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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.088 second(s)
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2921. 同心円状に広がる市街地
海外から帰ってきた友人が北京を一回りして言った。「北京は巨大な工事現場になったなあ」。彼は欧米を周遊してきたばかりで、世界で最も変化の大きい都市はベルリン、上海、そして北京だろうと言っていた。彼によると、ベルリンは今、再建の只中にあり、ヨーロッパの巨大工事現場であるという。意気込みにあふれた都市、上海は、十~二十年のうちにアジアの経済や金融、商業、貿易、水上運輸、情報の中心地になる予定。上海は中国
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2006 Issue 12 PDF HTML
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2922. 漁民にとって禁漁は喜?憂?
舟の上の暮らし湖北省出身の楊老三さん(四十歳)は十数年にわたり、湖南省北部の洞庭湖で魚を捕って暮らしてきた。家は湖南省岳陽市の漁港の近くに泊まっている舟の上。二十艘余りの舟が寄り集まって泊まり、各舟に漁民の家族が住んでいる。舟と舟の間には渡り板が架かっている。楊さんが自宅にしている舟は長さ二十メートル、幅五メートルほどで、部屋の広さは十数平方メートル。部屋の中では娘さんがテレビを見ていた。テレビの
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 1 PDF HTML
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2923. 友好に生涯をささげた二人の日本人
宇都宮徳馬と西園寺公一―両氏はともにその生涯をかけ、日本と中国の友好のために奮闘した。奇しくも二人は、一九〇六年生まれ。生誕百年を迎えた昨年の十一月八日、北京の人民大会堂河北庁で、両氏を記念する集会が中日友好協会と日中友好協会の共同主催で開催された。集会には、唐家璇国務委員や宋健中日友好協会会長、野中広務元官房長官、平山郁夫日中友好協会会長、宇都宮、西園寺両家の親族、全国都道府県の日中友好協会会長
Author: 横堀克己=文 于明新=写真 Year 2007 Issue 1 PDF HTML
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2924. 静かに広がる「国学」ブーム
中国でいま、「国学」が見直され、静かなブームを呼んでいる。「国学」とは、孔子、孟子だけでなく中国の伝統的な思想や文化、学術のすべてを含んでいる。 いま、なぜ「国学」なのか。 生活にゆとりが出てきて、人々が伝統文化の精髄を吸収したいと思い始めたこともあろう。また、市場経済の発展につれて、一部には金銭万能主義が生まれ、商業道徳の堕落が大きな社会問題になってきた。国民の資質や公徳心を高め、社会の空気を浄
Author: 丘桓興=文 楊振生=写真 Year 2007 Issue 1 PDF HTML
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2925. 都市の底辺支える農民工たち
高層ビルや高速道路の建設ラッシュが続く中国の大都会。その建設現場で働いているのは、ほとんどが農村から出稼ぎに来た人々である。 都市住民の生活は、日増しに豊かになっている。レストランや美容室などのサービス業も発展したが、そこで働く人々も大多数が農村から出てきた人たちだ。
Author: 侯若虹=文 劉世昭=写真 Year 2007 Issue 3 PDF HTML
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2926. 賛否のなかを電動自転車が走る
快速便利な庶民の「足」趙慧梅さん(三十八歳)は毎日、青色の電動自転車を利用して小学校六年生の娘を送り迎えしている。娘が小学校に入学したその日から、雨の日も風の日も自転車で送り迎えを続けてきた。学校から家までは自転車で三十分。そんなに遠くはないが、路上は車や人が多いため、一人で通学させるのは心配なのだという。「送り迎えをするのは一苦労ですが、安心できます」と趙さんは話す。娘は母親と変わらないぐらいに
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2007 Issue 3 PDF HTML
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2927. 囲碁サロン「天地間」
対局の場所を求めて西原口晃さんは二〇〇五年十月、駐在員として北京へやってきた。北京に赴任してから、仕事も生活もすべて順調だが、ひとつだけ残念に思うことがあった。それは囲碁を打つ適当な場所がないことだった。東京にいたころは、会社の近くに囲碁を打つ場所がいくつかあった。日本棋院の施設には毎日たくさんの愛好者が集まり、対局していた。しかし北京では、囲碁を打ちたいと思っても、会社のクラブか自宅しかなく、対
Author: 燕十三=文 周天=写真 Year 2007 Issue 4 PDF HTML
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2928. 世界チャンピオンの揺りかご
二〇〇八年北京オリンピックの到来に向けて、北京中でさまざまな準備が進められている。読者の皆様の熱い要望に応え、今月より北京オリンピックに関するレポートを連載でお届けする。 さて、まずは「世界チャンピオンの揺りかご」とたたえられる北京市什刹海体育運動学校からご紹介しよう。四人のオリンピック金メダリストを含む、二十九人の世界チャンピオンを育てたこの学校では、今何が起こっているのだろうか。(文中敬称略)
Author: 沈暁寧=文 劉世昭=写真 Year 2007 Issue 4 PDF HTML
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2929. プーアル茶で栄えた古鎮―易武
雲南省景洪市から東へおよそ百二十キロの密生した林の中に、完全な形で残る石畳の茶馬古道の一部がある。その古道の終点が、プーアル茶を生産する「六大茶山」の一つ易武である。茶によって栄えたこの古鎮が、現在、学者や探検者の注目を集めている。易武古鎮後漢の永平十二年(六九年)にその歴史が始まった易武古鎮は、シーサンパンナ·ダイ族自治州の勐臘(モンラー)県内にあり、中国とラオスの国境地帯の山間部に位置する。ダ
Author: 馮進=文 曹国忠=写真 Year 2007 Issue 4 PDF HTML
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2930. 個性のきらめくストリートダンスを王馨左さん
二十三歳の王馨左さんは、北京迅捷舞踏学校のモダンダンスの教師だ。教室では、十分に成熟したベテランの表現力を見せてくれる彼女だが、教室の外では少女のような素顔をさらけ出す。何を尋ねてもケラケラと笑ってばかりで、なかなか話が進まないのには、困ってしまった。湖南省で生まれた王馨左さんは、幼い頃から母が作ってくれた色とりどりのスカートをはいて、大人たちの前でオリジナルのダンスを披露していた。小学校を卒業し
Author: 文·高原 写真·楊振生 Year 2007 Issue 5 PDF HTML