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Your search : [ author:写真 狄華] Total 3449 Search Results,Processed in 0.116 second(s)
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31. 食文化の旅 秦淮河風味の小吃
南京市内を流れる秦淮河は、遠く秦の時代に開削された運河。江南の貴族文化が欄熟した六朝の時代(三世紀初め~六世紀終わり)から、その両岸に高殿や酒楼が軒を並べ、明清の時代(十四世紀半ば~二十世紀初め)になってさらに栄えた。いまも南京で指折りの繁華街として、正月や節句には三十万入からの入出で賑わう。中でも夫子廟地区は、食文化の中心ともいうべきところρ古い歴史を誇る料亭、茶荘、酒楼、小吃(一品料理)店など
Author: 写真·文狄華 Year 1992 Issue 1 PDF HTML
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32. 北京で味わえる地方料理東坡肉(浙江料理)
浙江省の料理としてよく知られているのが、この東城肉です。すでに900年以一f”の歴史をもつ名物料理。宋代の大文豪、蘇東披に由来する料理でもあります。左遷させられて杭州の地方官となった蘇東士皮は、西湖にf.手を築いて農地にかんがいし、人々に幸福をもたらしました。ある日、豚肉と紹興酒を贈られた東城は、家人にこれを料理して労働者に届けるよう言いつけます。家人は肉と酒を一緒に料理するものだと思って作ったと
Author: 写真·文 狄華 Year 1992 Issue 6 PDF HTML
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33. 武昌の魚料理
誰でもょく知っている武昌魚。毛沢東が「長沙の水を飲み、武昌の魚を食べる」と詩に詠んだところから名を馳せるようになった。誰もが一度は食べてみたいと思う魚だ。武昌魚の名は千七百年以上も前の古書にも載っている。昔も今も、多くの詩人墨客が詩に詠んでほめたたえている魚である。学名は妨魚(トガリヒラウォ)。湖北省武昌の梁子湖でとれる。この湖と長江の間に短い川があるが、毎年秋になると、湖の魚は湖水とともに長江に
Author: 写真·文 狄華 Year 1992 Issue 7 PDF HTML
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34. 砲丸投げの黄志紅さん
黄志紅さんは、ことし二十七歳。中国人として、またアジア人として、世界の砲丸投げで輝しい成績を上げた”姑娘”だ。八九年の世界室内陸上選手権、そして九一年に東京で開かれた陸上の世界選手権で、砲丸投げの女子チャンピオンになっている。欧米人と比べ、体力的に劣るといわれる中国人。砲丸投げなど、力の要る種目ではかなうはずがない、というのが大方の見方だったが、持ち前の忍耐強さを発揮して苛酷な練習を克服、アジアの
Author: 文·写真 狄華 Year 1992 Issue 7 PDF HTML
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35. 曲阜の孔府菜
最近私は、孔子のふるさと山東省曲阜を訪れ、孔府菜IIすなわち孔子の家に代々伝わってきた料理を賞味したばかりか、孔子第七十七代の孫娘である孔徳愁(こう·とくぼう)さんとそのこ子思の何達さんから、孔府菜の話をいろいろうかがつという幸運に恵まれた。孔府菜研究会の名誉主席であり、ご自身が美食家でもある孔さんのお話は、料理同様に含蓄に富んだものであった。「食(めし)は精(しらげー白い)なるを厭(いと)わず、
Author: 写真·文 狄華 Year 1992 Issue 9 PDF HTML
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36. 北京で味わえる地方料理=風味羊腿(内蒙古)
成吉思汗酒家北京市朝陽区亮馬橋電話(47)1641元朝のジンギスカン大帝は、いまの北京に都を置きましたが、北京に残るその遺跡は、ほとんど見られなくな?てしまいました。それでも、蒙古族の料理は北京の人にとって、いまでも忘れられないものなのです。蒙古族風味の料理を味わいたいと思う方は、今月ご紹介する成吉思汗(ジンギスカン)酒家に行かれるとよいでしょう。このノストランは蒙古族の住居、包(パオ)を思わせる
Author: 文·写真 狄華 Year 1992 Issue 9 PDF HTML
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37. 成都のうまいもの
四川省の成都市内を歩けば、表通りも裏通りも、たべもの屋がいっぱい。食い倒れかどうかは知らないが、食い道楽で、食通の町だ。朝は、まだ暗いうちから「油条」「油餅」「豆腐脳」「炸糕」「豆漿」などを担いで売りあるく声がする。声が家の前に来るのを待ってさえいれば、安くておいしいできたての朝ごはんが食べられる町。夜は、人が寝静まったあとには、「五香豆腐乾……」「塩炒花生米……」と、調子をつけた売り声が近づいて
Author: 文·写真 狄華 Year 1993 Issue 1 PDF HTML
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38. 文殊院の精進料理
四川省成都市のほぼ中心にある古刹文殊院は、市内の仏教徒がよくおまいりに行く寺で、ここの精進料理がすばらしいと聞いたので訪ねてみた。農暦のついたちと十五日が小節という特別の日で、仏前のお供えものもいつもとはちがう。行ったのがたまたま十五日で、ご住職からいろいろとお話をうかがうことができた。早朝の勤行を終えた僧が、お供えをのせた盆を捧げて厨房から出てきた。花形に切ったトマト、なすの細切りいため、きくら
Author: 文·写真 狄華 Year 1993 Issue 2 PDF HTML
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39. 酒なくば席を成さず
中国では各地の料理店の名に「酒」の字のついているものが多い。食は広州に在りといわれる広州でも、最高級のレストランは花園大酒店、中国大酒店……。天府の国四川でも、羊城酒家、重慶酒家……といったぐあい。北方でもナニナニ酒楼、酒店、酒家の看板が多い。酒を主にあきなう店かと思うが、じつはみな料理店なのだ。食王国の中国では美食には美酒がつきもので、酒がなければ宴席は成立しない。酒は古代主として祭祀用だった。
Author: 文·写真 狄華 Year 1993 Issue 4 PDF HTML
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40. 海螺溝
中国で最大級の氷の滝が、四川省の西部、甘孜(ガンズー)チベット族自治州の瀘定(ルーディン)県にある。その土地の名を海螺溝(ハイルオゴウ)という。貢嘎山(ミニヤ·コンガ、海抜7556メートル)の東のふもと、海抜1000メートルの大渡河から海抜3000メートルのこの海螺溝に至る一帯は、氷河と原始林が交互に共生し、湯量たっぷりの温泉も出るという、すばらしい風景区だ。亜熱帯から寒帯に至る野生植物は2500
Author: 写真·文 狄華 Year 1993 Issue 5 PDF HTML