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Your search : [ author:侯若虹=文 中国新聞社=写真提供] Total 74 Search Results,Processed in 0.113 second(s)
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21. 愛に貫かれた中国の「節」
参考データ 中国人の生活に息づく主な祝祭日(節句) ○春 節 (旧暦1月1日) 旧正月 ○元宵節 (旧暦1月15日) 小正月 ○端午節 (旧暦5月5日) 端午の節句 ○乞巧節 (旧暦7月7日) 七夕 ○中秋節 (旧暦8月15日) 中秋の節句 ○重陽節 (旧暦9月9日) 重陽の節句 〇元 旦 (新暦1月1日) ○立 春 (新暦2月4日) ○国際婦女節 (新暦3月
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
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22. 楽しみに変わった針仕事(ソーイング)
思い出のつまったミシン牛秀茹さんは、私にとってお姉さん的な存在である。いまでは定年退職して、社区(コミュニティー)で住民委員会の主任をしている。毎日、社区の衛生や治安維持に気を配り、住民たちの様々な問題の解決に力を貸す。社区の会議に出ることも、欠かせない仕事だ。すでに五十八歳になったが、いまでも清潔感ただよう服をまとい、落ち着いた振る舞いを保ちつづけている。彼女のベッドのそばにはいまでも、中国人な
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 5 PDF HTML
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23. 多様化する「学び」で人生豊かに
博士課程の五十六歳の学生天津大学のキャンパスで、博士課程に合格したばかりの梁鎮さんと知り合った。彼が図書館の前で、研究仲間と楽しそうに話している姿を面識のない人が見れば、教師と学生のように映るだろう。それもそのはず、五十六歳の梁さんの本職は天津商学院(市立大学)の教授で、天津大学(国立大学)での彼は最高齢の博士課程の学生なのだから。ちょうど、娘の梁潔涵さんも天津大学の二年生で、電子情報工程学院(学
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 6 PDF HTML
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24. 映像文化がもたらした喜怒哀楽
コンピューターゲーム業界は、常に激しい競争にさらされている。三十歳でゲームの営業担当の劉燕生さんは、ビジネス上の成功だけでなく、将来の生活の基礎を打ち立てることを目標にしている。緊張の一日を終え、リラックスするのに最適な場所は、自宅のリビングである。約三十平米のリビングには、ホームシアター(中国語では「家庭影院」。日本とは違い、大画面テレビをスクリーンに代用することが多い)の設備と、三十四インチの
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 7 PDF HTML
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25. メタンが変えた農村の暮らし
張秀松さん(六十一歳)は、万里の長城にほど近い、北京市延慶県八達嶺鎮裏炮村の農民である。息子二人と娘一人はすでに成人して働きに出たため、家には子育てを終えた夫婦が残った。彼の家の中庭には、都市の道端に作られた花壇のような長方形の菜園がある。菜園を囲むようにコウシンバラ、クジャクサボテン、観賞用のヒョウタンなどが植えられ、菜園にはトウガラシ、プチトマト、ピーマン、チンゲンサイなど、見た目も味も良い野
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 8 PDF HTML
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26. 我遊ぶゆえに我あり
楊曼殊ちゃんは、北京白雲路小学校の三年生。父親は郵便局員、母親は不動産管理会社の部門責任者をしている。両親はそれぞれ出張や残業が多く、娘と一緒に過ごす時間は短いが、曼殊ちゃんが友達を連れてくることもあまりない。宿題が多いだけでなく、いまどきの小学生は何かと忙しいからだ。彼女は、ピアノを毎日一時間練習している。住んでいるのは、よくあるアパートの2DK。二つある小さめの部屋は、両親が一つ、曼殊ちゃんが
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 9 PDF HTML
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27. 通勤圏の拡大が「足」を変えた
押し合う乗車、快適な乗車五十歳の蒋鴻霞さんは北京大方百貨店の店員である。北京大方百貨店は中規模なデパートで、市中心の旧市街地にある。蒋さんは通勤に一時間以上かかり、まず公共バス(トロリーバスも含む)に乗って地下鉄の駅まで行き、その後地下鉄に乗り換えて市中心へ行き、最後に徒歩十分で勤め先に到着する。北京では蒋さんのように、通勤に毎日一、二時間かかる人は珍しくない。いかなる都市でも、公共バスは外出時の
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 10 PDF HTML
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28. 癒しと発展をつなぐ農村観光
美しい白洋淀何群征さん(六十五歳)は河北省白洋淀王家寨の人である。白洋淀に住む多くの人々と同じように、魚を捕ることが数十年来の生活の全てだった。だが近頃はもう魚を捕らず、毎日木製の小船に往来する観光客を乗せ、白洋淀の葦の間を行き交う。何さんにとって白洋淀はこの世で最も美しい場所だ。春には、もえぎ色の葦が伸び始め、小高いところに立つと、縦横に走る水路や大小形も様々な沼が見渡せる。夏には、葦が人の背よ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2004 Issue 11 PDF HTML
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29. 山に林を取り戻そう
何雲華さん(三十八歳)は、雲南省の鶴慶県黄坪郷新坪村の農民である。二人の子どもを持ち、両親と同居していて、隣の家には兄夫婦が住む。昨年、家の表門を一万元以上(一元は約十三円)はたいて新しくし、絵が描かれたタイルを飾った立派なものにした。この貧しい山村で一万元といったら大金だ。何さんの庭のあちこちには、収穫したばかりのトウモロコシが干してある。家の中には、飼料用に挽いたトウモロコシの粉が積んである。
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 1 PDF HTML
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30. 吾(われ)、六十にして人生楽しむ
様々な老後生活北京林業大学の行政管理部の幹部であった劉雲普さん(六十八歳)は、数年前に定年退職した。妻の張さんは一歳年下で、青海省地質鉱産局の技師だったが、やはり定年退職している。一人娘は林業大学の図書館に勤めている。劉さん夫妻は現在、簡素だが規則正しい生活を送っている。買い物や食事の支度などのほかは、気功や太極拳をしたり、書道や絵を描いたりすることが生活の主になっている。二人は毎週二日、連れ立っ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 2 PDF HTML