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Your search : [ author:泉 京鹿=文
北京在住の日本人ライター·翻訳家] Total 65 Search Results,Processed in 0.172 second(s)
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21. 「祖国のために」と、今、創作に心血を注ぐ雌伏30年の女流画家。
「鬼籍に入る日が近づいた今、身を入れてたくさんの作品を描いて、祖国、そして祖国の人びとに差し上げたいと思っております」数奇な運命にもてあそばれるが、この人のように強じんな精神力と、絵に対する限りない追求と愛をもって自己の人生を歩んできた人は少ない。自ら言われるように、七十六歳を迎えた華僑の李青萍さんは毎日、カンバスに向かう、精力的に。湖北省江陵県の生まれで、幼いころから父について絵を学ぶ。一九三七
Author: 写真 黄発泉 Year 1987 Issue 2 PDF HTML
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22. 十五年 三〇〇キロの旅をして里帰り ふしぎな亀クンのお話
『浦島太郎』に『兎と亀』とくれば、最近の子供はいざ知らず、たいていの日本人にとっては、忘れられないなつかしい“オハナシ”ではないでしょうか。ここでは、中国版『ふしぎな亀の物語』をご披露しましょう。上の写真の主、焦秀金さん(53歳)は、湖北省石首市小河区楊廟村の人。私塾で勉強していた十三歳のとき、この亀を拾いました。以来、影の形に添うごとくといいますか、塾への行き帰りにもポケットに亀クンをしのばせて
Author: 写真 黄発泉 Year 1988 Issue 1 PDF HTML
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24. 大気圏外を飛んだ初めての中国人。中国茶で宇宙の旅を満喫。
趙紫陽総理に贈られた五星紅旗は、大気圏外を旅してきたものである。アメリカ籍中国人で科学者·宇宙飛行士の王赣駿博士が中国人としてはじめて大気圏外飛行に飛び立った際、博士に“同行”した。王博士が乗ったスペース·シャトル「チャレンジャー号」が発射されたのは、今年四月二十九日のこと。大任をはたした王博士は、このほど航天工業部(宇宙航空工業省)の招きで生まれ故郷の中国を訪れた。王赣駿博士は、一九四〇年の生ま
Author: 写真 謝豊泉 Year 1985 Issue 10 PDF HTML
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25. 毛主席の著作を学ぶ12人のおばあさん
明るい陽光が窓から射しこんでいる。ここは中国北部の農家の一室である。一二人のおばあさんが赤い革命の宝の本を手にし、毛主席の肖像の前に立ちていねいに頭をさげ、毛主席の長寿をいのり、〈東方紅〉を歌う、それが終わると、オンドルの上に、車座になって学習がはじまる。おばあさんたちは声をそろえて、輝かしい著作「人民に奉仕する」を大きな声で朗唱する。みんな一字ももらさず暗唱している。ついで毛主席の最新の指示を学
Author: 王泉(ワンチワン) Year 1968 Issue 4 PDF HTML
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26. 毛主席の子供たちを守りとどけて
一九三〇年、秋の深まった湖南省長沙県にある飄峰山のカエデの葉は、天をこがす炎のように赤く色づき、それはまた、大空のかなたに舞いあがった烈士の忠魂を思わせました。村びとたちは、たぎり立つ悲憤を胸に、同志であり、友である楊開慧をあつく葬ったあと、母親とともに国民党匪賊に監獄につながれた岸英ちゃんが、無事にもどって来るのを待ち望んでいました。そんなある日、とうとう岸英ちゃんがもどって来ました。敵は、子供
Author: 李崇徳 え·龐希泉 Year 1978 Issue 5 PDF HTML
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27. 山の渡し場(中)
山の古い渡し場である。船頭の息子は、最後の客二人が乗りこんだので、舟をもやった鎖をほどいた。揺れが激しくなった。船頭はきせるをはたいて帯にはさむと、皆に向かって胸の前でにぎりこぶしを重ねる旧式のおじぎをした。「申し訳ないが、今日はこの大水だ、向こうへ着いたら戻れない、それに今日は船頭が二人だ、悪いけれど五角(〇·五元)もらうよ」「五角!」「五角?」乗客は目をまるくした。軍人だけが、さっと胸ポケット
Author: ●映泉●え 楊力舟 Year 1986 Issue 6 PDF HTML
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28. 信仰が拓く神なる山への道
アリ地区。チベット最西部、平均海抜四千五百メートルに位置し、「世界の屋根の屋根」と呼ばれる。地球上で最も勇壮なヒマラヤ山脈、ガンディセ山脈、カラコラム山脈に囲まれた地域で、荒涼とした極地の雰囲気があり、最後の秘境の一つとも言われる。ラサからアリ地区へ行くには三ルートあり、最短ルートでも千六百キロの道のりだ。北ルートは、チベット北部草原を横切り、道のりは果てしなく、道行く人は少ない。中ルートは、シガ
Author: 李建泉=文·写真 Year 2003 Issue 12 PDF HTML
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29. 山の渡し場(下)
急に増水した山奥の谷で、客八人、船頭二人の乗った渡し舟が、激流におし流されて、ずっと下流の対岸の岩に衝突した。そこは、谷に流れこむ小川があって、いつもは小さい渦をみせている場所だ。すぐ下流に危険な瀬が始まり、その先はダムにせき止められて、大きな淵になっている。いまは、増水した本流と小川の水がせめぎ合って、ここは大渦が巻いている。岩角が船底のまん中にくい込んだ衝撃で、かじから手を離した船頭は、舟の横
Author: 映泉 え 楊力舟 Year 1986 Issue 7 PDF HTML
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30. いま中国で何が 読まれているか
Author: 泉京鹿 高原=文 和泉日実子 楊振生=写真 Year 2010 Issue 2 PDF HTML