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Your search : [ author:本誌·丘桓興
写真·任仲] Total 29 Search Results,Processed in 0.101 second(s)
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21. 書林
北京の書店考古書店王府井大街の北端に位置している。楊霊山支配人は経営をはじめた経緯を次のように振り返る。中国は悠久な歴史があるだけに遺跡やそこから出土する文化財が非常に豊富だが、考古学専門書店がなかったため、研究者や古書の愛好家たちはいくつもの書店を渡り歩かざるをえず、必要な本を見付けるのは非常に難しかった。そこで一九九五年七月、中国社会科学院考古研究所は大通りに面した一等地に、売り場面積約二百平
Author: 本誌·丘桓興 Year 1999 Issue 7 PDF HTML
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22. 書林
北京の書店商務印書館読者服務部北京随一の繁華街、王府井大街にある。辞書類、大学生向けの外国語教材、注釈付きの外国文学作品や、政治、哲学、経済、歴史、地理などの分野の約千六百種類の図書を取り揃えている。いずれも同館から刊行されたものばかりだ。店員の王林さんによると、一九八二年二月の開店当初、海外の思想や文化を吸収しようという意欲に燃える人たちが商務印書館から刊行された関連の翻訳書を求めて殺到したため
Author: 本誌·丘桓興 Year 1999 Issue 9 PDF HTML
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23. 中越国境の二つの都市へ海運の防城港と貿易の東興
北海市の取材を終えた私たちは、直線距離にして約三百キロ西の防城港市に移動した。防城港は、広西チワン(壮)族自治区で最大の港だと聞いた。埠頭では三隻の船が荷役中。うち一隻は外国船で、鉱石を下ろしていた。沖の方に、これから入港しようとする船が一隻見えた。港の南区では九、十号バースが建設中で、岸壁でも海上でも機械が轟音を上げていた。港湾管理局の話によると、防城港の海運は一九六八年三月から始まった、という
Author: 本誌·丘桓興 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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24. 書林
〈北京の書店〉中国書店書画、印鑑、骨とうの街として古い伝統を誇り、大勢の日本人観光客が足を運ぶ、瑠璃廠文化街にある。古本の買い入れと販売のほか、書籍出版も手がける中国最初の総合的古書専門店である。開業したのは一九五二年。瑠璃廠にある本社と読者サービス部、邃雅斎書店、古籍書店、来薫閣書店、松筠閣書店、海王村古旧書店のほか、市内の主な繁華街に十二の支店を設けている。中国書店はこれまで、散逸していた歴代
Author: 本誌·丘桓興 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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25. 書林
北京の書店地球村書店五年前に中国外文出版グループが開いた。西城区の百万荘路にある。「地球村」という言葉は、世界の人々が力を合わせて環境を保護し、地球を守ろうといった文脈で用いられる場合が多い。同書店がオープンしたのは、ちょうど街頭に屋台式の本屋が続々と現れていた時期で、こういった本屋には良識ある人々のひんしゅくを買うような本も沢山並んでいた。「地球村書店」の名前には、低俗、悪質な図書による心の汚染
Author: 本誌·丘桓興 Year 1999 Issue 12 PDF HTML
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26. 国と人民に貢献する民主党派の力
中国には、共産党以外に八つの政党(※注参照)があるのをご存知だろうか。民主党派と総称されるこれらの政党と共産党との間には「長期共存、相互監督、肝胆相照らし、栄辱を共にする」との方針が貫かれている。国や地方の各レベルにおいて、政治的な課題について協議し、その執行を民主的に監督し、政治に参画する。これが共産党と各党派から成る人民政治協商会議の主な役割だ。では、民主党派に属する人々は、具体的にどのように
Author: 本誌·丘桓興 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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27. 庶民と行政を結ぶ人々
第九期全国政治協商会議第三回会議が三月三日から十一日にかけ、北京で開かれた。人民の団結、民主、そして具体的で実質的な成果を求めようという熱気が、議場の中だけでなく、その周囲にも満ちあふれた。中国の知恵袋三日午後に開かれた大会開幕式。出席した委員の数を示す電光掲示板に「2000」の字が映し出されると、会場からどっと笑い声が起こった。期せずして出席者数と西暦が重なり、新しいミレニアムの始まりに開かれる
Author: 本誌·丘桓興 Year 2000 Issue 7 PDF HTML
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28. 未来に触れる扉が開いた―中国科学技術館新館オープン
今年の四月末、北京市北三環中路一号に中国科学技術館の新館がオープンした。直後のメーデーの連休には、多彩な科学の世界を一目見てみようと多くの参観者が詰めかけ、連日入場の順番を待つ人の長い列ができた。同館によると、入場者はオープンからわずか八日間で十五万人を超えたとのこと。とりわけ、子供や若者たちの姿が目立ったそうだ。中国科学技術館は国立の総合的科学文化施設で、敷地面積五·八ヘクタール、全ての建物の延
Author: 本誌·丘桓興 Year 2000 Issue 11 PDF HTML
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29. 貧困よ、さようなら―寧夏華西村
寧夏回族自治区の政府所在地、銀川(インチュアン)市の中心から西北三十キロに「塞上明珠(サイシャンミンチュ)(辺境の真珠)」と称えられる寧夏華西村(ニンシアホアシー)がある。村はいたる所に新しく切り開かれた耕地と舗装したての道路、かんがい用の水路が目に付く。あちこちに建設中の団地は活気がみなぎっている。五部屋のれんが造りの平屋住宅が何列も整然と並んでいる。各住宅の前には庭があり、家畜小屋、トイレ、菜
Author: 本誌·丘桓興(チウファンシン) Year 1998 Issue 9 PDF HTML