗り変え、北疆鉄道に沿ってさらに西へと旅を続ける。北疆鉄道は東のウルムチから、西の中ソ国境上にあるアラ山口まで、全長四百五十七キロ。途中、昌吉(チヤンジ)、瑪納斯(マナス)、石河子(シーホーツ)、奎屯(クイトウン)、独山子(マイタグ)、烏蘇(ウスウ)、精(ジン)河を経由していく。鉄道が走る北疆地区は、
Author: 本誌·戴徳忠 Year 1991 Issue 12 PDF HTML
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34. 7 新疆 カシガル 早わかりマップ
わたくし、姓は孫、名は悟空、人呼んでスーパー·モンキーと発します。好評につき、カラーページに昇格!読者のみなさまの暖かいご支持により、イラストガイドにカラーページが加わったのであります。うん、気分いいですナ。わたくし、もってガイド冥利に尽きるということで、絵師の魯忠民同志ともども、いっそうの御奉仕に、これつとめます!カシガルは、パミール高原のふもと。シルクロードは、ここで西と南に分かれ、パミールの
Author: 構成·え 魯忠民 ガイド 孫悟空 Year 1989 Issue 1 PDF HTML
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35. 新疆 タシコルガン
わたくし、姓は孫、名は悟空、人呼んでスーパーモンキーと発します。シルクロードの旅も大づめに近づきました。タシコルガン。クンジラプ峠を越えれば、そう、先はパキスタン。中国国境内最後の町が、ここタシコルガンです。タシコルガン·タジク自治県。カシガルから二八〇キロメートルほど、海抜三七〇〇メートル。お国の富士山は、三七七六メートルですから、富士山の頂上にも近い高さでしょうか。一帯はすでに“世界の屋根”·
Author: 構成·え 魯忠民 ガイド 孫悟空 Year 1989 Issue 2 PDF HTML
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36. じわりと変わる日本語教育
中国の大学で、日本語学習に変化が起こっている。 日本語を学ぶ人が増えているだけではない。これまでのように、日本文学や語学を中心にした教育から、日本の社会や経済、文化など、「日本そのもの」を教えるようになってきている。 日本のアニメや漫画、流行の日本文化が、多くの学生の日本語を学ぶきっかけになっている。日本語ができれば就職に有利だというのも、学生にとってのメリットだ。
Author: 戴徳忠=文 劉世昭=写真 Year 2004 Issue 8 PDF HTML
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37. 太湖を見るなら無錫
蠡園蠡園は蠡湖(太湖の一部、春秋時代、越の范蠡が西施と舟を浮かべた)の名をとった。広さは6ヘクタール、北部分は石を雲の姿に積み、東は長廊下が湖に臨み、背後の壁には蘇軾等の墨跡が刻まれている。鼋頭渚公園鼋頭渚は太湖に突き出た半島であり、びょうぼうたる湖と、遥に七十二峰を望む絶好の場所である。広さは130ヘクタール、自然の中に人工を配し、鼋頭、澄瀾堂、光明頂、三山などに分かれている。恵山泥人形昔から恵
Author: 資料提供 裘明仁 陸炳栄 編集 劉東平 え·魯忠民 Year 1996 Issue 3 PDF HTML
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38. マイカー時代の到来を占う
ここ数年、生活水準の向上につれて、「自転車王国」中国の人々も二輪車に満足できなくなり、自家用車への憧れが一段と強くなった。大多数のサラリーマンは、マイカーなんて遠い夢だと思いながらも、市場経済の波に乗って真っ先に豊かになった少数の富裕層がさっそうとマイカーを走らせているのを見て、何となく穏やかでない気持ちになっている。 自動車工業振興策の登場はくすぶる自動車熱に火をつけた感があるが、同時に社会生活
Author: 写真·馮進 呉建康 潘耀武 文·戴徳忠 Year 1996 Issue 6 PDF HTML
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39. 太原が誇る歴史の遣産
今回の太原を訪ねる旅は、ちょうど山西省の太原から旧関に至る高速道路が全線開通したところだったので、北京から山西ハイウェーバス公司の空調、テレビ、トイレつきデラックスバスに乗って、およそ六時間ほどの行程だった。気持ち良い、のどかな旅になって、しかも時間は半分に短縮された。晋祠三絶(三つの見所)太原という古い町は、紀元前五世紀頃に古代晋国の都として栄え、二五〇〇年の歴史がある。晋国の古い都を訪ねたから
Author: 文·劉東平 写真·戴徳忠 劉東平 Year 1997 Issue 1 PDF HTML
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40. 目標達成には何が鍵となるか
今年、第8期全国人民代表大会第4回会議は、国民経済と社会発展に関する第九次五カ年計画(1996~2000年)及び2010年長期目標計画を採択したが、これは中国が21世紀にかけて目論む発展の道筋を示す壮大な青写真である。この目標を達成すれば、中国の生産力と総合国力は新しい段階に入り、世界経済に占めるウエートが一段と高くなるだろう。
Author: 出席者 蘇寧 郭樹清 司会 戴徳忠(本誌記者) 写真 王衆記 Year 1996 Issue 9 PDF HTML